ちょっとスマートファルコンが止まらなくなってきましたね。帝王賞でエスポワールシチー相手に9馬身差で圧勝しました。
圧倒的な逃げでそのまま押し切ってしまうスタイルと主戦騎手からダートのサイレンススズカなんて声も上がりますが、血統構成がかなり違って、その所為で芝とダートに適性が分かれています。
サイレンススズカはTurn-toでシンプルにまとめた配合で、とにかく馬鹿みたいに速くて、そのまま行ってしまう馬でした。スマートファルコンはVaguely Noble 5 x 3のスタミナが武器で、素軽さよりも力強さ、粘り強さが持ち味になっており、現代競馬ではダートで能力が開花しました。Vaguely Noble(Aureole)のスタミナが武器の逃げ馬と言えばメジロパーマーなんかを思い出します。
それにしても地方どさ回りで賞金を稼いできた馬がこんなに強くなるとは想像できませんでした。BCクラシックを勝てるかと言われればやってみないことには分からないと答えるしかありませんが、このパフォーマンスができるならアメリカのGIでも間違いなく何個か勝てます。来春のドバイWCを目指すようで、オールウェザーへの適応(レッドディザイア、ヴィクトワールピサ、トランセンドと個性の異なる日本の馬がオールウェザーをこなしたので、恐らく大丈夫でしょう)とコンディション次第でいい勝負ができると思います。
エスポワールシチーの方はコンディションがまだまだ戻りませんね。いいときにチャンスの大きいドバイWCをやめて、BCクラシックという難しいチャレンジをして調子を崩してしまいました。
この馬が日本国内でD2000mを走るのは初めてでした。ダートのチャンピオンを決める距離であるはずの2000mの重賞が中央にはGIIIのシリウスSしかないというおかしなことになっており、スマートファルコンは地方巡業ばっかりをしていたおかげで、GI2勝を含む6勝をこの距離の重賞で挙げています。
圧倒的な逃げでそのまま押し切ってしまうスタイルと主戦騎手からダートのサイレンススズカなんて声も上がりますが、血統構成がかなり違って、その所為で芝とダートに適性が分かれています。
サイレンススズカはTurn-toでシンプルにまとめた配合で、とにかく馬鹿みたいに速くて、そのまま行ってしまう馬でした。スマートファルコンはVaguely Noble 5 x 3のスタミナが武器で、素軽さよりも力強さ、粘り強さが持ち味になっており、現代競馬ではダートで能力が開花しました。Vaguely Noble(Aureole)のスタミナが武器の逃げ馬と言えばメジロパーマーなんかを思い出します。
それにしても地方どさ回りで賞金を稼いできた馬がこんなに強くなるとは想像できませんでした。BCクラシックを勝てるかと言われればやってみないことには分からないと答えるしかありませんが、このパフォーマンスができるならアメリカのGIでも間違いなく何個か勝てます。来春のドバイWCを目指すようで、オールウェザーへの適応(レッドディザイア、ヴィクトワールピサ、トランセンドと個性の異なる日本の馬がオールウェザーをこなしたので、恐らく大丈夫でしょう)とコンディション次第でいい勝負ができると思います。
エスポワールシチーの方はコンディションがまだまだ戻りませんね。いいときにチャンスの大きいドバイWCをやめて、BCクラシックという難しいチャレンジをして調子を崩してしまいました。
この馬が日本国内でD2000mを走るのは初めてでした。ダートのチャンピオンを決める距離であるはずの2000mの重賞が中央にはGIIIのシリウスSしかないというおかしなことになっており、スマートファルコンは地方巡業ばっかりをしていたおかげで、GI2勝を含む6勝をこの距離の重賞で挙げています。
ピーク維持してドバイ連覇して欲しいです。
種牡馬としてもダートにおいては優秀な種牡馬になってもおかしくはないのかなと興味深いです。
少し前まで日本のダート馬は弱いと思ってました。
芝の馬は日本の馬が一番強いと思いたいし好きですが、ダート馬も世界と比べていいレベルに近づいてきたのかと期待してます。
1400mを走っていたのは7Fの追い切りだったのでしょう。調教を十分に積んだおかげで今があると思います。
クロフネは自身が世界レベルの怪物そのもので、ダートならたいてい勝ったと思いますが(クロフネが勝ったJCDと同年のBCクラシックではTiznowがSakhee、Galileoを破って史上初の連覇を成し遂げたのですが、Lido Palaceに負ける馬には何回やっても負けないくらいの気がします)、スマートファルコンは怪物の一つ手前だと思っています。相手に怪物さえいなければBCクラシックに出てもコンディション次第でどうにかなりそうな気もします。
ちなみに半兄ワールドクリークは怪物Dubai Millenniumが圧勝したドバイWCで、6着に踏ん張りました。
イルカさん
ダートでも上位の馬は世界と比較しても遜色がなくなって来ていますね。海外で勝てるかどうかは日本と海外の馬場差、レース展開の差に対する適応力が鍵になってきます(芝と同じですね)。
基本的に芝馬の血が残されてそこからダートで活躍する馬も出てくるという流れだったのが、ダートGI4勝のゴールドアリュールから5勝のエスポワールシチー(最優秀ダートホースを父仔で受賞)と3勝のスマートファルコンが出ました。ダート馬は種牡馬としてダメという時代ではなくなってきましたし、スマートファルコンはジュニアCを勝って皐月賞に出走した馬です。芝が全くダメというわけでもなく、Vaguely Nobleのスタミナが生きれば面白いと思います。