うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

有馬記念回顧(見てないけど)

2005-12-26 22:20:10 | 競馬日記
有馬記念はディープインパクトが負けそうだったので、見ませんでした。
そしてやはり負けました。
後方から外を捲ったものの先に抜け出したハーツクライを捕まえきれなかったようですね。
好位を取れればとか、内に入れればとか、騎手にいろいろ文句を言いたくなるケースではあります。
しかし、ディープインパクトは今まで圧倒的な能力差だけで勝ってきていますし、気性は非常に奔放ですし、馬体重は軽いですし、こういう馬で果たして好位を取りにいけたのか、内に入れられたのか、この大一番でこれだけの人気を背負ってそんな乗り方が出来たのか、疑問です。
「安全策」だったのでしょう。
(もちろんもっと上手く乗れば勝てたでしょうけどね。)

歴史的名馬も1回ぐらいは負けることがあります。
Sea BirdはGrey Dawnに負けたし、Brigadier GerardはRobertoに負けたし、Native DancerはDark Starに負けたし、Man O'WarはUpsetに負けたし。
Mill Reefは2歳時にはロベールパパン賞で2歳四冠馬マイスワローに破れ、3歳時には2000ギニーでBrigadier Gerardに破れました。同期の名馬2頭に主要レースできっちり負けています。
イギリス最後の三冠馬Nijinskyはセントレジャーの疲れが抜け切らぬまま参戦した凱旋門賞でSassafrasに負けたあと、チャンピオンSでもLorenzaccioに破れてとどめを刺されました。
アメリカ三冠馬でディープインパクトと比較されることが多いSecretariatに至っては何回も負けています(21戦16勝)。

今後何回か負けることがあるかもしれませんが、それでもディープインパクトが歴史的名馬であることは変わりません。


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