うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

Lentenor勝ち上がる

2010-01-22 00:15:06 | 競馬日記
Barbaro全弟のLentenorが勝ち上がりました(記事1記事2)。
ガルフストリームパークの芝1マイル0.5ハロン戦で、2番手で追走し、まくって来た馬に反応して直線で突き放しました。なかなかいい競馬だったと思います。
全兄Barbaroはご存知の通り、ダートのケンタッキーダービー馬ですが、2戦目までは芝を走っていました。もう一頭の全兄Nicanorも芝で勝ち上がりました(昨年ヴァージニアダービーをスクラッチしましたが、その後、どうしているでしょうね)。

配合は父Dynaformer×母父Carson Cityで、父Roberto系×母父Mr. Prospectorのニックスです。日本では母父Mr. ProspectorのGI馬は3頭だけであり、全て父はブライアンズタイムです(チョウカイキャロルノーリーズンフリオーソ)。ブライアンズタイムはDynaformerと血統構成がかなり近いです。この組み合わせからはさらに天皇賞2着馬ビッグゴールドも出ていますね。父ブライアンズタイム×母父Mr. Prospectorの重賞勝ち馬はこの4頭で(父Roberto系×母父Mr. Prospectorの重賞勝ち馬だとヒラボクロイヤルが加わります)、これらのうちダート馬はフリオーソだけです。ブライアンズタイムはダート指向の高い種牡馬であり、Mr. Prospectorもダート向きなんですが。

Lentenor(=Nicanor=Barbaro)の配合も芝に合いそうなので、期待しています。


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