うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

ロゴタイプ完勝

2013-04-15 21:11:40 | 競馬日記
2歳チャンピオンのロゴタイプが皐月賞を完勝しました。
前半1000mが58秒という速い流れになり、勝ち時計は1'58"0のレコードになりました。
このペースで、前目で流れに乗って完勝ですから、強いですし、鞍上ミルコが合うタイプでもあるのでしょう。

ロゴタイプは中山記念とマイラーズCを2勝ずつのローエングリン産駒。Hail to Reasonクロスを伴うHaloクロス、Sadler's WellsとNureyevの相似、Mill ReefとSecretariatの相似、Bold Rulerクロスなど、仕掛けがいっぱいですが、まずは何よりHaloクロスであって、中山競馬場が合いそうな感じです。普通に考えれば小回りの8~10Fがベストで、東京の12Fは守備範囲からずれていると考えるのが自然に思います。

皐月賞を勝った朝日杯馬はナリタブライアン以来と言っても、ナリタブライアンは菊花賞が本番という血統構成の持ち主でしたから、ちょっと比較するのは厳しいかなと思います。
能力でこなしてしまうのか、思っている以上の適応力を見せるのか、クラシック第二関門でロゴタイプがどんな競馬をするかに注目です。

2着はエピファネイア。父シンボリクリスエス×母シーザリオです。シンボリクリスエスは好きな種牡馬じゃないのですが、エピファネイアは良くできた配合だと思います。
有馬記念2勝のシンボリクリスエスとオークス馬シーザリオの組み合わせで、また長い直線の方が合いそうなタイプですから、東京12Fに舞台が変わって、この馬に有利になりそうに言われることもありますが、本当かなと思ってしまいます。
シンボリクリスエス×スペシャルウィーク×Sadler's Wellsでスタミナがありそうに見えますが、Tom Fool 6 x 7、Occupy 5 x 6が気になります。Tom Foolはスタミナよりスピードですし、Occupyクロスという点ではHabitatの父Turn-toもクロスされ、Habitatのスピードが強調されるような形になっています。
走り的に直線は長い方がいいでしょうが、12Fより10Fの方が合っているんじゃないかと思ってしまいます。

きっちりと折り合って走れれば12Fもこなしてしまうんだろうと思うのですが、速い流れの皐月賞でかかり気味だった馬が東京12Fできっちり折り合えるのか心配です。


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