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普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

最近の国会混乱で野党の責任はないのか

2018-04-21 15:17:06 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 最近の加計問題、森友問題、陸自日報問題、財務省事務次官のセクハラ問題で野党は鬼の首を取ったように騒いで居ますが、果たして安倍政権だけの問題だけでしょうか。
 今米国と北朝鮮の交渉で日本は浮いた存在と言われ、トランプからは二国間のFTAを押しつけられそうな気配。それなのに国会は別世界の様に重要法案の審議拒否。それで良いのでしょうかね。
 たまたま4月18日の読売新聞の時事川柳で次のような句がで出ていました。
「加計再燃種火となった備忘録」
「それなのに野党支持率上がらない」

 川柳をしている私から見れば2句目は川柳の形をなしていませんが、選者の機転で2句並べて今の野党を批判したのでしょう。
 前日でも紹介した読売の世論調査です。
・政党の支持率 
 自民党  36(38)
 立憲民主党9(9)
 希望の党 0(1)
 公明党  3(4)
 民進党  1(1)
 共産党  2(3)
 維新の会 1(1)
 社民党  1(0)
 自由党  0(0)
 与党の支持率の低下は(-2)+(-1)=ー3
 野党の支持率は0+(-1)+0+1+0=0と時事川柳の指摘した通りです。
 私のように是々非々の立場、国民として政治全体を見ている立場から言えば、「野党を含む政党全体への評価は3%の減少」です。
 本来なら政権政党の支持率が下がれば野党の支持率が上がって良いのに。
 時事川柳はそこを指摘しているのです。
 野党は上記の問題で政府を追求するのは当然てすが、政権奪取など無関係の共産党と違って、民進党系議員が政権を狙うのなら加計問題、森友問題、日報問題、セクハラ問題などの将来の防止のための対策を提案をするべきです。
 そうすれば政権政党の支持率が下がる分だけ程共産党を除く野党の支持率は絶対に上がる筈です。
 仮に安倍さんが今回の問題などで辞めて、次の首相になりたい人が何人もいます。その中の誰かが首相になれば、自民党の支持率はもとに回復。野党の支持率は良くて現状維持か悪ければ減少。野党の人達はこれで虚しいと思いませんか。
 安倍内閣でなくて自民党が一番怖いのは野党の支持率の継続的な上昇だことは誰でも考えることです。
 野党の支持率を挙げるのは繰り替しますが、自民党より優れたそして同党から出せない提案をすること、最近のことで言えば自民党政権下で起こって諸問題を起こさないための具体案を提案することです。 そうすればその党の支持率が上がるのは間違いないでしょう。
 そうすれば自民党もうかうかしておれないし、安倍さんの大チョンボ発言も生まれなったしょう。これの責任は自民党や安倍さんですが、そうさせた野党の責任も大きいと思います。 
 然し現実は同じ新聞で「民進、新党政策を協議。安保・憲法・原発で異論も」の報。私は憲法改正、原発の漸減・最低維持論者ですが、いずれにしてもこれでは党としての提案も出ないのは当然。
 やはり政権の定常的な交代論者の私の意見も理想論で、支持率で見られるよう首相が代わっても半永久的に自民党政権が続くのでしょうね。そして野党はまた自民党政権のアラをマスコミで見つけて貰って、相変わらずの政権攻撃を続けるのでしょうね。
 19日の時事川柳です。
 「もう観ない議会中継観たくない」
 民進党係の議員さんどう思います?

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若い方達へのお願い

2018-04-14 11:05:06 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 私は表記のように冒頭の言葉を変えました。
 理由は私が卒寿を超して何時お迎えが来ても可笑しくないこと。家の事情でネットカフェからの発信では発信力がないこと。少しでも多くの方が世論に流されず、ご自分のご意見を発信して戴ければ世の中ももっと良くなるだろうと思ったからです。
 以下は上のような立場で私が書いてきたことです。
貴乃花親方の話題
 日馬富士の暴行発覚の時の殆ど総てのテレビでの彼への応援。そのとき私はお勤めの経験のある人は誰でも気づくような、「彼が改革を進めるためにはそれに反対する人達から足を引っ張られない様、今まで以上に大相撲の規則を護ること」と書きました。その後同親方の部屋の力士の暴力問題で一変して年寄り達の同親方の大批判。彼への二階級降格の罰則。今まで同親方の応援して居たテレビが一転して彼の批判か、何故こうなったかと困惑するなど無定見なテレビ。こうなることは部外者の私でも判りきっているのに。
・小池百合子さんが都知事になって世論は自民党都議員の批判。そして皆彼女を応援と輝いていた小池さん。一方私はそのとき魚河岸移転、オリンピック会場選定などでの彼女は発言報道から、彼女は目立ちがり家の普通の政治家にすぎないと書きました。そして希望の党発足、彼女の(党結成に同じ考えを集めるという当然の)排除発言で一気に彼女のへの批判。彼女は表舞台から消え、判官贔屓で排除された人が集まった立憲民主党の人気急上昇。支持率が野党のトップの9%になりました。党の政策何も判らないのに。判るのは政府攻撃の方針とその実行だけで9%の支持率?なんと移ろいやすい世論の動き。それに動かされる政治。

 後は世の動きと私の意見と現実を簡単に書きます。
・憲法の権利重視、責任、義務軽視に伴った教育批判批判→モンスターペアレンツの発現・ゆとり教育は日教組の待遇改善の成果だ→当然の土曜日の教育に現役教師不参加→学力の低下→ゆとり世代の発現
・中国の台頭で日本が貧乏になると指摘→貧困家庭の問題発生
・小泉さん時代の米国式の株主優先、成果主義の導入に対して私は今まで支えてきた、企業倫倫理重視、従業員を大切にすること、企業への忠誠心日本得意のそれにチームワーク、それに基づく改善活動、それから産まれた技術の保全など日本式の経営方法を護るべきと主張→米国の狙った日本企業の競争力の低下。企業倫理を忘れた頻発する検査抜きのままの製品発売。億ションとと貧困家族の家の混在。

 幾ら書いてもきりが無いので止めます。
 私の各政党に対して是々非々、世論に流されない私の考え方に基づく指摘、心配は少なめにみても約90%が当たっています。
 ここまで書いた12日に本屋で文藝春秋の今月号で安倍さん叩きの特集が出ていました。その中で世に言う右翼的な人の対談で、安倍さんが九条はそのままにして自衛隊の項目を入れることを批判し、基本的に現実離れした前文を見直し、それに基づく九条も見直すべきだと私も前から書いたいたことを言いこの点では石場さんの意見の方が正しいと言っていました。私も同意見ですが、肝心なことを話し合うのを忘れています。
 安倍さんは政権を維持するための公明党が憲法改正に慎重なこと(本音は反対?)と、国民に受け入れやすい自衛隊のことを9条にいれること。そして国民の憲法改正アレルギーをなくし、後は本格的な憲法改正へ進むと誰でも知っていると言う専門家なら常識的なことを「安倍さん叩きの特集」のためか対談で省いたのでしょうか?仮に石波さんが総理になったとして専門家の言うことを実施するのでしょうか。そのためいざとなれば公明党を切れるのか。私も自民党が緊張感を持つ意味で賛成ですが。然し世に合わない前文に眼をつぶった半世紀の「九条信仰」の中で国民投票に持ち込めるのか、そして勝てるのか。
対談をした人はこの事を良く知っている筈なのに省略。想像ですが文藝春秋の安倍叩き特集のため知っていて触れなかったと思います
 私たち一般の人は私の書いた様な所まで自分の頭で考えねば世の動きを見間違えると思います。
 文藝春秋のキャンペーンをそのまま受け入れるのでなく自分の頭で考えねばならないと思います。
 何度も何度も書くことですが、改めて昔の日本人の大失敗を忘れてはいけないと思います。
 前に何度も書いた「無謀に米国に宣戦布告した日本」の問題です。(もし見られた方がおられたら、文字色が元にもどる箇所からお読みください。)
満州での関東軍の暴走に対して国連は反日一辺倒、米国主導のABCDライン(米・英・中・オランダ)による日本への石油封鎖の中で、国連はリットン調査団をアジアに派遣した。その結論は「樺太、朝鮮半島、台湾、満州の既得権益は認めるが、(関東軍主導による)満州国建国などそれ以上の権益拡大は認めない」というもの。
 今考えると
・日本にとって有利な調査団の報告
・調査団の報告は日本政府すら困惑していた関東軍の行き過ぎを指摘したのにすぎない
・日本より遥かに大きな国力、工業力、資源を持っていた米国相手に戦争するのは無茶な話
 など考えると「耐え難きを耐えて」て、調査団の報告を受けいれるべきだったのかも知れない。
 然し当時の日本は日清、日露の戦争で連勝。政府の言うことを聞かない関東軍だけでなく当時言われた壮士、国士たちが満州や蒙古まで飛び出して活躍、国内でも周恩来や孫文を匿う(これだけは後の日中の国交回復に貢献)など「行け行けどんどんの空気」。
 それで松岡洋右の国連脱退の大演説に国民・マスコミは拍手大喝采。御前会議では慎重論も出たそうだが。遂に大戦に突入し大敗。
 何しろ資源がなくて寺の鐘楼まで回収する日本と、豊富な資源を利用して猛烈な砲撃戦でダメージを与えてそれから突入する米国。その優れた工業力が産んだB29に届かない高射砲で飛行機で体当たりするしかない日本。
 米国への宣戦布告、大敗の理由、原因は多くあると思うが、当時の日本が「いけいけどんどんの空気に流された」のも原因の一つであることは間違いないと思う。
 米国への宣戦布告の話しを聞いた当時旧制の工業学校の生徒だった私たちでさえ資源も工業力でも遥かに劣る米国と戦っていいのかと皆人の居ない所で話し合っていたのに。

 日本人は外国の人達から褒められる立派な人ばかりですが、島国育ちかも知れませんが空気や世論に弱いようです。
  然し私は昔の大失敗の原因とその結果を見聞きしたこと、そして今でも憲法や原発問題で空気に流されているのを見ている今こそ、私たちは世論や空気に流されずに、自分自身の頭で考えることの大切さをいやと言う程実感しています。そしてそのために自分自身の頭で物事を考える(先の無い私より)若い方がもっともっと増え、私にない発信力を使って世の中に発信して戴ければ世の中も少しは変わると思うのですが。
 若い方たちのご活躍を心から祈っています。

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浮き世離れした国会審議で良いのか

2018-04-10 10:56:28 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも空気に流されずに自分の頭で考えましょう。
「浮き世離れした国会審議」
 4月1日の新聞で見た「選択」の広告です。
「日米同盟の深化と」と言う虚構、「圧力」を連呼していた日本が北朝鮮を巡る大局面で見事に「蚊帳の外」。頼みのトランプからも貿易問題でお灸をすえられた今、際立つのはは安倍外交の空洞ぶりだ。四月訪米に期待する声は無い。
 日本は憲法の9条のため、いざという時に国を護る十分な軍事力は無いので米国に頼るしかない昔で言う軍事保護国です。だからトランプさんが何と言われようとも、最終的には米国に頼るしかありません。もう一つの手段は経済力です。小泉さんが訪朝したときはジャパン・アズ・ナンバー・ワンの実力の裏付けがありました。然し今は北朝鮮が頼る中国より遥か下の位置に甘んじています。だから日本の位置を知っている北朝鮮から日本かいくら言っても「蚊帳の外」になるだろうと小馬鹿にされるのです。
 そんな時に国会は相変わらず、安倍さんの大チョんボ発言に飛びついて倒閣に追い込もうとしています。
 そしてまた自衛隊の文書の隠匿が報道されて野党は大喜び。
 議会が今論議せねば無いのは今の日本の窮状をどう打開するべきかと思うのですが。
 前にも書きましたが果たして野党の攻撃で倒閣して日本の今の状況がどう改善されるでしょうか。
 日本の窮状の中で浮き世離れした国会審議で良いでしょうか。
「世論調査で判ること」
 4月2日の読売の世論調査です。
・安倍内閣を支持しない?52(前回42)
・支持しない最大の理由?首相が信頼できない (54)
 最大の理由は勿論彼の「自分と家内が関係していたら首相も国会議員を辞める」と言う大チョンボ発言です。
・政党の支持率 
 自民党  36(38)
 立憲民主党9(9)
 希望の党 0(1)
 公明党  3(4)
 民進党  1(1)
 共産党  2(3)
 維新の会 1(1)
 社民党  1(0)
 自由党  0(0)
・森友問題で安倍首相の責任は大きい?そう思う64
・森友問題で安倍首相の指示が無かったの証言を納得できるか 出来ない75
・安倍夫人を国会に呼ぶべき60、その必要はない36
・国会は森友問題を優先して審議すべきか?優先して審議34、反対60
 
なお「森友問題で安倍首相の指示が無かったの証言を納得できるか 出来ない75」の調査結果には異論があります。
 私も佐川さんの証言の様子をテレビで見ていましたが、野党側からの安倍さんへの攻撃は彼の例の大チョンボの発言を取り上げての安倍夫人の証言を要求するだけ。
 仮に安倍さんの土地問題、改竄のどちらかでも指示があれば、まず絶対に野党の攻撃有るはずなのに無し、そして検察が動く筈ですがその気配もなし。何故天下の読売がこのようなピント外れの質問をしたのか、アンケートされた人達がそれに対して何故このような返事をしたのか判りません。
「旧民進党系の人達へ」
 今民進党と希望の合併が論議されているそうです。それに対して岡田元代表は政権を取るためには立憲民主党との合併が前提だといつているそうです。それに対して私は前にも書きましたが、政権を取れる二大政党を目指すのを諦めるとを意味しています。
 合併を予定している立憲民主党、民進党と希望の党の支持率の合計は最大に見て12、自民党は合併の党の3倍の36。
 借りに安倍さんが政権を投げ出しても誰かが首相になり自民党の政権は続きます。
 旧民進党の人達が考えるべきは
・安倍さんがの大チョンボ発言をし、自民党がそれを撤回させようともしなかったのは野党が弱すぎることに対する油断?
・志のある野党の人達の考えるべきは、幾ら政府を攻撃しても自党の支持率が上がらないこと。それで政府攻撃ほどほどにして自民党の政策を上回る提案をして国民の支持を受けることです。
・そのために民進党の時のように左派右派混合の烏合の集のため自民党から対案を出せと言われても出せない体質を改めるべきです。
 そのためには悪名高い日教組や官公連連の支持を受ける立憲民主党と別れるしか有りません。
 後日の報道では立憲民主党の枝野さんが合同を固く拒否しているそうです。
 前にも書きましたが、烏合の衆にならずに自民党から言われなくても対案が出せる絶好の機会です。
 支持率から言えば維新の会を入れても支持率の合計は僅か10%。現実は厳しくて長い道ですが、国民から支持を受ける政策を打ち出すこと、それに賛成する無所属や自民党に不平を持つ人、全くの新人を集めるしかないような気がします。

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トランプが日本に突きつけてきた大問題を余所に安倍さんの発言を攻めたてる野党

2018-03-28 12:10:14 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
3月24日の読売の報道と私の意見(括弧内)です。
「トランプ政権制裁関税・輸入制限」
「非制限の国」
・FTA交渉中のカナダ、メキシコ(二国間交渉で米国有利の持って行ける)
・対抗処置を宣言した欧州連合(EU)(対抗処置を取られれば米国に被害がでる)
・韓国、オーストラリア、アルゼンチン、ブラジル(制裁関税に伴う米国の企業の被害を押さえる)、
「輸入制限の国」
・中国(トランブが目指す最大の輸入国、知的財産の侵害の国、今回トランプの一番目指す国)
・ロシヤ(後日追加された国、英国での元ロシヤのスパイの暗殺に対するロシヤ批判に乗る?)
・日本「安倍さんはとても善い人だ。日本は今まで米国の輸出で潤ってきたがこれが最後だ」とのトランプの発言(日本ならこれくらい米国に出来ぬはずはないというトランプ流の考え)
 25日のテレ朝で聞いたトランプの発言。「安倍さんの笑みは今まで日本が米国を出し抜いてきた笑みだ。しかしもうそれは終わりだ。」それに対する玉川さんの意見。「トランプは日本を属国のように見ている。米国・日本は対等だ。」(日本は9条で戦争は放棄。日米同盟という名の軍事は総て米国頼りの国日本。戦前・前後の言い方で言えば日本は米国の軍事保護国。だからいざと言うときは米国の言う通りにしなければならない。今回の問題で言えば日本は非常に苦しい立場にあるのです。)
・管官房長の発言
「今回の処置は極めて遺憾だ、除外を米国に粘り強く働きかけて生きたい」(日本で出来るのはこれくらいしかないのです。)
・読売の社説の一部
 日米両国は外交や安全保障面では安倍首相とトランプ大統領の相互信頼が基盤となる。然し貿易政策となると対日赤字を重大視するトランプ氏は頑なで、特別の配慮は期待できない。(トランブは外交、安全保障で米国に頼りきりの日本の弱い立場つけ込んでいるのです。)
「私の意見」
 今国会は安倍さんの森友、加計問題について「私と家内が関係したことが判れば首相も国家議員も辞める」と言う大チョンボ発言につけ込む野党で国会は大揺れ。今回のトランプの方針にたいして、鉄鋼・アルミ業界から猛反対とは別世界の国会。
第三者の立場でみると安倍さんの発言は確かに変です。
・安倍さんは首相だけれど奥さんは政治に関しては何の法的な権限も責任もないのに
・夫婦は対等の立場なのに、安倍さんとは別人格である彼女にも責任があるような言い方。
 私はその発言の報道で安倍さんの周辺や石破さんのような大物などから遅まきでも良いから安倍さんの発言の訂正をするべきと書きましたが何故か訂正のないまま。このままでは成り行きにとっては安倍さんはその口の軽さから退陣も。次の総裁選では引退の可能性が濃厚のような気がします。
もしそうなっても下記の世論調査から明らかになるように、野党が幾ら騒いでも国民は自民党政権を期待しています。 
・3月のNHKのと3月16日の時事通信の世論調査による党派別の支持率
NHK         時事通信
自民党    36.3  25,2 (前回より3,5低下)
立憲民主党  10,2   5,3 (同1.1増加)
希望の党   0,6     0,5
民進党    1,2     1,2
共産党    2.6     2,5
自由党    0,2     0,1
社民党 ,0以下     .0以下
これを見ると時事通信の調査は自民党、特に立憲民主党に厳しい見方をしています。
・時事通信による自民党の支持率 25,2
是々非々の維新の会を除く野党の支持率の合計  14,8(共産党を除けば12,3)
詰まり安倍さんの大チョンボの発言で自民党の支持率が落ちても国民は同党しか頼れる党は居ないと思っているのです。可哀相な日本国民!
安倍さんが総辞職をしても、自民党総会で引退しても自民党政権は安泰。
 民進系の野党は今は政権復帰は駄目でも、安倍さんの大チョンボの追求も程々にして、トランプさんが日本に突きつけてきた大問題に対して如何にすべきかを政府に問いただし、出来れば将来の政権復帰に向けて国民を唸らせるような前向きの対策の提案をすべきと言うのが、政権の定常的な交代を願う私の意見です。先に書いたテレ朝の玉川さんも安倍さんへの追求は共産党に任せろと言っていました。
 仮に安倍さんを追い込んで何らかの形で辞職に追い込んでも、また自民党の誰かが首相になり自民党の支持率はアップ。民進党系の党の支持率は平行かダウンは確実。それに伴って是々非々の維新の会の支持率はアップまたは平行。
 どう考えても民進党系の党の支持率を挙げるには、今みたいな厳しい日本の環境の中でこそ党からの前向きで建設的に提案しかないと思うのですが。
 然し今回の国会で民進党系の野党からの建設的な意見を期待するのはほぼ絶望的。
 お迎えを前にした年寄りの願望どおりにならぬのが日本の悲劇です。
(以上26日 記)
 佐川さんの証人喚問の結果国有地取引の安倍夫妻の介入はなかった。文書改竄のさいの安倍さん、麻生さんなど菅邸の関係者からの介入は無かった、など自民党にとって有利の発言、野党にとっては予想もしなかったことでしょう。
 しかし私が書いた安倍さんの軽すぎる発言の影響は大きく、読売にも書いてありましたが、次期総裁選の安倍さんの敗北の可能性が非常に高くなりました。
 しかし取りようによっては、トランブさんと余り親しくない首相ができれば、鉄鋼輸入制限との交渉に対して有利になるかもしれないと言う私の希望的な観測です。
(以上28日 記)

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空気に流される国日本(3)

2018-03-23 12:38:54 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします
 3月17日の夜NHKの「100分deメディア論」(メディアとの向き合い方を名著ら読み解き徹底討論)のテレビを見ました。
 最初に取り上げたのは山本七平さんの「空気の研究」。
 正に私がシリーズでとり挙げている「空気に流される国日本」の話です。
 その空気形成の特徴はキャッチコピーの「八紘一宇」や「一視同仁」の言葉を使い国民を一方に向けさせるやり方。私が前にも書いた原発反対派が良くいう「原発安全神話、「原子力村」と同じです。
 解説者はその一例として「浮沈戦艦」の高千穂?が飛行機の援護もなく単独の出撃し米国機の空爆で撃沈し多くの人をうしなったこと。艦長が空気に流された思考停止に陥ったのだろうとと言う意味のことを言って居ました。
 戦中に生きた私の意見は違います。軍隊、特に戦争中の上司の命令は絶対服従。知覧の特攻隊と同じ。特攻の兵士が空気に流されたと言えるでしょうか。彼らと同様に彼は危ないと知りつつ万一の成功に賭けたと思います。
 同じ大戦のことを取り上げるのなら、十分に考える時間も、国の方向も考えられたのに大戦な突入したことを取り上げるべきでした。
 私は「戦前・戦中派の私から世代の方たちへの申し送り、空気に流される国日本」で次のようなことを書きました。

「無謀に米国に宣戦布告した日本」
満州での関東軍の暴走に対して国連は反日一辺倒、米国主導のABCDライン(米・英・中・オランダ)による日本への石油封鎖の中で、国連はリットン調査団をアジアに派遣した。その結論は「樺太、朝鮮半島、台湾、満州の既得権益は認めるが、(関東軍主導による)満州国建国などそれ以上の権益拡大は認めない」というもの。当時の世界の考え方はこの程度なら国際法違反にならなかったのか。
 今考えると
・日本にとって有利な調査団の報告
・調査団の報告は日本政府すら困惑していた関東軍の行き過ぎを指摘したのにすぎない
・日本より遥かに大きな国力、工業力、資源を持っていた米国相手に戦争するのは無茶な話
 など考えると「耐え難きを耐えて」て、調査団の報告を受けいれるべきだったのかも知れない。
 然し当時の日本は日清、日露の戦争で連勝。政府の言うことを聞かない関東軍だけでなく当時言われた壮士、国士たちが満州や蒙古まで飛び出して活躍、国内でも周恩来や孫文を匿う(後の日中の国交回復に貢献)など行け行けどんどんの空気。
 それで松岡洋右の国連脱退の大演説に国民・マスコミは拍手大喝采。御前会議では慎重論も出たそうだが。遂に大戦に突入し大敗。なお最近の論壇誌では松岡さんはアメリカとの戦争には反対していたそうだ。
 何しろ資源がなくて寺の鐘楼まで回収する日本と、豊富な資源を利用して猛烈な砲撃戦でダメージを与えてそれから突入する米国。その優れた工業力が産んだB29に届かない高射砲で飛行機で体当たりするしかない日本。
 米国への宣戦布告、大敗の理由、原因は多くあると思うが、当時の日本がいけいけどんどんの空気に流されたのも原因の一つであることは間違いないと思う。

「空気に流される原発問題」
 今過去は過去。テレビは今の問題として今でも空気に流されている原発問題までも取り上げて呉れるならと思ったのですが。何しろ「原子力村」のキャッチコピーに囚われて政府・国会調査団で現場を知らない学者、それこと文字通りの普通の人までいれた報告。普通なら原発の中で働いている技術者。原子炉以外の故障の原因となつた水回りを中心とする技術者を入れるべきなのに。だから今でも原発訴訟で裁判所の判事や原発立地の県知事までが、「事故原因が究明されていない」と言われているのです。
 詳細は前回投稿の「空気に流される国日本と原発問題」をご覧下さい。
「空気を作り出すテレビ」
 実は私は前記のテレビを見る前に次のようなことを書きかけていたのですが。
 テレ朝の森友問題を取り上げるとき必ず放送する国会を囲む「安倍辞めろ」の一団のテレビを見て、直ぐ前回の選挙で同じことを言い安倍さんのこんな人達の意見を聴けるかの発言で一挙に支持率を落としたこと。沖縄の基地反対運動を展開する団体の素性を放送せぬので全体が素人のように感じさせること。両方とも一日では出来ないプラカード、組織的な運動。明らかに一種のセミプロの集団。
 NHKでも安全保証問題を放送した後何故か必ず放送する公明党のトップの発言と、大小の規模を問わず安保反対のデモの放送。
 伊調選手の事について谷岡学長が次期の戦いに向けて選手としての活動をしていないことを取り上げて、彼女が選手ですか」と言ったのを、「彼女が選手ですか」だけを取り上げ「オリンピックを四連覇した彼女を選手でない言うとは]と批判するテレビ。(伊調さん側の説明によれば「練習場所をなくし」た彼女がそれを期にアルソックとの選手契約から社員契約に変えて仕事に専念している由。)谷岡さんも言葉足らずですが、批判するなら彼女にそのことを指摘せずにそのまま何でも批判するテレビ。これは安倍さんの言う印象操作。この投稿の流れ言えば反安倍、反レスリング幹部への空気作りと言うことになるのでしょう。

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「九州男子の誇りは何処へ・福岡県内のDV被害は年間2046件」

2018-03-17 11:32:26 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
 3月15日の読売の夕刊に全国のDV被害最悪7万2455件。内、福岡県警が把握した昨年の県内のDV被害は2040件と前年よりも増加した。
と言う残念な報道が有りました。
 これに関して以前次のような投稿をしたことを思い出しました。
「九州男児」
・北海道から折尾(北九州市八幡西区)に来た若奥さんの「九州男子は強いと聞いていたが、近所のどの家庭でも女性の方が威張っているのは何故?」の質問に私は言った。「同じ母親から生れるのだから、男が強ければ女も強いのは当然だ。それと口論のとき九州の男は体力の弱い女に腕力を振るうなど男の恥と思っている。だから口数で勝る女が主導権を握るのだ」。
 川筋生まれ(注記)の高倉健さんもテレビの追悼番組で嫌がる女を追い回す若い男に扮する武田鉄矢さんに言っていた。「九州では男が弱くて脆い女を苛めるなど草野球のように「ミットもない」と言われていることを博多生まれの癖に知らぬのか」。
 今、弱いもの相手のいじめ、DV、幼児虐待、少年少女殺害の報道が絶えない。私は九州ではこんなことは殆どないと思いたいのだが。

注記:健さんの産まれた炭鉱で栄えた遠賀川ぞいの地域を川筋と言う。その地域と私の産まれ育った北九州市の西部はそれぞれ人の流入が多いこともあり余所者にも開放的の土地柄で、荒っぽい人達の喧嘩はあっても閉鎖的な環境で起こるイジメなど殆どありませんでした。ついでですがDVも家庭と言う閉鎖環境で起こっています。
弱いものに手をださない高校生」
 昭和10年代半ばの私の高校生時代の話。
 男子校だったがどこでもあるようにクラス内に硬派、(女子高校生専門の)軟派と言う「悪」が何人かいた。硬派は放課後徒党を組んで他の高校生たちとの喧嘩に明け暮れていたが、彼らは軟派を含むクラスの生徒に消して手を出すことはなかつた。硬派が弱いものいじめをするなど彼らの持つプライドが許さないからだ。

「家庭内暴力を振るう男性へ」
 前に書いた私の心配が残念ながら当たって、最初に書いた様な新聞報道の現状になっています。
 今でも九州の男たち(勿論日本の多くの男たちも)の多くは弱い人たちに手をだすのは男の恥と思っていると思います。
 夫婦でももいろいろの人もいるし考え方も違うと思いますが、次のような男としての基本的な考え方もあることを知って貰いたいと思います。
・夫は男は体力的に弱い妻や子供を護ること。
・幾ら口で優る妻でいくら癪にさわっても弱いものに手を出すなど男の恥と知ること。
・子供達とくに幼児がいくら言うことを聞かなくても子供の責任ではない。その子供を産み、育てた親の責任と言うことを自覚し、反省すること。そのことを母親にも言って聞かせること
・子供たちに向けては男親はいつも母親を立てること
・普段は妻に任せてもいざの時は男としての仕事をすること。
 例えば執拗な売り込みに断りきれない妻に代わってぴしゃりとはねつけること
 勉強の邪魔になるスマホは子供に対して男親は悪者になつても持たせないこと(前にも書いたことの反対ですがスマホと言う密閉空間ではイジメは起こりやすいことを知ることです。)
「男は男らしく弱い者を助ける。女は女らしく人への思いやりや気配りする。男も女も、互いに良いところを学び合う」と言うのは、「男女同権」ばかり強調されてきた世の中で老いの戯言かも知れませんが、DVやイジメの防止にはこれしかないと思うのですがが如何でしょうか。
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半世紀以上も自民党政権を支えてきた朝日新聞?

2018-03-12 11:27:43 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
「政権奪取の意欲ゼロの野党」
 これを書いている3月8日の予算と「安全保障」がテーマの予算委員会が財務相の文書偽造問題で殆どの野党が出席を拒否しこれを書いている11日まで拒否の姿勢を貫いています。。
 テレ朝の放送のように韓国、北朝鮮、米国の間の交渉で日本が拙い立場になり掛けているのに。識者の言うことによると文書偽造は明らかな犯罪になる由なので野党は裁判所にに訴えれば安倍さんを窮地に追い込めるのに。そして空いた時間に安全保障問題で政府を攻撃できるのに。
 3月9日には北朝鮮がトランプさんに直接会談を申し入れ彼もそれを承知したそうです。あくまで北朝鮮に圧力を言い続けて着た安倍さんの立場は?新しい局面で日本はどうすれば良いのか?このような緊急の今こそ審議拒否ばがりて野党の支持率が上がるのか?考えれば直ぐ判ることです。
 自民党は僅かの間を除いて政権を約60年間を政権を取り続けて来ました。
 朝日新聞などマスコミの政府攻撃のお蔭で民主党が政権を取りましたが、鳩山、管さんなどの失敗、予算の裏付けのないばら蒔き政策で、政権担当能力の不足が明らかになりました。是々非々の私は「私と家内が関係すれぱ私も議員を止める」との安倍さんの軽い発言を批判しましたが、その軽過ぎる発言で今回安倍さんが失脚しても、代わりの誰かの総理の自民党政権が続くのは明らかです。何しろ野党の支持率全部の合わせても自民党のそれに及ばないのですから。
 読売系のテレビで野党は森友問題で批判するだけでなく建設的な対案を出せと言っていましたが、現実は民進党系の議員は批判一辺倒。
 政権を取るためにどうすれば良いかはまともの政治家なら判っている筈なのに。
 他の野党が欠席する中で出席をして自党の意見をPRする維新の党を見習うべきと思うのですが。
「自民党一党支配を応援しているマスコミ?」
 私は以前「社会党と朝日新聞」のタイトルで朝日新聞の報道を信じて多くの国民が社会党を支持し、土井さん「山が動いた」時代から限りなく支持率を下げ今コンマ以下の有り様になったと書きました。そして一端政権を取りまたそれに近づいた政党は他の野党に比して厳しい批判が待っているのを知るべきだと書きました。
 民進党今まさにその道を歩いています。民進党、立憲民主党と希望の会への分裂。安倍内閣の支持率低下に連動しない低い民進党系野党の支持率。
 安倍さん憎しの朝日新聞、それに追随する毎日などは、国のために野党が喜ぶネタの提供ばかりでなく、政権に近い野党の批判もして同党を育てるべきです。
 自民党政権に優るような前向きで建設的な公約を作れ、些細なことばかり突かずにもっと大きい問題で政府を突けなどなど。そして一歩づつでも良いから支持率の向上を図れなど。然しそれらの新聞やその系列のテレビでは政府批判ばかりで、健全な野党の育成の方向は全く見えません。
 逆に考えると上記のようなマスコミは自民党政権の継続を支持し、それを攻撃することで、新聞の売れ行きや、テレビの視聴率を増やしているようにしか見えません。
 今回の文書偽造の報道も朝日新聞から出ているそうですが、それに乗せられて大騒ぎする民進党系の野党。仮に安倍さんが辞めても代わりの誰かが総理になりまた続く自民党政権。
 仮に私が言うように安倍憎しの朝日ほかのマスコミが野党育成でなく、自民批判でその利益向上を図り、実質的に自民党一党支配を応援しているマスコミ?それに載って同マスコミの記事の宣伝をしている民進党系の政治家は「おめでた過ぎる」ような気がするのですが。
 政府攻撃は共産党に任せて、民進党系の政治家は朝日のお蔭で躍進、その後限りなく支持率ゼロの道を歩いている社民党の歴史を見て、本来の政策を建てそれを国民にアピールすべきだと思うのですが。

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3/1裁量労働制度の議論に就いて(2)

2018-03-02 12:59:26 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
 私は24日の投稿で表記の件でに就いて野党は調査の不備ばかり突かずに、自民党の提案対して問題点の不備、実施に伴う予想される問題に就いて具体的な提案を提出すべきと書きました。
 同じ日の読売系のウエーク・アップ・プラスで司会者の辛坊さんが野党は調査の不備ばかり突くばかりで対案も出せない野党は金を返せと言っていました。
 26日の朝日系のモーニングバードで論客の玉川さんがキャリアーの癖に出鱈目のデータを作るなどどうかしていると言っていたので気づきました。現地調査をするのはノンキャリヤーです。つまり政府を攻撃をしている立憲民主の支持母体の消えた年金で有名になった悪名高い官公連の連中のやった仕事を、総て政府、キャリヤー官僚の責任だ政府を攻撃しているのです。何という不思議な光景。
 28日の毎日系の午後のテレビでは常連の二人の評論家と弁護士も私の気づいた消えた年金の問題を取り上げ働きかた改革すべきなのは官僚の働きかた改革だ。働きかた改革にも良い所があるのだから、安倍さんも無理をせずに問題点を見直し、野党も裁量労働制度実施に伴う問題点を取り上げ具体的な提案をすべきだと言っていました。
 そして1日の新聞では裁量労働制度の切り離し、安倍さんの人気低下の可能性を書いていました。仮に安倍さんが引退に追い込まれてもそれに代わる人ができるだけ。自民党政権は安泰。
 野党、特に私の何時も言う民進系の党は今のやり方では自分たちはがりが有利ではないことを知るべきです。
 私が何時も書く一端政権党を経験した党には他の党に比べて、強い関心と批判が就いて廻ることを知るべきです。民進党の分解は私の言う旧社会党のゼロに近い支持率の道を歩いていることを知るべきです。
 唯一つ朗報があります。
 立憲民主党の設立、党首の枝野さんが他の民進党系の人との合流を拒んでいること。それと悪名高い官公労など元産別系の労組が同党の支持に廻ったことです。
 つまり提案・対案の出来ない民主党、民進党と揶揄された烏合の衆からすっきりした民進党が出来る可能性が出てきたことです。
 毎日系のテレビからも批判されるようなデータの不備を追求ばかりするのは止めて自由な提案が出来る党として、自民党の政策に負けない様な対案、対案を出し国民の信を問う絶好のチャンスが出来たのです。
 今回の流れから言えば公務員の働きかた改革、そして民主党発足以来の党是である公務員制度の改革の提案をしてはどうでしょうか。
 特に今回のデータの不備、それから消えた年金の示すようにノンキャリヤーのモラル向上のために、彼らに今まで以上の昇進(例えば優秀な人の局長クラス昇進まで)が出来る制度の提案をしてはどうでしょうか。これに対して自民から細部に就いて批判はあるとしても大筋では合意するしかないと思うのですが。
 現・元の民進系の人は立憲民主に色目を使うのは止めて、希望の党、維新の会などと協力して自民党を警戒させるような前向きの提案をしてはどうでしょうか。

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川柳鑑賞「「なにもかもお見せしますわ介護です」

2018-02-20 10:56:36 | 政策、社会情勢
川柳川柳くろがね2018年2月号より
「なにもかもお見せしますわ介護です」 ひさ子
 単純な会話体で、介護される側の人間らしさや羞恥心の剥ぎ取られる哀しみがじ-んと来る。

「幸せは変わらぬ彩でくる賀状」    テルヨ
 ああ、やっぱりこの人の賀状だなあ。元気が出てくる賀状だけのお友達。

「奇跡だと親を酔わせて子は嫁ぐ」    隆
 何の気配も見廿なかった娘の思いがけない結婚に感慨無量の親である。

「濁流に放り込まれた自尊心」     はるえ
 人間のちっぽけな自尊心が自然の脅威に晒されてみて、はしめて自覚される。また、濁流は人生の試練の比喩なれば、本ものの自尊心も、その中で目覚める。

「避難所はまるで引き上げ船の中」   うさぎ
 震災、水害思いもかけず収容されて避難所で、大陸から戻ってきた船の記憶が甦る。忘れてはならない記憶、

第56回北九州芸術祭川柳大会
日時 平成30年4月15日(日)9時30分開場・13時開会
会場 八幡西生涯学習センタ-折尾分館
   折尾駅東口・オリオンプラザ4階
会費 二千円(発表誌・弁当呈)
賞  順位賞・秀句賞・投句者賞他
課題と選者(各題2句)11時30分出句締切
 誤算  青木ゆたか 選
 はらはら 渡遺 桂太 選
飾る   中村鈴女  選
すんなり 植村克志  選
形見   萩原奈津子 選
 リスク  梅崎流青  選
 騒ぐ   吉富 虞  選
欠席投句 句箋4×21 Cmに1句(無記名) 14句
     封筒に住所・氏名(ふりがな)を明記4月7日消印有効
投句料  干円 (発表誌呈)
投句先  〒806-0051北九州市八幡西区東鳴水4-2-17
     安川 聖 TEL&fax 093-621-6570
主管   北九州川柳作家連盟

「上野十七八・石橋陸朗 第四十六回句碑まつり川柳誌上大会 案内」
課題と選者  (各題二句吐)
 「碑」   西岡南風  選 (宮 崎)
 「建てる」 永石珠子  選 (長 崎)
 「誇る」  安部征二  選 (大 分)
 「恩人」  石神紅雀  壌 (鹿児島)
 「誉れ」  西村正紘  選 (佐 賀)
 「きらきら」平田朝子  選 (熊 本)
 「将来」  古谷龍太郎 選 (福 岡)
募集期間 平成30年1月1日~4月15日  (消印有効)
投句要領 所定の用紙(コピー可)又は便箋に各題2句(計14句)を列記し、郵便番
     号・住所・氏名(柳名があれば併記)電話番号を明記し、投句料と共に、       ご送付ください。(お名前には「フリガナ」を明記して下さい)
 賞   各選者の秀句Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
投句料  1,000円 (定額小為替又は現金書留)
発表   平成三十年六月号 「川柳くろがね」誌上 (投句者全員に発表誌呈)
投句先  809-0033福岡県中間市土手の内一丁目16-18  吉富 廣
     TEL・FAX O93-244-7298
                     主催 川柳くろがね吟社
                     後援  全日本川柳協会 ほか

川柳鑑賞「しみじみと手話で交わした「ありがとう」」 

2018-02-14 11:10:14 | 政策、社会情勢
川柳川柳くろがね2018年21月号より
「しみじみと手話で交わした「ありがとう」」和正
 手刀を切って感謝の意を示しているのに、白鵬がもらった後に拝むように袋を持ち上げるのは、見苦しい。手話のありがとうの手刀は、その本意が残って美しい。

「神様に届かぬ絵馬の誤字略語」     昌子
 絵馬は多くの人がその願いを見ていることに着眼した。今の若者の筆記能力の情けなさと勝手な欲望。

「手を出すなロでするのが喧嘩です」   修一
 なるほど口偏だけだなあ。モンゴルも漢字圏だが、日馬富士は手偏で横綱を棒に振っちゃった。

「元日は棺書で書いている日記」 つとむ
 まっさらな日記帳。その初日記は楢書だなあと納得する。さて、毎日日記を書くのは、簡単なようで難しい。手帳を繰って一週間分書くと、やがて草書になる。

第56回北九州芸術祭川柳大会
日時 平成30年4月15日(日)9時30分開場・13時開会
会場 八幡西生涯学習センタ-折尾分館
   折尾駅東口・オリオンプラザ4階
会費 二千円(発表誌・弁当呈)
賞  順位賞・秀句賞・投句者賞他
課題と選者(各題2句)11時30分出句締切
 誤算  青木ゆたか 選
 はらはら 渡遺 桂太 選
飾る   中村鈴女  選
すんなり 植村克志  選
形見   萩原奈津子 選
 リスク  梅崎流青  選
 騒ぐ   吉富 虞  選
欠席投句 句箋4×21 Cmに1句(無記名) 14句
     封筒に住所・氏名(ふりがな)を明記4月7日消印有効
投句料  干円 (発表誌呈)
投句先  〒806-0051北九州市八幡西区東鳴水4-2-17
     安川 聖 TEL&fax 093-621-6570
主管   北九州川柳作家連盟

「上野十七八・石橋陸朗 第四十六回句碑まつり川柳誌上大会 案内」
課題と選者  (各題二句吐)
 「碑」   西岡南風  選 (宮 崎)
 「建てる」 永石珠子  選 (長 崎)
 「誇る」  安部征二  選 (大 分)
 「恩人」  石神紅雀  壌 (鹿児島)
 「誉れ」  西村正紘  選 (佐 賀)
 「きらきら」平田朝子  選 (熊 本)
 「将来」  古谷龍太郎 選 (福 岡)
募集期間 平成30年1月1日~4月15日  (消印有効)
投句要領 所定の用紙(コピー可)又は便箋に各題2句(計14句)を列記し、郵便番
     号・住所・氏名(柳名があれば併記)電話番号を明記し、投句料と共に、       ご送付ください。(お名前には「フリガナ」を明記して下さい)
 賞   各選者の秀句Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
投句料  1,000円 (定額小為替又は現金書留)
発表   平成三十年六月号 「川柳くろがね」誌上 (投句者全員に発表誌呈)
投句先  809-0033福岡県中間市土手の内一丁目16-18  吉富 廣
     TEL・FAX O93-244-7298
                     主催 川柳くろがね吟社
                     後援  全日本川柳協会 ほか

「時事雑感」貴乃花親方問題・名護市市長選に就いてのNHKの解説ほか

2018-02-08 12:09:44 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
「貴乃花親方問題」
 私は大相撲の理事選の日の午前中にネットカフェで投稿した「元の民進党と現民進党系の人達へ」の中で私のブログの特徴の当たり前すぎて誰も言わない例として、下記の様な貴乃花親方問題を取り上げを投稿し、帰って見ると貴乃花親方大敗とテレビが大騒ぎしていました。
・貴乃花親方が理事選に出るか出ないかテレビを賑わせているが、私は日馬富士の暴行問題で彼のしたことで良いことは警察に届けたことだけ。改革するのなら尚更他から足を引っ張られないように協会の規則を守るべき。協会の親方でも彼が規則を守らないことを不快に思っている人も多いと思う。もし守っていたら親方の彼の支持者はまだ増えるのに。こんな誰も直ぐ考えつくのに貴乃花親方を応援するテレビ。
 その日の午後のテレビでは何故彼が大敗したかは判らない。理事選に出る彼を恐れて協会側の締めつけが厳しかったかもと言って居ました。なんとピンぼけしたテレビの解説者。  
 普通の会社で課長の部下が会社の人から怪我をさせられたとき、先ず上司にに報告し、会社の幹部が信用出来ないなら、自己責任で警察に被害届けを出し、部下の欠勤届けもなにやかやと理由を付けて引き延ばさずに直ぐ出すべきです。これでは会社の上司や課長の同僚が彼に就いてどう考えるかは判りきっています。(以上2月8日現在記。同日朝に親方の対談の放送が流れていました。彼は協会の当時の立場を考えてそれまで何も言わなかったと言っています。それなのに何故今言うのか?私は親方が最後まで協会と戦う積もりなら裁判に掛けたら良いと思うのですが。)
「NHKの首を捻る名護市長選に就いての解説」
名護市市長選で賛成派の渡具知さんの当選が決まった夜のNHKのクローズアップ現代の解説です。
 辺野古移設賛成・反対の市民の両者の意見を取り上げて居ましたが。殆どが反対者の意見ばかり。そして政府は今後住民の意見を汲み上げるべきだと結んでいました。
 結局はまるで辺野古移設反対と言わんばかりの朝日新聞とその系列のテレビそこのけの解説です。
 NHKの公共性に就いては誰でも言うことで省きますし、政府の意見には時に反対しても良いですが、基本的には下記のように中立の立場で周囲の環境を客観的の状況を説明した上で、自社の意見を述べるべきです。
 周囲の環境とは東シナ海の状況の悪化。しかし安全保障を米国に頼るしかない日本。その二つの意味で沖縄の米軍基地が重要な位置を占めていること。その一つが普天聞であるが、市街地の近くで危ないので日米合意で辺野古に基地を動かす準備をしている。それに対して沖縄県民から自分達ばから負担を背負わしていると言う不満があること。それで沖縄県民の感情を和らげるためにも、出来る範囲で沖縄の基地の一部を他の県にも移す必要が有る。他県の人達も米軍基地の負担を受けるべきで、政府も前向きに検討すべきだ。
 くらい公共放送であるNHKも25分の放送時間で十分言える筈だし、言うべきだと思います。
「自衛隊ヘリコプター墜落が教えること」
 佐賀県での陸上自衛隊のヘリコプターの墜落はドライブレコーダーのお蔭で生々しいショックを与えました。特に後のそれはそれまで水平飛行をしていたのに急に墜落。管制官への通信後からわずか5分だったと言う報道を実像で示すものでした。
 それで思うのは沖縄でのオスプレイの重なる事故。その一つの考えられぬ窓枠の落下。今回以外の日本の米国から購入した自衛隊機のトラブル。
 私は日本の自動車が米国にどんどん輸出されているのを見ると、米国製のヘリやオスプレイの性能はともかくとして製品として問題があるような気がします。
 元半世紀の機械、設備の保全の関係者として提案したいのは日本が所有しているヘリを含む飛行機のメンテナンスの強化と日本得意の改善活動です。メンテナンスに就いては6日の読売も似た趣旨の社説を書いていますように日常、定期点検の強化を今以上に強化すべきです。
 今回の事故で言えば報道と前記のドライブレコーダーが示すように、回転翼と駆動装置の接合部分の突然の損傷のようです。正にトヨタのを始めとする改善運動の対象としては見本のような部分です。上意下達の自衛隊?としてはそぐわないかも知れませんし、担当者の数も少ないようですが、整備担当者は勿論自衛隊員の提案を募っては。また隊としては自動車やその駆動装置のメーカーとも相談し今回の損傷を起こした部位(メイン・ローター・ヘッド)の改善提案を募っては。オスプレイはともかくヘリコプターは日本の物ですから改造も自由だし。まさか米国の特許権にも触れないと思いますが。

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「民進党と現民進党系の人達へ」

2018-02-02 11:58:52 | 政策、社会情勢
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「私のプログの特徴」
 私は昔ブログで色々と心配なことに就いて書いてきましたが、その殆どが予想したとうりの結果になっているようです。
・2006年から中国が市場主義を取り入れ始めた時、これでは日本が貧乏になる書いて何年かして非正規社員の増加、貧困問題が取り上げられました。
・2005年から人口問題を取り上げ。このままでは人口が縮小して仕舞うが何処まで許されるか、その時はどうすれば良いのかと書きました。そし今安倍さんはになって人口の減少は日本の危機だといって、国会解散の一つの理由にしました。
・同じころ女性の生き甲斐は社会に進出するのと、わが子が育てて社会に貢献することの二つで後は「女性の考え方一つだ」と、貧乏人の子沢山論を提唱しました。つまり夫婦の間で三人の子供を持てば一挙に人口問題も、優れた人を除い来た今までの移民政策も通せるのに。それに対して今人口問題に対して(前に書いた様な)貧乏人はどうするかと言う批判。女性の社会進出とどうバランスを取るかの批判があります。但し人口問題で残るのは前にも書いた女性の考え方一つですが、昔の「農村の男性の結婚」問題で相手の女性の話が全く出て来なかったように、少子化と女性の問題の議論は何故か半ばタブー視されて居ますので、人口問題はまだ続くのでししょう。
・ごく最近の話では小池百合子さんの人気絶頂のとき彼女の才能には底があると批判をしましたが、その後の排除発言いらいの彼女への批判は凄かったですね。
・貴乃花親方が理事選に出るか出ないかでまたテレビを賑わせていますが、私は日馬富士の暴行問題で「彼のしたことで良いことは警察に届けたことだけ。改革するのなら尚更他から足を引っ張れないように協会の規則を守るべきだ」と書きました。協会の親方でも彼か規則を守らないことを不快に思っている人も多いと思います。もし守っていたら親方の彼の支持者はまだ増えるのに。こんな誰も直ぐ考えつくのに貴乃花親方を応援するテレビ。しかし彼の念願する協会の改革は殆ど進まないような気がします。
 このような誰でも考えつくのに議論されないのは何故か?つまりあまりにも当たり前過ぎて、そんなことを書いても言っても政治家もマスコミ、ネットも誰も振り向いてくれないからです。それでも当たり前のことが書けるのは、毀誉褒貶とは縁遠い平凡な私だからです。
 それで誰でもが考えつ当たり前の元の民進党の現状と将来のことを書いて見ました。先のことは真っ暗な政治の世界と言いますが、民進党系の政党はその方向の転換をしない限り、多分私の書いた縮小の方向に進むと思います。
「民進党と現民進党系の人達へ」
 ここでは上記のようにいちいち書くのは面倒なので、民進党と纏めて同党と関連の政党に関する誰でも考えつく当たり前のことを書きます。
・前にも書きましたが現在の自民党の支持率40%、どちらとも言えない人を含めて、約60%の人が自民党以外の党の政権獲得を望んでいることになります。その内民進党以外の他党の支持率と(誰も望まない?排他的な創価学会に頼る)公明党の支持率を差し引くと少なくとも40%近くの国民は自民党に代わる民進党の政権復帰を求めて居ることになります。つまり大雑把すぎる計算ですが、少なくとも最大野党の民進党の政権復帰への潜在的ニーズはあるのです。
・それなのに最近の民進党の方針は森友、加計問題・スパコン疑惑追求など、これで政権を取れると思っているのでしょうか。冷たい眼で見れば同じ方針の共産党との地盤争いのような民進党の動き。つまり協力と言う名の足の引っ張り合い。民進党を支援している連合の会長も民進党の方針をみて泣くと思いますが。
・誰が考えても政権を取るには自民党に優る政策を打ち出して国民に見て貰うことですが、これがまた民進党の最大のウイークポイント。安倍内閣からも自民党からも対案を出せと言っても、弄られても出て来ない。
・特に今問題の安保問題で安倍内閣の方針に反対なら、それに対抗する現実的で国民が納得する対案を出す絶好の機会と思うのですが。どこかの新聞のいうように安倍内閣の間は憲法の議論をしないと言っていたら政権獲得から遠くなるばかりです。
・その対案の出ない理由は党内の右から最左翼までの烏合の衆の集まり。幹部が何を考えても党内から反発がでる。そして自民党からいくら皮肉られても対案が出てこない。
・その対策として誰でも考える、権利ばかり教えてモンスターペアレンツや、他の職業に比べて多くて長い休みがあるのに土曜日も休みたいとして、ゆとり教育世代を輩出させ国民から嫌われている日教組、国鉄時代に全国的なストをするなど国民に大きな迷惑をかけた官公労系労組、それを支援した元社民党系の人々を切って体制をすっきりすれば良いとわかりきっているのに、切れない民進党幹部。
・米国の共和党、民主党のように基本的に経済界などを最大支持基盤とする自民党に対して当然考えられる企業に協力的な労働組合(企業の足ばかり引っ張って来た産別系の組合でない)を支持基盤とする民進党であって欲しいと多くの人が思っているのにそれに応えられない民進党。
・私は一度は土井たか子さんの言う「山を動かした」社民党が朝日新聞に載せられ支持率ゼロに近いほどに成っている例を挙げて、一度政権を取った党はそれだけの期待に応えなければ社民党と同じ道を辿ると書いたことが有りました。現在の朝日新聞の主張の線に載せられて動く民進党関係者の動きを見ていると、そして最近の民進党関係者の離合集散をみていると、どう考えても社民党のようにひたすら縮小の道を辿っているとしか見えません。
 誰が見ても判りきっている事が出来ない民進党とその元関係者。定常的な政権交代論者の私(と多分連合の幹部)から見れば民進党とその関係者は情けない人ばかりの集まりのような気がするのですが。

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万年野党に落ちたか民進党系政党へ

2018-01-29 12:16:06 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
 最近の話ですが、某趣味の会の終わりに載せて貰った車で運転の男性と助手席の女性の間で元民社党から民主党を経て北九州市長になった北橋さんの話が弾んでいました。
 確かめた訳では有りませんが話の様子では二人とももと労働組合で活躍していたらしく、選挙での自民党、民進党議員の苦戦の理由や、彼らと北橋さんとの遊びや飲み会など交流で北橋さんやその奥さんのことを褒めていました。それから北橋さんが選挙民を如何に大切にしているか、そして関係者から如何に愛されているかを知りました。
 彼らの話を聞いて前にも書いた
「昔の民主党と岡田さん」のことを思い出しました。
 所謂小泉選挙のときの民主党党首の岡田さんの演説を思い出した。
 小泉さんの世の喝采を浴びた郵政改革一本槍、反対する自民党の幹部を追放など、まして民主党に対してはボロクソの演説。小泉さんの戦略に載せられて、選挙中というのに毎日それらの模様ばかりを放送するテレビ。そんな時に岡田さんは大真面目に大衆受けしない消費税増税など民主党の政策を訴えるばかり。私はその様子をテレビを見て余りの民主党の選挙戦術の拙さに、地もとの候補者(現在の北九州市長の)北橋さんに岡田さんたちの演説にもっと小泉さん攻撃を増やしたら手紙を書いたほどだ。

「今の民進党系の惨状」
 つまり昔の民主党は政権奪取の気概に溢れていたのに、今の有り様。自民党は少子化対策、働きかた改革、民進党系のお株を奪う給料の3%アップ、をぶちあげているのに、民進党系は森友、加計問題・スパコン疑惑追求などまるで政権追求だけが生き甲斐の共産党と同じ運動方針。自民党の憲法改正報道には反発と出ていましたが、その対案としてどうすれば良いのか具体的も出さずに。私ははせめて「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」の憲法前文と現状の違いと戦争放棄の9条の整合性に就いてどう考えるかくらいの党としての意見を公表すべきだと思うのですが。
 支持率40%の自民党。どちらとも言えない人を含めて、60%近くの国民はそれに変わる政党を求めているのに、その落差。民進党系の議員達は何を考えているのでしょう。
「民進系政党の若手は今でも人気のある北九州市長の意見を訊いてみては」
 現在の元民主党の北橋さんは北九州市長として連続当選の一方、自民党、民進党議員の苦戦の理由に就いて前の二人には言いませんでしたが、地域の旧新日鉄、安川電機など大企業は旧民社党的な企業に協力と言う北橋さんに対しては、選挙中の労組の北橋さんの支援活動を黙認するなどして消極的な支援しても、官公労、日教組など上との対立的な労組の影響を多く受ける民進党には反対。一方労組とは関係ない自民党の活動の支援には元民社系の労組に遠慮して消極的なことが両者の選挙活動に大きな影響があると思います。
 北橋さんの上の立場の岡田さん無理かも知れませんが、その他の民進党系議員は一度北橋さんの意見を訊いてみるのもそれらの党の体制回復に役立つと思うのですが。

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大企業の品質偽装はトップだけの責任か?

2018-01-19 10:48:35 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
 本屋の文芸春秋の2月号で「大企業の品質偽装はトップの責任だ」と言う表題を見つけました。内容は見なくても大体判るので内容は見ませんでしたが、私が投稿した「自由主義経済では日本は貧乏になる・素人が考えた経済問題」の事を思い出しました。
[日本が直面している自由主義経済の現実]
・各国の政府は自国の利益を優先する
・世界のどの国も自国の領土は手放さない(そのためにヨーロッパ諸国はEUと言う大きな経済共同体を作った)
・自由主義経済では広大な領土を持つ中国、ロシヤ、インド、米国、ブラジルなどは、遥かに有利になる。その中でも膨大な低賃金の人口を持つ中国やインドなどはさらに有利になる
[日本貧困化の歴史」
・中国を始めとするBRICS諸国がまだ開発の途上で、日本は一億中流社会と言われるほどの良い時代を迎えたこもあった。
・米国流の「市場中心主義」経済では、低賃金の中国が優勢になる。そのお蔭で同国の賃金が上がる一方、日本企業の競争力が低下。その対策としてし非正規社員などを入れるなどしてて企業全体として賃金を抑える。そして次第に日本、中国の賃金差が減少しバランスが取れて来る。然し厖大な低賃金の人口を抱える中国とは何時バランスして来るか判らない。
結果として賃金がより安い国の発展に伴う日本企業の空洞化による経済の沈滞化と、何時バランスするとも判らない賃金抑制の手段としての人間でなくて資材と同じ取り扱いの経費としての非正規社員の範囲増加と定着化。それに伴う日本の貧困化→結婚出来ない若い人の増加→人口減少→内需の減少→経済の沈滞化の悪循環。
[厖大な領土と資源を持つ国の経営に戻ろうとしている日本]
このような世界の情勢が変わり始めようとしているとき、時の首相の小泉さんは、最初に書いたように厖大な領土と資源を持つ米国の年次改革要望書に添っての規制緩和を行い後は各企業の自己責任だと突き放した。
 企業もその流れに乗って米国流の、企業は総て目先の利益を求める株主のものと言う考え方、今までの日本の企業を支えてきたチームワークを捨てて成果主義の導入、そして人件費でなく経費ですむ非正規社員の採用と言う「日本株式会社」と言われたころの独自の経営から、最初に書いた「米国流の経営」に戻り始めたのだ。
 そして前に書いた様に「普通の経営」をしていれば何時落ち着くか判らない日本の貧困化がこのまま確実に進むと思う。
「私の意見」
 これからは最近の私の意見です。
 小泉さん当時はまだ企業活動を通じて社会に貢献と言う企業倫理、定年まで正社員としすることからの従業員の強い企業への忠誠心、それに基づく改善活動、それから産まれた自社技術確保など「ジャバン・アズ・ナンバーワン」の本が出たほどでした。 米国はそれを恐れて日本に年次改革要望書を日本に突きつけ、膨大な国土と資産の国にだけに通用する米国流の企業経営方式まで狭く資源もない日本に浸透させて仕舞ったのです。
 勿論小泉さんだけが悪い訳でなくて中国と台頭などの不可抗力、凡庸なサラリーマン経営者とその集団の経団連の責任も大きいと思います。
 その後のリーマンショックによる技術者と非正規の大量解雇(つまり経営者は労組を持つ作業員の合理化ばかり考えてホワイトカラーの合理化は忘れていたこと)、技術の韓国、中国への流出とそれに苦しめられる日本企業。企業の海外進出に伴う技術流出。
 そして今度の品質偽装の問題、何時もゴタゴタして外人の社長を戴いた日産は何となく判りますが、今まで問題が殆ど出なかった神戸製鋼、リーマンショックでは何とかしのいだ三菱系の三菱マテリアルまで含んでいるのは深刻な問題と思いますが。
 正に文芸春秋が言う「大企業の品質偽装はトップの責任」で、その基本は昔の企業を支えてきてた企業倫理を忘れ、当面の成果ばかり追った結果の現れと思います。
 企業も政府機関も安倍さんも「改善のトヨタ」の社長や、瀕死の日航を立ち直させた京セラの稲盛和夫さんなどと相談して、日本企業のあり方をもう一度見直す必要があるような気がします。 

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規制緩和に対する役人の見解は、一般に次のようなものだ。
 日本は多くの規制をしている。アメリカは、規制が日本より緩やかである。しかし戦後の荒廃した日本経済をここまで発展させてきたのは多くの規制であり、その結果日本は豊かで平等で安全な国となった。一方アメリカ経済はうまくいっているかもしれないが、賃金格差は拡がる一方であり、犯罪も多い。このように一長一短があるのであり、日本が規制で無理をして、しかも急いで緩和する必要はないのではないか。そもそも、自由主義は万能の特効薬ではない。日本と外国では事情が違い、日本は完全な自由市場体制ではうまくいかない。日本経済をアメリカ並みに引きずり落とそうという、アメリカの戦略に乗ってはならない
 これは稲森さんの官僚批判で彼の意見は規制緩和推進です。しかしその前提は経済界のリーダーが皆優れていて、緩和に就いて適切な対応が出来ると言うにたっています。 しかし現実は官僚が知っていても言えぬように、そして私も気づいた凡庸な経営者のもたらしてきた惨状。正に官僚の意見の通りになっています。
 そして文春の「大企業の品質偽装はトップの責任」と言うように、企業経営者が稲森さんの期待に添えなくなっている現状です。
 勿論稲森さんは同じ章で最初に「経営者よ王道を歩め」と書き、次の章の「企業経営の新たなる指針」で何故経営に哲学が必要か、才能を私物化してはならない、企業と社会貢献、二十一世紀の企業の発想など書かれています。

安倍さんと朝日新聞の戦い

2018-01-12 12:47:53 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
 1月9日の「THEMS」の広告に「朝日新聞反安倍暴走で読者離反へ、安倍叩きに走り報道の使命と責任を忘れた姿勢に読者離れと若手社員からの反発も」の広告が出ていました。私は同誌を読んだことは有りませんが、同じ広告で河野さん、小泉進次郎さん、内閣参与批判有りましたので一応公平な立場に立っているのでしょう。
 それで若い方たちのために安倍さんの朝日新聞の確執の原点となったNHK放送の慰安婦模擬裁判での安倍さん、亡くなった中川昭一さんと朝日新聞の紛争の概略を纏めて見ました。
・問題の番組はNHK教育テレビで放送され、昭和天皇を「強姦と性奴隷制」の責任で弁護人なしに裁いた民間法廷を取り上げた内容だった。
・朝日はその4年後、「同放送前に自民党の中川昭一さん(当時、経済産業相)と安倍晋三さん(同、幹事長代理)がNHK幹部を呼び、「偏った内容だ」と指摘し、番組内容が変更された」と報じた。
・これに対し、中川、安倍両氏は「呼び出したのではなく、NHK幹部の方から会いにきた、中川氏がNHKの関係者と会ったのは放送後」と記事の核心部分を否定した。
 安倍さんと中川さんがNHKに申し入れたのはNHKが下記のように余りにも酷すぎる模擬裁判の実況を放送したかを報道で知ったからだ。
「政治的意図丸出しの模擬裁判」
・主催者は韓国挺身隊問題対策協議会、「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク (VAWW-NETジャパン)の関係者人
・弁護人はいない
・検事に韓国、北朝鮮、東南アジアの人で占められ、北朝鮮の人の中には工作員が2名入っている。
・被告の一人に昭和天皇が入っている
・取材したマスコミはNHK・朝日新聞社・新華社・朝鮮中央放送・朝鮮新報
 取材拒否されたマスコミは産経新聞社
と言う偏った政治目的が歴然としたイベントだった。
(元NHKにいた池田信夫さんの話しによれば、当時のNHKの政治部は左翼で占められていた由。)
 さらにこの問題はNHK、自民党の中川昭一さんと安倍晋三さん、と朝日新聞の間の場外乱闘に発展した。
 その3者の戦いの中で、朝日の(この種の問題で良く出る)本多記者の強引な取材と一方的な報道、無断録音の問題、中川さんがNHKと逢ったのは放送後などが明らかになり、 他のマスコミの攻撃もあり朝日は次第に守勢に廻ることになった。
 自民党とNHKは何度も朝日に対し抗議と疑問点についての説明の要請をしたが、同社はこの件に関して訴訟を検討していると理由で説明を拒否していた。
 外野から見ても安倍さん・中川さん、NHKは朝日新聞に「執拗に」何度も質問書を出し回答を迫っていた。それに対して朝日側は訴訟を考えているからの一点張り、他のマスコミの朝日攻撃。
 そして安倍政権の発足。安倍内閣の閣僚の事務所経費書き間違いの批判で遂には閣僚の一人の自殺と言う朝日主導の猛烈な攻撃。そして執拗な中川さんの朦朧会見報道。そして彼の辞任とまもなく死亡。


 その時私は私が予想したように朝日は最後まで訴訟もせずに頬被りをしとおしました。
こうして残った安倍さんと朝日新聞は天敵の関係になっています。
 それが前記の「THEMS」の広告の「朝日新聞反安倍暴走」で読者離反に繋がっているのでしょう。
 自分のことは棚にあげて他を批判する朝日新聞の体質は慰安婦問題の大誤報を謝罪しても一向変わっていないようです。
 一方それらの報道から判るように安倍さんの喧嘩腰の強さは今も変わっていないようです。その喧嘩腰の強さが安倍さんの「私と家内が森友問題に関わっているのがはっきりすれば総理も議員も辞める」と言う軽い発言を生み、それが世論調査で安倍内閣を支持しない最大理由が「人として信頼出来ないから」に繋がっているのでしょう。
 安倍さんの口の軽さを周りの人達が注意してはとブログで何度も書いたのですが、井戸の中から発言が通るはずはなく今に至っています。
 一方朝日新聞も大変です。「正論」、「WILL」、「HANADA」から口を併せたような朝日への総攻撃。慰安婦模擬裁判と同じ状況。
 前と違うのはネットで各社の情報に触れられる青年層を中心とする朝日攻撃。
 私は朝日党とも言える朝日新聞が今回韓国で蒸し返されている慰安婦問題で日本の為に自社が大誤報を流した経緯を韓国のマスコミに提供しない限りどうなっても良いと思っています。
 私は2007年に「社会党と朝日新聞」のタイトルで政権獲得一歩前まで来た社会党が朝日新聞の報道に載せられて、弱小化の道を歩んだことを書きました。
 今政権を獲得した元民主党も朝日とそれに従う毎日などの報道に載せられて判断を誤り、党解体弱小化の道を歩み始めています。
 森友問題では安倍さんも前に書いた様な失言の大失敗をしましたが、加計問題は朝日などの報道にも関わらず、臨時国会報道が殆どされず立憲民主党と朝日新聞の思惑と違ってこのままに終わりそうです。
 私は前にも書きましたが、立憲民主党も民進党も自分達の主張と朝日の報道、主張が一致したときは、一歩踏みとどまるべきだと思います。そうでないと昔の社会党、いまの支持率がコンマ以下の社民党と同じ道を辿るのは必然だと思います。つまり最大野党や元政権党には他の野党と違う厳しい眼が向けられていることを知るべきです。
 との党にも政権にも是々非々、定常的な政権交代論者の私としては、元政権与党の立憲民進党、民進党の人達が道を誤らない祈っています。
 でもやはり駄目なのかな??

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