普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

安倍さん、政局のことは党員に任せ政策の発信を

2012-10-23 12:48:25 | 自民党
・安倍さんはマスコミへの露出度拡大のチャンスを活かして、政局の話より政策、国民の自民党アレルギー対策を訴えるべき・橋下さんと協力して公務員制度改革を進めるべき
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見事な与党の行動を…安倍総裁が岡田氏に反論
  自民党の安倍総裁は22日、大阪市で講演し、「(民主党の)岡田副総理らが取るべきは、見事な与党としての行動だ」と述べた。
 岡田氏が民主、自民、公明3党の党首会談の決裂について「安倍さんが見事に野党党首を演じた」と批判したことに反論したもの。安倍氏は「審議拒否とか、そんなことは一言も言っていない」とも強調し、与党の対応次第では審議に応じる可能性があることを示唆した。

 上記のような最近の報道のように安倍さんの野田首相は「近い内」の約束を守れなどの政局絡みの発言が目立つようです。
 そしてその発言に対して岡田さんなど民主党やマスコミの批判も出ています。
 私は安倍さんはそんなことより、しなければならいこと、国民に訴えねばならないことがある筈です。
 「野田さんはその約束を守れ」などは石破さん以下のベテラン揃いいの自民党員に任せても同じ圧力を民主党政権に加えられますし、マスコミ、ネット評論家まで安倍さんの意見を代弁して呉れています。
 先ずやらねばならず国民に訴えなければならないのは、惨状の民主党支持率の倍の支持率を自民党は得ているとは言え、僅か20%台の支持率しかないことに証明される国民の自民党アレルギーにいかに対処するかを考え、その対案があるのなら折角増えたマスコミ露出のチャンスを活かして訴えるべきです。
 次には、安倍さんの政策についてもっと練り上げて、それを国民に訴えることです。
 安倍さんの主張から見ると今度辞めるという中川秀直さん達の積極財政のもとで経済復興を遂げた後でしか消費税増税をしないと言っているようです。
 然し積極財政、消費税増税延期にはには賛否両論あり、どちらかと言えば少数派のようです。
 これに就いてもう少し政策を練り上げ、国民に納得できる様な説明をするべきです。
 それて仮に衆院選で自民党が勝利しても、誰でもが言う参議院の情勢は同じですから、今の民主党政権のように、自分達の今言う論理がそのまま自民党政権に跳ね返り、政権の運営が難しくなるのは目に見えていからです。
だからこの種の政局絡みの発言は安倍さんが言うのでなくて、他の人達に言わせるべきです。
  朝日新聞始め一部のマスコミは安倍首相の突然の辞任を取り上げて、安倍さんの軽さを批判しています。
 安倍さんが野田さんは約束を守れと言うほど、安倍さん自身の評価が下がっているのは間違いないしその軽さを証明している結果になっています。
 私は安倍首相の突然の辞任は安倍さんの軽さとは思っていませんが下記のような別の意味で安倍さんの幼さと言うか軽さを書いて来ました。
・安倍さんが官房副長官時の慰安婦模擬裁判の報道で、NHK、朝日新聞、安倍・中川の三者間のバトルで安倍さんが朝日をとことんまで追い詰めて執念深い朝日新聞と言う天敵を作ってしまったこと。
 歴史は繰り返すと言いますが、安倍さんその喧嘩腰強さでいま野田首相を追求しています。
・安倍内閣誕生のとき「主張する外交」のための情報機関設置という、今から考えれば先見性のある提案をしたのに、お友達内閣を作って裸の王様状態になり、小沢さんから小泉改革の負の部分である地方の疲弊などを突かれて、参議院選大敗の一因を作った。
・慰安婦問題の新解釈(正しい解釈)をしてそのまま外界に発表し、世界中から逆に批判を浴びた
 勿論安倍さんは国民投票法や教育基本法成立など大きな仕事をしましたが、世間はそんなことは無視して、安倍内閣、現在の安倍総裁を批判して来たし、しているのを、安倍さんは過去のことまで考えて対処すべきです。
 安倍さんにもう一つ期待したいことがあります。
 安倍さんが始めて本格的に取り組んだ公務員制度改革です。
 これには官僚からの反発、数々の閣僚の不正な事務所経費の発覚、果ては自爆テロといわれた、不正な年金処理、担当した渡辺喜美さんの離党、麻生さん時代に成果が出掛けてきた時の官僚の抵抗にで全敗、政治主導の行政改革の看板を掲げての民主党政権の登場、結局は見事な失敗、橋下さんの思い切った大阪府・市の改革の成功、橋下新党の躍進(そして最近の低迷)の歴史があります。
 詰まり最近の世論調査の項目には上がっていませんが、橋下さんの改革への喝采に見るように、自民・民主の進まない政治主導の行政改革に国民は大きな欲求不満を持っているようです。
 それで公務員制度改革の元祖である安倍さんがこれを彼の政策の大きな柱として掲げて貰いたいものです。
 それには橋下さん、複式簿記を導入した石原都知事、道路公団の民営化で頑張った猪瀬さんなど援軍も控えています。
そして国民はこれを歓迎するのは間違いない筈です。
・安倍さんへ
もう政局絡みの発言は石破さん以下の党員に任せて、国民の自民党アレルギーの処理、自分で主張する政策、その中でも情報機関の設置、公務員制度の改革などの見直しを行い、折角のマスコミ露出のチャンスを活かして国民に発信して下さい。
 
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1 コメント

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TBS会長「社会を支配しているのはテレビ」 (貼り付け)
2012-10-23 15:50:42
TBS会長「社会を支配しているのはテレビ」

~支配の快感に酔いしれる自家中毒患者=マスコミ

TBS代表取締役会長・日本民間放送連盟会長:井上弘
ウィキペディア「井上弘」 
「日本の頭脳 世界も驚く名言集」

◆(1998年 TBS副社長時代 入社式にて)
 「テレビは洗脳装置。嘘でも放送しちゃえばそれが真実。」

◆(2002年 社長就任時 入社式にて)
 「社会を支配しているのはテレビ。これからは私が日本を支配するわけです。」

◆(2003年 入社式にて)
 「日本人はバカばかりだから、我々テレビ人が指導監督してやっとわかるんです。」

◆(2005年)
 「NHK受信料を値上げして、その一部を民放にも分配するべき。」

◆(2012年 民間放送連盟会長就任 入社式にて)
 「君たちは選ばれた人間だ。 君たちは報道によって世の中を動かす側の人間。対して一般国民は我々の情報によって動かされる人間だ。
  日本は選ばれた人間である我々によって白にも黒にもなる。」

TBSだけではない。

http://web.trend-review.net/blog/2012/10/002400.html#more
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