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普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

レッテル貼りは止めよう・小沢さんの秘書有罪

2011-09-27 17:53:50 | 政策、社会情勢
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・検察は皆悪か?
 小沢さんの秘書全員有罪の判決が出たことに対して、また心配していたような意見が出ました。
・江川紹子さん:「裁判官の価値観、想像で物語を組み立ててるのは危惧を覚える。裏付けがないものを事実と断言してしまうのは非常に危険」
・テレ朝のメイン・ゲストの館野晴彦さん:江川さんとほぼ同意見。他の人達:裁判所は小沢さん悪と言う世論の圧力を感じたのかも知れない
 一般の人達から見れば江川さんは、検察は悪と決めつけている様に見えますが、村木さんの事件のように検察が不正なこともしましたが、多くの検察の人達が総て悪い訳ではありません。
 読売テレビで宮根さんが、被告達の供述調書の採択を却下されたても、いやされたから尚更、贈賄側の人達が自分達も罪に問われるか、批判されるかをおしても贈賄を認めたのは大きかったとコメントして居ました。
 これが検事が悪という前提がなければ、裁判官だけでなく誰でも考えることです。
 贈賄側の1億円を渡したと言う証言に対して、被告側に何の記述がないと言う記録は立派な証拠になると思うのですが。
 そして宮根さんが、(小沢さんが俺は知らなかったと言って突っ張るので、筆者付記)今回の判決は小沢さんの裁判に取って小沢さんが不利になる可能性は少ないかも知れないと言っていましたが、それこそ公平な意見と思います。
 この種の贈賄絡みの事件は、誰でも被告や関係者は皆知らないとか、やってないとか言うし、当然証拠は総て隠します。
 それを江川さんのように証拠がないのに推論だけで判決が下るのはおかしいと言っていたら、この種の完全犯罪は続出になると思います。
 江川さんの言う証拠は採択を却下された調書のことを意識しているかも知れませんが、調書に対しても被告はあくまでも知らないと突っぱねるのが常識ですから。
 江川さんの発言を通して気がつくのは「検察は総て悪」の考え方で、これに囚われていたらその発言におかしなところが出てくるのは当然です。
・原発安全神話は存在したのか?
 週刊新潮の最新号に「御用学者と呼ばれて―原子力と放射能の専門学者座談会」の記事がありました。
 その中で某学者が原発安全神話を誰が言い出したか知らないが、独り歩きをして困っていると言う話がありました。
 私も前にも書きましたが、原発の関係者が原発が安全だと言った話を聞いたことがありません。
 原発を出来るだけ安全にすべきだと言う話なら判りますが。
 事実は原発立地に予定された地域に、巨額の金を対策費、電源立地地域対策交付金などの電源三法交付金などが支払われるのは、怖い原発が建てて貰う代償であるのは常識で、これは最近の上関原発でも話題になっています。
 反原発派の人達は御用学者が原発安全神話をでっち上げたと言う一方、別の場面では地域が自分達自身の努力による地域振興をしない首長たちを批判しています。
 詰まり原発安全神話など反原発の人達がでっち上げたものだと思います。
 反原発の人達は同じ津波と地震を受けたのに、女川と同じ東電の福島第二が無事停止したのに、何故福島第一だけが事故を起こしたのかを論ずべきです。
 そして福島第一の安全確保のために、どれだけの対策をしたか、IAEAの報告書にあるように、絶えざる検査方法とその指摘した結果のアップデイトをしてきたか批判すべきです。
 それを絶対に口にださないのは、今回の福島第一の原発事故と言う一事が総ての原発に起こる万事にしたいからだと思います。
・放射能は僅かでも健康被害がでるのか?
 上記の記事の中で、放射線治療の専門の御用学者?の意見です。
 「医師として困るのは、患者さんが医療被曝を恐れて、放射線の診断やCTやPETを受けたがらないことです。治療ですでに60シーベルト、70シーベルトと浴びた人も、検査したくないと言いますが、これでは病気の発見が遅れて、結果的に死ぬ人が出てきてしまう。」
 今回の原発事故で放射線の影響で、汚染された地域の農産物の出荷が停止されたり、風評被害で農家や観光産業に被害が出ていますが、具体的な体調不良が出てきたという報告はどこにもありません。
 政府や御用学者?の人達が、許容放射線量の限度を国民に知らせても、反原発の人達に何が何でも「放射線は危険だ」と煽っています。
 中には今まで御用学者?から疎外された原子力学者!!が判ったように専門外の放射線の怖さを話しています。
・検事批判、反原発、平和主義グループの共通点
 この記事を書きながら気づいたのですが、検事批判・小沢さん擁護グループ、反原発の人々、そして平和主義者が一部または総てに亙って多くダブっています。
 朝日新聞、某学者グループ、共産党や社民党、それらに率いられ友好関係にあると言われる団体。
 そして彼らは大きな動員力と発信力を持っています。
 そして彼らの特徴は先の原発安全神話と原発を持つ自治体への保障のように、自分達の主張に都合の悪い所は眼を瞑ることです。
 そのような彼らの言う「検察は悪」、「原発安全神話」、「放射能は少量でも怖い」というレッテルやキャッチコピーは年寄りの古い言い方ですが「眉に唾をつけて」聞きましょう。

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5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (〇〇)
2011-09-28 00:56:09
検事批判、反原発、平和主義グループ&小沢氏擁護グループに対して常々疑問に思うことは、彼らが、何か言うたびに、では、自民党の議員が同じ立場に立った時同じことを言いますか?とつい思ってしまいます。
返信する
Unknown (kyu.)
2011-09-28 01:45:20
原発が無くなると、世界がどうなるかを報道するマスコミはいないね。資源の争奪戦が激しくなって今より危険な状態になるとか考えてもよさそうなのに。石油ショックだってまだ半世紀もたっていないのに。
日本が今まで以上に資源をがぶ飲みするのが許されるのだろうか。
後、被曝についての現在の医学的知見とか詳しく報道されているところを見たことがないのはどういうことだろうか。
返信する
Unknown (Unknown)
2011-09-28 07:18:20
少量の放射能が、どのような作用をするかは、統計では現れません。
つまり、今のところ、少量の放射能が、安全かどうかはわかりません。
それを、安全と言い切ってしまう御用学者は、本当にいやしい存在です。

発癌のメカニズムを考えると、放射能は、少しでも怖いとするのが、確実な証拠のない現時点では、正しい考え方です。
返信する
中国の核実験 ()
2011-09-28 19:49:46
1960年代 中国が大気中で核実験を行っています。
日本に大量の放射性物質が降っています。
青森件で観測された公的なデータが残っています。

かなりグラフは高濃度を示しているが
3・11以降はないので素人では比較しようがないです。

そこでブログ主さま
今の福島の危険とされる地域のデータと
比較していただくことはできませんか?

60年代に結婚出産し子育てをしております。

返信する
Unknown ()
2011-09-28 19:55:44
核実験の日本への影響データ

http://www.aomori-hb.jp/ahb2_08_t01_term.html
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