うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

プリークネスS

2009-05-17 22:56:29 | 競馬日記
プリークネスSは牝馬のRachel Alexandraが勝ちました。Mine That Birdの主戦でもあったボレル騎手がこちらを選んだこともあって1番人気に推されましたが、見事に期待に応えました。Racingpostではトップページで“Flying Filly”と書かれていました。Mumtaz Mahalみたいですね。
牝馬がプリークネスSを勝つのは1921年のNellie Morseベガの7代母)以来です。一昨年、Rags to RichesがベルモントSを勝ちましたが、これはTanya以来102年ぶり。同じく一昨年、日本ダービーを勝ったウオッカクリフジ以来64年ぶり。日米で半世紀以上前の記録に並ぶ名牝が現れています。
半世紀以上前とまでは行きませんが、37年ぶりに有馬記念を勝った牝馬ダイワスカーレット、凱旋門賞を圧勝したZarkavaと、世界的に最近は牝馬が大活躍ですね。ウオッカは今日行われたヴィクトリアマイルを7馬身差で楽勝しました。7馬身てのはマイルGIではなかなか見られない着差です。昨年とは体調が違いますし、ダイワスカーレット以外の牝馬相手ではレベルが違うのでしょうが、圧巻のパフォーマンスでした。(これはまあまあいい写真ですね。もうちょっと全体が見えるような写真だったらShergarのようになったかもしれません。)

ロッキンジSはPivotal産駒Virtualが勝ちました。コヴェントリーS(GII)のIcemanの全弟です。Northern Dancer4 x 5が見事に系列ぐるみを作っています。

ベナツェトレネン(GIII)はディクタット産駒Contatが勝ちました。Robertoの影響が強い配合ですね。ゼロ交配をきちんと使っているところがさすがです。


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