普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

頑張れ福田さん

2008-04-01 18:02:32 | 福田内閣

 ガソリン税など道路特定財源にかかわる暫定税率の期限が切れた。

 これに関する各社の社説を拾ってみた。
・読売は「暫定」期限切れ 「再可決」をためらうな
で、
 主たる責任は民主党の国会運営のでありざ暫定税率維持を含む税制関連法案の再可決をしろと言う単純明快な主張だ。

・朝日は立ちすくむ政治―この機能不全をどうするで、
 首相提案にたいする党内の冷やかな態度、民主党の政局至上主義批判し、世論調査のガソリン税をめぐる混乱の責任は59%の人々が「両方同じぐらい」と答えた。
 与野党が大胆に妥協する知恵を出せない限り、どちらの主張がより有権者に説得力を持つか、とことん競い合うしかない。
としている。

・毎日はねじれ国会 有権者が動かすほかないで、 
 問題の根源を大連立の失敗を上げ、次の衆院選は本格的な政権選択選挙となる
 首相は解散から逃げないことだ。
と言っている。

・日経は再可決して一般財源化の公約を果たせで、
 参院の主導権を握る民主党の態度はあまりに無責任である
 ガソリン消費を奨励するような暫定税率の撤廃は国際社会の理解も得られない。
 消費者の反発は避けられないが、政府・与党は再可決をためらってはならない。
と主張している。

・産経は4月混乱 まともな政治取り戻せで、
 
責任の多くは民主党ににあり、党員は小沢さんの政局至上主義にたいして傍観者になっている。 
 政策協議や修正合意を経た政策の実現が望ましいが、それが無理な場合、憲法に明記された衆院再議決を躊躇しないことが、政権を担う自民、公明両党の責任ある対応である。

と言っている。

 以上纏めると再議決→選挙を避けるなと言うのが、話合えと言う朝日を除いて4社、主な責任または原因があると言うのは読売、日経、産経、両方に責任が朝日、大連立の失敗と宇のが毎日だ。

[私の意見]
 今日はエイプリル・フールの日と言う訳ではないが、少し思い切った提案をしてみたい。

福田さんへ
・今は一見、孤立無援の状態のようだが、東国原さんや橋下さんのようにテレビの露出度を増し、自分の意見を差し支えない範囲ではっきり言い大衆を味方に付ける。
・いよいよになれば(当然考えていると思うが)衆議院の再可決をする。
・その時点から今までの話し合い路線から一転して対決路線、攻撃に転じる。
  その材料を今から準備しておく。
・民主党の問責決議案は無視し、道路族などの福田下ろしの動きに抵抗し、少なくとも洞爺湖サミットまで頑張れるだけ頑張る。
・解散、総選挙を恐れない。
  仮に負けても次のような日本や自民党にとってもよい点がある。
  自民党員に今までのような頼り無い社会党会いでなくて、少なくとも社会党よりましな民主党(これも頼り無いが)が相手だという緊張感を持たせる。
 民主党が政権をとって政府が如何に頼り無いかを国民に見せる。
 国民がばら蒔き政策(ガソリン税廃止も含む)やマスコミに煽られた選挙の結果が、今後の政局にいかに大きな問題があるかを学習する。

自民党へ
 本当の危機感をもつこと。
 小異を捨てて大同につき、福田さんのもと上記のような動きに協力すること。
 今までのように目立ちたがりは控えること。

民主党へ
 政府を追い詰めて報道によればみな高揚感を持っていると思うが、逆に考えれば政権が目の前にきている。
  それで政権奪取後に当然予想される自民党の猛攻撃に耐え得る、今までと違って当然に実行出来る、マニフェストを今から準備しておく。
 9月の代表改選で誰を選ぶか難しい問題だが、今から考えて置く。(私の意見では小沢さんの首相は不適任だと思う。)

福田さんを総裁に推薦した人達へ
・もし失敗だと認めるならその原因を人に着せないで自分が責任をとり、次期総裁選びから手を引くこと。
・最後まで福田さんを護り、彼に協力すること。

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