うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

ウインドフィールズ死亡

2014-11-21 00:27:12 | 競馬日記
1994年のセントライト記念馬ウインドフィールズが亡くなったそうですね(記事)。ナリタブライアン世代。菊花賞では4着に踏ん張りました。

何と言ってもこの馬の血統です。


父はウインザーノット。函館記念を連覇し、天皇賞秋で2着、天皇賞春で3着に入りました。名種牡馬パーソロン×凱旋門賞馬サンサンという超良血馬。
母父は凱旋門賞連覇のAlleged。母の半兄にワシントンDCインターナショナルのJohnny D.がおり、牝系もなかなかです。
父の母と母父が凱旋門賞馬というのが強力ですね。そして、ウインドフィールズが持つクロスはPrincequillo 4 x 5 . 7、Djebel 5 x 5。この両者はGay Crusaderで結合し、連合勢力を作ります。この形態は日本ではそんなにメジャーではないですが、欧州では珍しくありません。例えばDalakhaniとか。
それじゃあということでDarshaanなんかと合わせてみるのですが(Darshaan × ウインドフィールズ)、血はやっぱり合っていますね。Mill Reefとサンサンの相似もいいです。
そう考えると、この馬が種牡馬になれなかったのが残念です。牝系に入ってから、Darshaanなんかの血を受け止めてくれるようなのが期待できたように思います。


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