8月9日、岩見沢の江本先生から電話が入って、葛西先生が無くなったと告げられた。
岩見沢神宮奉賛吟詠講の講長を務めておられ、岩見沢を中心とする南空知の詩吟愛好者をとりまとめ月一度の神宮講を開催し、年に一度はホテルで吟詠大会を開催してこられた。
象堂流の理事長を務めておられましたが、先の講長が象堂流の東聖堂先生で、東先生が不慮の事故で他界された年、象堂流を退会し東先生の遺志を継ぎ、神宮講の為尽くされて、
国風流の小野寺先生を助けながら、柏仁会という会を立ち上げ、特に象堂流のOBの方たちの面倒をみて来られました。そして、小野寺先生が講長を降りられた後を受け講長として
努力されていました。
葛西先生と私は特に申し合わせたわけではありませんが、同時に 象堂流を退会しました。これは東先生の無念を心に秘めてのものでした。
書きたいことは山ほどありますが、今、吟歴46年を書き始めちょっと触れるつもりが重たくなり始めました。そちらと重なりますので、ここでは葛西先生のご冥福をお祈りしてこれで留めておきます。