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NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

自主的に机に向かうように

2012年02月16日 23時12分59秒 | 子ども
点数アップや志望校合格というのは何と言っても本人。
それと、ご家庭の協力のおかげがあってこその成果です。
塾というのは少しそのお手伝いを
させていただいているに過ぎません。


当教室では生徒を無駄に長く指導はしません。
集中力が持続する程度を越えた指導は
「疲れ」が残るだけです。
ですから季節の講習会でも最大4~5時間です


それでは物足りなく感じるかもしれません。
もっと勉強させて欲しい!と。

それで、実際に志望校になんとしても
合格したいと考える生徒は
「塾だと集中できるから自習させて欲しい」と
申し出てくるのですが、それは大いに結構なことです。
自らやる勉強なら何時間でも歓迎です。
(もちろんやるべきポイントはアドバイスします。)


大切なことをしっかり授業で学び
自習でそれを定着させる。
そしていずれは、家でも学習する時間を作るように
習慣としていくのが1番効果的な学習法です。


学習塾ですからもちろん、たくさん授業を受けていただくに
超したことはありませんが(笑)
無意味なまでに長時間、机に向かっていても
残念ながら力は付きません。


自主的に学習に向かう「意欲」が大事!ということです。
我々も子どもたちが自主的に机に向かえるように
日頃から心がけていかなくてはいけないと思うのです。


どうやって勉強して良いか分からない
何をやるべきか分からない

だったらまずは塾のない日に塾へ自習に行ってみよう!
そう思ってもらえると嬉しいですね。

勉強をする理由

2012年02月09日 22時51分28秒 | 子ども
「先生、どうして勉強しなくちゃいけないの?」と
子どもたちに聞かれることが多々あるのですが
いったいどうしてなのでしょうね。

教育は、やがて将来を担う子どもたちにとって
非常に重要です。教育しだいで国力アップに繋がります。
つまり国家戦略、と言っても良いと思います。


そんな答え方をするわけにはいきませんが(笑)
僕の見解は子どもたちは未来だから・・・です。

未来を担う子どもたちが楽しく元気にすごしながら
様々な体験をし、それを表現したり工夫したりして
新しいものを生み出していくのです。

そのために智恵(知恵)を付ける訓練を
学習を通じて行っているのです。

受験や定期試験というのはその間の1つのイベントに過ぎません。
途中で中だるみしないように仕掛けられているだけです。

高い目標校を目指したり、
点数を取るために学んでいるだけではないのです。


その先に何があるのかを、真剣に考えてもらえるように
子どもたちに話していこうと思っています。


何のために勉強しているの?


志望校に迷ったら・・・

2012年02月08日 22時15分54秒 | 子ども
私立高校、公立高校特色、推薦入試がそれぞれ終わりました。
中3生は残すところ3月の公立高校一般入試1つです。

この時期、中には最終志望校の選択に悩む生徒もいます。
人にどうこう言われても、最後に決めるのは自分自身です。
誰かの責任にするのではなく
最後は自分で決めてがんばって欲しいです。

もちろん相談にはいくらでものりますので
気軽に、何度でも納得いくまで話し合いましょうね。


ところで、最終志望校を決める際にポイントとなるのは
いったい何だと思いますか?

校風や噂、雰囲気などは確かに大事な要素ではありますが
正直、行ってみなくちゃわかりません。
今の高1,高2の先輩はそうだったとしても
実際の新1年生の雰囲気は入学してからでなくちゃ分かりません。


では何で判断すれば良いのでしょうか。

それは、もう1つ先の自分です。

高校を卒業する頃の自分を考えてみるのです。


「それこそわからないし、気が変わるかも知れない」
と、思うかも知れませんが何よりもそこを考えることが
自分の進路を考える上で最も重要です。

大学へ行きたい、専門学校で手に職を付けたい
部活を続けて出来れば社会人になっても続けたい など・・・

自分が「今の段階で」やりたいこと、興味のあることを
考えてもう少し先の進路まで考えるのです。

そうすればおのずと目先の進路は見えてきますから。
ぜひもう1度じっくり考えてみて下さい。

受験を経験することで得られるもの

2012年01月13日 22時14分23秒 | 子ども
1日1日が本当にあっという間に過ぎていきますね。
いよいよ明日はセンター試験と、県内も中学入試です。
みんな持っている力を最大限発揮できますように。
朝から祈りたいと思います。


入試を経験すると何だか少し大きくなったように見えます。
精神的に大きく成長するきっかけになっているのですね。
ご縁があろうとなかろうと、この点に関して言えば
無駄なことは何1つありません。

我々、講師陣も受験生を指導をさせていただきながら
パワーをもらい、そして勉強させてもらっています。
心より感謝しています。ありがとう!

生徒たちは帰るときに
「ありがとうございました!」
と、言って帰りますが
我々講師こそ「ありがとう!」ですよ。



受験を経験することで得られるものを
大切にしておいて下さいね。
みんながんばって!

日頃の良い習慣は学力に大きく影響します

2012年01月06日 23時08分51秒 | 子ども
生徒たちの中には
履いてきた靴をきちんと揃える
来たとき、帰るときにあいさつをする
使った机の上をきれいにして帰る
など、マナーがきちんと出来る子がいます。

こういう生徒は比較的学力も高めです。
たとえトップクラスでなかったにしても
社会に出れば立派にトップレベルのマナーを
身につけることが出来ると思います。


学習塾は勉強を教えるところです。
それは間違いありません。
ただ、学力やテストの点数はそういった
「気がつく」「マナーを良くしたい」など
心の部分が意外と大きく影響してきます。

空気をよむというか、雰囲気を察することが出来て
それに対応ができる能力は頭が良くないとつきません。

勉強が先か、心、生活面が先かはわかりませんが
勉強はいくらでもやれば身につきますが
習慣はかなりの時間をかけなくちゃいけません。

あいさつや、身のまわりの整理整頓などのマナーは
できるだけ小さい頃から身につけさせてあげたいですね。
それが必ず学力に繋がります。

進路変更は良いのですが・・・

2011年12月20日 23時26分25秒 | 子ども
今週末から冬休み特別講座期間に入ります。
今日もお問い合わせをいただいています。
ありがとうございます。

ニーズが人それぞれ違うのですが
ゴールはほとんど同じだったりするから不思議です。

受験に向けてこれから大事なのは
知識を増やすことよりも
得点を取ることですし
志望校によっては点数を落とさないことです。
1点、1問のミスが合否を決めてしまう。
なんて学校もあります。


ところで、この時期になって進路を大幅に変更してくる
生徒さんがいます。毎年のことですが・・・。

この時期といえば、3者面談などで
安全策を勧められるのだと思いますが
本当にそれで良いですか?

もう1回、じっくりよく考えて決めて下さいね!
大切な進路ですから。

受験生は今までの後悔を明日への希望に変えよう!

2011年11月22日 22時39分28秒 | 子ども
中学3年生から来てくれた生徒に
基本からみっちりやり直しをしていたのですが
中1,2年の頃のことを初めて聞いたかのような
リアクションですごく感動してくれました。(笑)

1,2年の頃にもっとちゃんとやっておけばよかった~
と、反省と後悔をしているのですが
まだまだこれからでも十分だよ!って僕は思います。

高校は志望する所に行けないかもしれませんが
勉強の大切さや、やればできる!ってことを今
気がついたのならそれは大きな収穫です。

何も勉強だけではありません。
「好きこそものの上手なれ」って言いますが
そのことが好きになれば必ず何だってできます。

自分の力を信じて欲しいですし
コツコツと努力して築き上げていくものを
大切にしていって欲しいと願います。


毎年、受験シーズンには本当にいろいろなことを
考えさせられます。

受験生は限界を超える!

2011年11月15日 22時25分23秒 | 子ども
毎年感じることなのですが
受験生は切羽詰まるからでしょうか
限界を超えてどんどんレベルアップしてきます。

指導者側が
「その問題はもういらないからイイよ」
と難問を除外しても
「いえ、わかりそうだから教えて下さい!」
と、食らいついてくる生徒が出てきます。

一応説明してみると
「なるほど!!」
などと言って感動して理解してきます。

できるようになったのかチェックをしてみると
やはりわかっています。
これには本当にビックリさせられます。

指導者が限界を作ってしまわないように
それから上がってきてるテンションに気づき
適切なアドバイスをしてあげたいです。

成績の良い子に多いのは・・・

2011年10月29日 22時55分48秒 | 子ども
成績の良い子どもたちの特徴を挙げると
・頭の回転が速い
・一度にいくつかのことが同時に考えられる
・記憶力がよい
・やってみようという好奇心が強い
などが挙げられます。

学習以外では
・あいさつをきちんとする
・時間を守る
・丁寧に対応する(目上の人に対する話し方ができる)
・元気(規則正しい生活をしている)
などが挙げられます。

もちろん、これらが全てではありませんし
これに当てはまらない生徒でも
成績の良い場合があります。

少し参考にしてみてください。

理解力と得点力

2011年10月14日 22時02分59秒 | 子ども
子どもの学習に対する力は大きく2つあります。
1つは理解力です。
理解力の高い子は理論や説明をすぐに理解して自分のものにします。
「応用が利く」とか利かないとかというのもこの「理解力」が
大きく関わっています。

もう1つは得点力です。
授業ではあまり理解していなかったように感じても
実際のテストでは80点や90点と高得点が取れるような子は
この「得点力が高い」と言えます。


この2つは通常、比例するように思われがちですが
しない場合も往々にしてあります。

理解が浅くても得点力が高い生徒は良い点数を取ります。
逆にすごく理解している、理解の早い生徒でも
得点力が低くてあまりかんばしくない点数になるケースがあります。


理解する力と得点する力。
どちらも同じようですが全く違うので
我々はそれに合わせて指導スタイルを考えています。

理解の速い理解力のある生徒には
ある程度練習問題をさせて得点力を上げなくちゃいけない・・・
などといった感じです。

一概にテストの点数だけでは学力が判断できないので
注意して見ていきたいと思います。