うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

アーリントンミリオン

2006-08-13 20:05:31 | 競馬日記
アーリントンミリオンはAffirmed産駒の8歳セン馬The Tin Manが勝ちました。母父Tom Rolfeも素晴らしいです。

セクレタリアトSはShowing Upが勝ちました。父のStrategic MissionにはGIII勝ちがあるのみ。

ビヴァリーDSはフランス産のGorellaが勝ちました。5代以内に3種類のクロスが発生していますが、父のゼロ交配です。父のGrape Tree Roadはパリ大賞典の勝ち馬です。

スウォードダンサー招待HはDeputy Minster産駒のGo Deputyが勝ちました。パシフィッククラシックSでCigarの連勝を16で止めたDare and Goの半弟です。このときの記憶があります。パシフィッククラシックSの前数レースは常に厳しい条件ばかりで、これでも勝つのか、どれだけ強いんだと思っていました。そして、とうとうDare and Goに破れた訳ですが、連勝がとまる時はこんなもんだな、と思いました。FappianoQuiet AmericanHonour and Gloryらと同じ牝系です。

ローズオブランカスターS(GIII)はMulaqatが勝ちました。父はSingspiel。

2歳牝馬戦スイートソレラS(GIII)はDanehill Dancer産駒のEnglish Balletが勝ちました。Sharpen Upの3×3がありますが、父方のSharpen Upはゼロです。Northern Dancerも4×6ですが、これも父方がゼロです。
父のDanehill Dancerは2歳時にGIを二つ勝ち、3歳時にモーリスドギース賞を勝った早熟な短距離馬でした。種牡馬としては、オーストラリアでライトニングS等を勝ち、イギリスでもゴールデンジュビリーSを勝った名スプリンターのChoisir、QエリザベスIISのWhere or When、1000ギニーのSpeciosaを出していますが、大物を出すタイプと言うよりアベレージで勝負するタイプです。現在英愛リーディングで、賞金順では4位ですが、勝利数、勝ち馬頭数ともに1位です。父同様、短距離向きの子が多いです。繋用先はCoolmoreです。CoolmoreはSadler's WellsとDanehillによって世界中のビッグレースを勝ちまくりましたが、Sadler's Wellsは近年落ち気味ですし、Danehillは死亡しました。今後、ビッグレースを勝つ産駒はMontjeuGiant's CausewayGalileoに期待するのでしょうか。Danehill産駒では超大物のRock of Gibraltarが控えています。しかしそれでもSadler's WellsとDanehillがすごすぎた故、ちょっと落ちる気がします。Coolmoreがどのような舵取りをするのか注目したいです。
(サンデーサイレンスを失った社台と状況がにているのかも。)


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