The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

木曜漫歩、ワインショップに寄りました!

2006-11-10 00:35:10 | ライフ
今週の木曜日は半日診療で、帰宅がてらに、
津S田に出来たワインショップをのぞいて見ることにしました。

その店は、皆さん御存知の大きな食材屋だった場所を、居抜で店内改造し、
Y田酒店のワインショップに化けるとの噂を聞いていた店であります。

『プRショッK』の看板は『RビンFッド』となっています!

店内に入りますと、大きなワインショップを期待していましたが、
どこかスーパーのイメージ!

そこへ、籠を抱えたカジクン登場!
昨晩に続いての御対面であります。
『イや~~!始めて来たのさ』と私が言うと・・・
『僕も始めてです』
『何、魚も売ってるんだね?』
『Y田酒店さんと魚の田Sさん、それにT内フルーツさんが共同で始めたらしいですヨ!』
『なるほど・・・知らなかった・・・』

良ーく見るとアルアル・・・奥に6畳ほど?のワインセラーがありました!
カジクンと別れてから、もちろんそこへ入ってみました。

いかにもY田酒店のT君らしい品揃えであります!
まずは、新IJ子コレクションとビオ系が入り口と横の列を占拠!
正面の列には入り口近くにイタリア、次にブルピノ、そしてボルドーと続き、
一番奥の悩ましい網掛けの鍵つきのセラーには、ルロア、DRC,ウニコなどのワイヒート垂涎のワインが鎮座していました。(ほとんど魔除け状態!)
値段設定もいろいろ・・・
中には、おお~~!!と声が出る程、コスパのイイ物もちらほら・・・

わたしとしては、もうちょっと時間が欲しいほどワイン棚には興味津々・・・
でも、客層を考えるとどうでしょう?

このシチュエーションでは、誰か、解かる人を張り付けないと、
折角のワインが勿体無いような気がします!
そのような意味では、これからの展開が愉しみですな~!

また寄らせてもらいます・・・では!!

爆弾低気圧の暗雲・・・

2006-11-09 00:10:33 | ワイン
佐呂間湖の付近で竜巻が起こったとのニュースを聞きました。
テレビの画面を見れば、そうとう惨憺たる状況のようであります。
被災地の方々には本当にお悔やみ申し上げます。

これも温暖化現象が引き金になっているのでしょうか?

仕事からの帰り道、東北地方に爆弾低気圧による注意を喚起する報道を聞きながら、
門から北上川沿いに車を飛ばし、ふと南昌山方面を見上げてみると、
暗雲に一瞬光る物が・・・雷だ!!

そういえば、 『爆弾低気圧+雷=竜巻』 の法則を今聞いたばかり・・・

わたくし、こう見えて、そっくり返って行脚していますが、
予測できない自然現象、弱いんですよね・・・

異常気象を考え合わせますと、日本のどこでも信じ難い大惨事が起こりうる事を、
忘れてはいけないと言う事でしょう!
皆さん気をつけましょう!

さて今日は、イトウゾ神父の遅い夏休みと知らずにヌッフ行脚であります。
でも、本人はカノチャンと奥様と一緒に店におりました。

イトウゾ氏、お仕事とバカンスがTwo Face様の複雑なお姿・・・
休みでも、お店が気になるんでしょ、
分かります・・・その気持ち(誰かに煎じて飲ませてみたいぞ!)

でもそれはそれ、ワインはカジクンにお願いしました。
濃厚でジャミーな煮詰めたフルーツのアローマにミネラルたっぷり!
味わいは甘く、ミディアムで、酸味の広がりに特徴があります。
南イタリーか?

とりあえず、99’物、ヨーロッパは正解!
イタリアの南部の地場かと思いましたが、
なんとピエモンテ!(北イタリー)ネッビオーロとバルベラの混醸でありました。

99’ランゲ・ロッソ ヒルバール・ペスケロ

全くもって美味しい状態!
カジクンに大感謝であります・・・またよろしく!!

明日は木曜行脚したいぞ~~~!
気持ちの良い、抜けるような秋空になってくれるでしょうか?

サンジョベーゼは好きかい?

2006-11-07 21:31:58 | ワイン
先日の『ワインとキュイジーヌ・・・』で、サンジョベーゼ100%のサン・ヴィンチェンティのスティグニャーノを開けました。

数年前に00’を買い込んでいて、カルロ・フェリーニがエノロゴと言う事もあり、
勇んで開けたわけですが、その当時はタンニンも硬く、全くのバサロ中、
表情どころか、全然果実も沈んだまま・・・

言わば、がっかりしたわけであります。

それからフォルスターの下段にしまい込んで、先日、陽の目を見た時には、
蛾が蝶になる!所謂ワインにおける、蛾蝶の法則!!
見事に開花していました。

このように、サンジョベーゼは数年の待ちで、
劇的に美味しくなる要素を持っている品種でもあります。

尚且つ味わいは素直・・・
ある意味素朴、そして果実味豊かで、料理にもよく合います。
ものによっては大柄なタンニンの壁に辟易する事もままありますが、
おしなべて、ミディアムなクラスのIGTやキャンティ・クラシコなどには、
今すぐにでも美味しく飲めて、十分に時間をかけて楽しめる逸品も見つけられます。

98’キャンティ・クラシコ・レゼルヴァ サン・ジュスト・レンテンナーノ

などはその良い例!
一緒に飲んだ上のクラスのIGTペルカルロをも凌駕する勢いでした。

さて、ボルドー的なタンニンや骨組とピノ的な酸と果実味を持ったサンジョベーゼ!
ますます飲む機会が増えるような予感がするのは、わたくしだけでしょうか?

雑踏の中を闊歩す!IN仙台

2006-11-06 21:21:49 | ライフ
3日の旗日は、我が連れ添いから息子へ託された弁当を小脇に抱え、
野球応援に仙台まで出かけました。

『絶対渡してくださいよ!』と言われたものの、
他の父母会の皆さんが、昼ご飯の準備をし始めたのにはビックリ!
なんと、選手が円座になって用意されていた物を食べ始めました。

さてこまった!

お弁当を渡すに渡せずジットリしていましたが、
気がつけば、息子が後ろに現れて、肩越しに『それ夕ご飯・・・』
息子もなんとしてもお弁当にありつきたいらしい!

試合終了後、私はK鶴新Dから仙台まで取って返し、すぐにR-ソンへ・・・
小さなボックス入りのキューブアイスを買い込み、
それでお弁当の両脇をガードします。
これで夕刻までお弁当はOK!

さて、久しぶりの中央通の雑踏の中を闊歩します!
Dイエー前のS星堂には入り、外国盤で廉価のCD買い込みました。

ドナルド・フェイゲンの『ザ・ナイト・フライ』とマイケル・オールドフィールドの『ハージェスト・リッジ』何れも懐かしいアルバムであります。

続いて明治屋を覗き、ラ・スピネッタの高騰ぶりにビックリ!
01’のスタルデリが18000円だと?
誰が買うんだろ?と首を捻りつつ、時計を見ればジャスト5時!!
青葉通り駅から仙S線に乗り、T賀Jまで踵を返し、
練習から帰った息子へ無事、念願のお弁当を渡す事が出来ました!

久しぶりの仙台行脚、なにしろ足腰疲れます!

イタリアン・スペシャル・ナイトのラインナップ!

2006-11-06 00:23:17 | ワイン
カ・デル・ボスコのファランチャコルタのロゼを皮きりに、
フリウリのヴォドヴィーヴェッチのヴィトヴスカ(地場の白品種)を一本、
そこから、00’のサンジョベーゼ100%、ブルネロ・ディ・モンタルチーノ、
そして、サンジョベーゼにボルドー品種を加えたスーパータスカンを並べ、
トリに82’ティニャネッロを据えました!

まずはラインナップは以下の通りであります↓

1999 Franciacorta Rose Ca'del Bosco

2000 Pouilly Fuisse Teroir de Vergisson Olivier Merlin-Blind-

2000 Vitovska Vodevivec Friuli

2000 Stignano San Vincenti Toscana IGT

2000 Brunello di Montalcino Castel Giocondo MG

2000 Tignanello Antinori Toscana IGT

2000 Vosne Romanee 1er Cru Domaine Bizot-Blind-

1982 Tignanello Antinori Toscana IGT

00’カステル・ジョコンドのブルネロのMGは、チョィ悪氏の現地からのお土産!!
上半身と下半身に分けて飲みました。
上半身はスタイリッシュで上澄みの涼やかなバランス!
下半身は濃密でねっとり感のある重みが、いかにもブルネロ的!
意外にも上半身に多く手が挙がりました。(皆さん淡白な性格かも?)

いずれにしても、美味しく頂きました!
チョィ悪氏には大感謝です。

会の様子と写真は、トップページの『ワインとキュイジーヌの夕べ』のバナーから、
ご覧いただけます。(来週までお待ち下さい)

それぞれのワインのコメントは後ほど・・・
ではまた!!

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11月12日 土曜日 8:00

『第103回 オテル・ド・ヤマダ』の開催であります!
熟成したシャルム・シャンベルタン!
それもクロード・デュガ、デュジャック、アルマン・ルソーが並びます。

そして垂涎のプルミエ ラヴォー・サン・ジャック!
驚異の96’クロード・デュガを始め、ドニ・モルテ、ルネ・ルクレールなどなど

登録の御仁は御油断無きようにお願いいたします。