The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

何ですか?この雪は?

2012-03-28 06:01:42 | ライフ
さっきあった震度4の地震だけでもたくさんなのに、ボタボタと降り積もる雪・・・
モウ一週間で4月になろうとしているのに、何ですか、この雪は?

フツー、この時期は『なごり雪』でしょう!
こんなに降るのはルール違反!いい加減にしてほしいものです!



ということで、明日の朝はこの雪じゃあタイヘン!でしょうから、
飲むのは控えめに・・・と出際まではそう思っていたのですが、
ケッキョク普通に飲んじゃった。

まずは、地震ですっかり意気消沈した大通りに下りて、
腹が減っては戦(いくさ)にならん、てなことで『M乃』にお邪魔・・・

『生マツモの酢の物』『たまご焼き』『帆立の甘辛煮』『鮪の山掛け』などを食べながら、
いつものパターンで、ビールを一飲み!



カラダは冷えていても、喉が乾く欲求が勝るのは余の常?・・・世の常!

地震で退散した客を尻目に、カウンター席を独占し小一時間、
腹ごしらえを致しました。

腹が満たされた所で『美N』を出て、ぼたん雪に祟られるその姿は、
さながら『八甲田山の雪中行軍』!

『天は我を見放すのか・・・』などとは言いませんが、
性懲りも無く降りしきる雪の中をアッチへ行ったりコッチへ言ったり・・・

結局ワイン飲みたさに、怖いもの見たさに、
久しぶりやの桜山のラーメン屋に向かいました。

着くなり、ホラ話のジャブをお互いカマシツツ、登場したワインは↓



ラーメン屋でチーズ盛り合わせというのもナニですが、
このお店はこれもアリなので、されかまないで、この赤ワインでブラインド・テースティング!

見てください、ナンとも熟成感溢れる色合いを呈しておりまして、
加えてトップの香気もエロティックでエキゾティックでエンシュージアスティック♪なんですね・・・

どこかにカベルネのこなれたニュアンスがありの、
またどこかには甘くスパイシーなローヌ品種のニュアンスがあります!

味わいは酸味の支えはブルゴーニュっぽく、でも一方ではシッカリとしたタンニンもある!
果実はシリアスで楽天的ではなく、食事にもいいが、それだけ飲んでもOK!

まずはヴィンテージは90年代前半で当たり!
ヨーロッパのバランスは明確で、20年熟成ならばフランスかスペインでしょ!てことになり、
どこかに漢方の香りを感じたことで、おそらくスペインはリオハでしょ!となったわけだ!

1992 エルミタ デ サン・ロレンツォ グラン・レゼルバ

ガルナッチャとカベルネの混醸とのことです!

O様にしては珍しい、ジュクジュク系の登場は、
あたかも速球派のピッチャーがナックル投げてきてオヨヨてな感じでしょう!

これだから、ブラインド止められません!