mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

トルコ一周とカッパドキアの旅<カッパドキア観光4>

2019年01月24日 | 旅行記
 今日は旅行3日目のカッパドキアでの昼食の模様からお伝えします。

 ◆ カッパドキア観光4(昼食、洞窟の民家、ゼルヴェの谷)

<Mugiko>
 レストランには12時20分頃着いたけれど、カッパドキアらしい洞窟のレストランだったから驚いたわ。
 そして、レストランの庭には花梨の実がぶら下がっていたり、赤い鶏頭の花が咲いているなど気持ちが和らぐ雰囲気になっていたわ。
<Mugio>

 <洞窟レストラン>


 <黄色い実をつけるカリン>


 <鶏頭の花>


<Mugio>
 君が言うように気持ちが和らぐレストランだね。
 これで、味が良ければいうことなし!だけれど・・・
<Mugiko>
 「おいしくない!」といいそうだけれど、メインディッシュは、カッパドキアの郷土料理テスティ・ケバブだというから美味しいと思うわ。
<Mugio>
 ところで、この場でツアー参加者の自己紹介があるそうだから、我が家を代表して君が紹介してくれないか?
<Mugiko>
 あら!そんなことをしたら、いいたくて「ウズウズ」している誰かさんに悪いわ。

 <サラダ>


 <スープ>


 <煮物>


 <春巻き?>


 <デザート>


<Mugio>
 メインのテスティ・ケバブは、壺に野菜と肉を入れて蒸し焼きにした料理だということだけれど、中身が見えないね。

 <テスティ・ケバブ>


<Mugiko>
 あら!珍しく悪口を言わないの?三重県と新潟県から参加したご夫婦が「今までで一番美味しい!」とコメントしていたからかしら?
<Mugio>
 僕は、トルコ料理の良さが分からないのかも知れないね。今までも感じたけれど、トルコ料理は見た目は美しいが、日本人好みの「うまみ」が感じられないんだ。ちなみに、この昼食を評価すると、全部が「普通」か「まあまあ」なのさ。
<Mugiko>
 そうなの!?ところで、午後からは、今でも伝統的な洞窟スタイルの家に暮らす人々の民家を訪問するそうよ。

 <訪問した洞窟の民家>


 <民家の部屋>


<Mugio>
 訪問した民家は、ご覧のように大きな岩をくりぬいた家で、中は天井が低く、暗い感じはしたが、夏涼しく冬暖かいなど良い面がたくさんあるという印象を受けたね。
 ここの滞在時間は、ほんの30分ぐらいだったけれど、日本では考えられない生活スタイルだったので驚いたわ。
 次は、キノコのような岩山が林立する「ゼルヴェの谷」を見学するそうよ。
<Mugio>
 ゼルヴェの谷には、民家から10分足らずで到着しました。
 ところで、地球の歩き方によれば、ギョレメという町には、午前中訪れたギョレメ野外博物館のほか、「ギョレメの谷では、巨大なベリ・パシャ(妖精の煙突)が見られる。」また、「ギョレメからアヴェノス(カッパドキアの町)への道脇にフレスコ画の美しい岩窟教会が残るチャウンシン、その先にシメジ茸のような奇岩があるパシャバー、ゼルヴェ野外博物館、ユルギャップの途中にはクズル・チャクルなどの見どころがある。」と説明しているが、どうも理解しがたいな。
<Mugiko>
 何が理解しがたいの?
<Mugio>
 疑問の第一は、「ギョレメの谷では、巨大なベリ・パシャ(妖精の煙突)が見られる。」という説明は、どこを指しているのか?ということだね。
 疑問の第二は、「ゼルヴェ」とは、ゼルヴェ野外博物館のことなのか、それとも、シメジ茸のような奇岩があるパシャバーなのか、両者を含めるのかというものだね。

 <パシャバーの駐車場>


 <シメジ茸のような奇岩>


<Mugiko>
 疑問に答える前に私の感想を言わせてね。
 あなたは「シメジ茸」といったけれど、私は、「シメジ」というより「エリンギ」という感じで、この景色がカッパドキアの中で最も印象に残ったわ。
 疑問の第一に対する私の答えは、インターネットの情報で「パシャバー地区のゼルヴェの谷には、有名なキノコ岩が立ち並び、煙突の形に似ているこれらの岩の中に妖精が住んでいるという言い伝えから「妖精の煙突」といわれている。」という説明を見たからだと思うけれど・・・。
 「パシャバー地区のゼルヴェの谷」は、ギョレメという大きな谷の中にあるということではありませんか?
<Mugio>
 なろほどね。
 そうだとすると、第二の疑問の答えも、ゼルヴェ野外博物館とパシャバーの両者を含めて「ゼルヴェ」だと理解して良いということかな?

 <シメジ茸というよりは?>


 <キノコ岩の数々>


 <シメジ茸のような岩山>


<Mugiko>
 そのようね。だから、キノコのような岩があるところ(パシャバー地区)の奥に入っていくと、ブドウの教会、鹿の教会と呼ばれる岩窟教会があり、そこには、ハト、魚、クジャクなどといったフレスコ画が描かれているそうね。
 この場所が9世紀から13世紀にキリスト教徒が定住した峡谷だというゼルヴェ野外博物館ではないかしら?
<Mugio>
僕たちは、残念ながら訪問できなかったけれど、パシャバー地区は、カッパドキアを代表する最も典型的なキノコ岩が見られるところだから、ここを見学できれば大満足だね。
<Mugiko>
 そうね。でも、ここに滞在した時間が30分足らずだったので、もう少しゆっくりしたかった!わね。
 ところで、この「ニョキニョキ」と何本も立っているキノコ岩だけれど、キノコの笠のような上部の黒い部分が堅い玄武岩、下部の白い部分が柔らかい擬灰岩でできているので、浸食のスピードが違うため、このようなキノコ岩ができたそうね。
<Mugio>
 この後は、絨毯屋さんに行くことになっているけれど、お土産は勘弁したいところだね。


 <以上で本日の記事は終了です。次回は、カッパドキア観光5として絨毯屋の見学、ラクダ岩、ローズバレーなどについてお伝えします。>