うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

重賞回顧(9月12日)

2009-09-16 22:55:37 | 競馬日記
2冠馬Sea the Starsが参戦しなかった3冠最終戦セントレジャーはSulamani産駒Masteryが勝ちました。GIIとなってしまった伊ダービーを勝ったもののその後勝ちきれず、ここは伏兵扱いでした。半兄はジェイドロバリー産駒の伊グランクリテリウム馬Kirkleesです。1番人気だったのは同じGodolphinのKite Wood

2歳戦シャンペンS(GII)はDubawi産駒Poet's Voiceが勝ちました。半姉は日本のダートの一流馬ゴールドティアラ。母の全兄にブルックリンHのChief Honcho、曾祖母の仔にトラヴァーズSのGeneral Assembly、祖母は重賞勝ち馬という名牝系です。

パークS(GII)はSpinning World産駒Duffが勝ちました。重賞2勝目。伯母は伊オークス馬Valley of Gold。

セレクトS(GIII)はCape Cross産駒Mac Loveが勝ちました。重賞4勝目。

愛セントレジャーはGalileo産駒Alandiが勝ちました。オックス調教師、ミック・キネーン騎乗で、Sea the Starsと同じコンビでした。馬主はアガ・カーン殿下。牝系は当然、アガ・カーン殿下ゆかりで、母の全姉はオークス1位入線のAliysaです。父Galileoは言わずと知れたSadler's Wells直仔のダービー馬兼名種牡馬です。アガ・カーン殿下はあまりSadler's Wells系を重用せず、アガカーンスタッド出身のGalileo産駒のGI馬は初めてです。昨年、Montjeu産駒Montmartreがパリ大賞典を勝ちましたが、この馬はラガルデールの生産でした。Sadler's Wellsは産駒がGIを130勝した名種牡馬ですが、そのうちでアガカーンスタッド生産のGI馬はDaliapourEbadiylaのみです。

ブックメイカーのladbrokes.comと今年亡くなったヴィンセント・オブライエンの名を冠して行われた2歳戦ナショナルSはWar Chant産駒Kingsfortが勝ちました。半兄はガルフストリームパークBCHのPrince Arch

牝馬戦ブランドフォードS(GII)はDalakhani産駒Chinese Whiteが勝ちました。重賞連勝です。このような配合の馬は日本では勝ち上がるのに苦労するでしょうし、2歳重賞を連勝することは考えられないでしょう。いとこにInvincible Spiritがいます。

アメリカのGIです。
ダートの牝馬戦ラフィアンHはGiant's Causeway産駒Swift Temperが勝ちました。祖母はGI馬、曾祖母はカナダ3歳牝馬チャンピオン。

芝の牝馬戦ガーデンシティSはBernstein産駒Miss Worldが勝ちました。母は父Kingmambo×母父Sadler's Wellsのニックス。祖母の全姉弟にオークス馬Moonshell、KジョージのDoyen


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