うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

欧州3カ国春のクラシック終了

2018-07-25 00:16:57 | 競馬資料
春のクラシックが全てGIである欧州3カ国における春のクラシックの勝ち馬の父を2000年から表にしました(Thoroughbred Databaseからのコピペで作ったので、全大文字で名前の後ろに番号の付いているものがあります)。



いくつか気づいたことを。
・アメリカではEl Pradoのラインが頑張っており、日本ではオペラハウスが当たるとでかいところを見せましたが、ヨーロッパでは要するにGalileoMontjeuなんですね。あれだけたくさんの活躍馬を出したにもかかわらず。この2つを経ない系統では直仔ではEntrepreneurRefuse to Bend、第2世代(直仔を第1世代として)ではIn the Wings産駒Singspielが一度ずつこの表に登場するだけです。

・Sadler's Wells直仔の産駒が今年のこの12レースを制したのはGalileo産駒の1回だけ。これはGalileo産駒で言えば2010年以来、Sadler's Wells直仔産駒で言えば2009年以来。Montjeuは既に亡くなり、Galileoも今年でもう20歳ですから、馬の寿命的にそろそろ厳しくなってきていると思っていいのではないでしょうか。日本では今年、春のクラシック4レースで3着以内に入ったディープインパクト産駒はワグネリアンだけでした。ディープインパクトは今年16歳。もう少し大丈夫でしょうが、こっちも曲がり角が近づきつつあるように思います。

・フランスではSadler's Wells系はあまり勝っていないんですね。Sadler's WellsもGalileoもMontjeuもCoolmoreアイルランド繋養で、活躍する馬にBallydoyle所属が多いので、アイルランドとイギリスが主戦場という点はあるでしょうが、もうちょっと勝っていると思っていました。

・この表にディープインパクトは3回登場。欧州の名種牡馬に全く引けを取りません。


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