スーパーに買い物に行ったついでに覗いた週刊ポストに、
・覆面官僚座談会「世論工作とメディアの造反」
・古賀茂明〈元経産省〉VS上杉隆「原発官報複合体」を撃て
と言う記事を見ました。
その中では表記のような官僚の人達の自虐的な発言が並んでいました。
[政治家の評価は結果が総て]
例えば菅さんの核に依存しない社会発言は個人の思いつきだが、海江田さんの原発再開を今までの原発利権にありつこうとしていいる経産省官僚から吹き込まれたものだというような発言ばかりです。
私は菅さんの個人的、または某学者の意見の受け入れという、「増税→福祉の強化→雇用の増大→国内消費の増加」政策と同様に、海江田さんの原発再開路線が官僚から吹き込まれても私は正しいと思うし、結果良ければ総て良しで、それを推進した政治家の功績になるべきと思います。
私は前にも麻生さんのエコポイント制度が仮に官僚の入れ知恵かもしれませんが成功すれば、その官僚は勿論ですが麻生さんの功績だと思います。
現に民主党政権ももう一度この制度の再開を計画しているそうです。
麻生さんはあれだけマスコミから叩かれ、今では過去の人になりかけていますが、彼の功績は功績として認めてやるべきだと思います。
[レッテルを貼るの物事が見えなくなる]
古賀さんや覆面官僚の言うように官僚の総てが自己保身優先でやっているわけでなく、多くの官僚は皆、国のためのことを思ってやっていると思います。
菅さんや野田さんなどの政治家が増税を言い出すと財務官僚から言いくるめられたと良くマスコミで言われて居ますか、少子高齢化に伴う福祉政策の強化、今でも開発途上国でもみない900兆円の借金、復興のための20兆に近い費用は、今後見込めない大きな経済成長を考えると、その時期は別として、何時かはそれも近い内の増税は避けて通れない道です。
それを総て財務官僚の所為にして放置しておいては、日本は衰退の、悪くすればギリシャのように破滅の一途を辿るばかりです。
日本では直ぐにレッテルを貼りたがります。
官僚は悪、左翼・右翼、反日、原発関連で言えば反原発、原発推進などなど。
朝日新聞は反原発、読売と産経は原発推進。
朝日は判りますが、後者は国内の経済への影響を避けるために再生エネルギー産業の成長に伴い原発漸減なのに。
私の意見は読売の意見に加えて今回の原発事故の経験を活かして、再生エネルギーの開発に加えて、より強力で安全な原発を海外に売りこんではと言う意見です。
私のような意見は反原発の人からの批判を受けるのは当然ですが、読売のような真っ当な意見を言う人を反原発の人達は人でなしのように批判しています。
いきなり私事ですが、私は特定の団体や思想に囚われている政党以外は、総て是々非々の立場で書いています。
然しネット上の傾向と違った書き方をしているために、自民党の批判をすれば民主党支持と思われ、菅政権の批判をすれば、親自民と思われ、中にはお前は総選挙で民主党に投票した反省がないと批判されたこともありました。 (なお私は民主党のマニフェストの危うさを見て、少しは増しと思われる自民党の麻生さんに投票しましたが、今でも谷垣さんの体制を批判しています。)
私は過去半世紀設備保全部門で、トラブルの原因を追求した経験から、何事をみるのにも思い込みや、レッテルを貼った瞬間にものごとが真っ直ぐ見えなくなることを知りました。
お蔭で、麻生さん時代に麻生さんの公務員制度改革への弱腰姿勢に就いて、もし麻生さんが負けるとすれば、改めにこの姿勢が敗因の一つになるだろうと書き自民党にも投書しました。
そして前にも触れたように民主党のマニフェストの危うさを知って、頼り無いが民主よりより増しな自民党へ投票しました。
そして現実は民主党は政権を取った途端に公約のボロが続出、野党やマスコミからの批判。
それでも国民は同政権の政治主導の行政改革を支持し、世論調査ではその「他のマニフェストの変更をしても良い」という優しさを示しました。
最も民主党の政治主導は、まずじっくり官僚の意見を聴くこと、そして官僚の力を活かすことを忘れて、いきなり自分達が手を出して、官僚の意欲をなくすと言う失敗に終わりましたが。
私のように情報源は新聞、テレビ、ネットしかなくても、多くの識者の指摘しなかった(後から考えれば当たり前の)予想が時にはまぐれ当たりするのも、私のレッテルを貼らない、予断を持たない、物事を真っ直ぐにみる習慣から産まれたものだと思います。
一方私のブログの難点は、下手くその文章と、当たり前過ぎることを当たり前に書いていて、見ていて面白くないこと、そして民主を批判しているかと思えば自民を批判するなど見る人のストレス解消にならないなどで、ランキングが上がらないことです。
でも多くのブログの中には、このような素人臭いものが一つくらいあっても良いのではないかと思って続けています。
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