アパパネが牝馬3冠を達成しましたね。純粋な牝馬3冠はメジロラモーヌ、スティルインラブに続き3頭目、変則3冠のクリフジを加えれば4頭目になります。
アパパネは中央の2歳牝馬限定、3歳牝馬限定の全てのGIを制しました。ナリタブライアンは当時の2歳牡馬限定、3歳限定のGIを完全制覇しており(NHK杯がGIになってしまったので完全制覇はもう無理でしょう)、これ以来の偉業です。ナリタブライアンは有馬記念で古馬混合GIも勝っており、アパパネは次走のエリザベス女王杯でこれに挑戦することになります(2歳限定、3歳限定、古馬混合の3階級のGI級を制したのはメイヂヒカリ、キタノオー、コダマ、ナリタブライアン、メジロドーベル、ニシノフラワー、ウオッカ、ブエナビスタの8頭。牝馬の方が古馬のGIが圧倒的に少ないのに今までに達成した馬の数は同じです)。
馬主の金子氏、生産牧場のノーザンファームはディープインパクトとアパパネで牡馬と牝馬の3冠を両方とも制しました。これは史上初めてです。
種牡馬のキングカメハメハは菊花賞もローズキングダムがスタンバイしていますし、ポストサンデーサイレンス争いで頭一つ抜けたように思います。母父サンデーサイレンスだけでなく母父がサンデーサイレンス産駒種牡馬でも合わせることのできる種牡馬なので長持ちして欲しいです。アパパネのようにサンデーサイレンスフリーでも走りますしね。
アパパネは中央の2歳牝馬限定、3歳牝馬限定の全てのGIを制しました。ナリタブライアンは当時の2歳牡馬限定、3歳限定のGIを完全制覇しており(NHK杯がGIになってしまったので完全制覇はもう無理でしょう)、これ以来の偉業です。ナリタブライアンは有馬記念で古馬混合GIも勝っており、アパパネは次走のエリザベス女王杯でこれに挑戦することになります(2歳限定、3歳限定、古馬混合の3階級のGI級を制したのはメイヂヒカリ、キタノオー、コダマ、ナリタブライアン、メジロドーベル、ニシノフラワー、ウオッカ、ブエナビスタの8頭。牝馬の方が古馬のGIが圧倒的に少ないのに今までに達成した馬の数は同じです)。
馬主の金子氏、生産牧場のノーザンファームはディープインパクトとアパパネで牡馬と牝馬の3冠を両方とも制しました。これは史上初めてです。
種牡馬のキングカメハメハは菊花賞もローズキングダムがスタンバイしていますし、ポストサンデーサイレンス争いで頭一つ抜けたように思います。母父サンデーサイレンスだけでなく母父がサンデーサイレンス産駒種牡馬でも合わせることのできる種牡馬なので長持ちして欲しいです。アパパネのようにサンデーサイレンスフリーでも走りますしね。
去年のブエナビスタも三冠にリーチがかかってたけどレッドディザイアに負けてしまったから、アパパネはすごいと思います。
コンディションもありますし(ブエナビスタは凱旋門賞との両にらみで札幌記念をステップにしたんですよね)、レースの展開もあります(本番では京都内回りのトリッキーさにはまってしまいました)。
これらをクリアしたアパパネは大した馬だと思いますし、関係者も素晴らしいと思います(栗東留学を確立させた国枝師は称賛されるべき)。
アパパネは父母ともに自身の持ち馬というのがいいですね。馬主冥利に尽きるんじゃないでしょうか。
強い牝馬だと思いますが、牡馬に通用するかどうかは私も疑いを持っているんですよ。ブエナビスタやレッドディザイアみたいな破壊的な強さはまだ見せたことがないです。
エリザベス女王杯→ヴィクトリアマイル→エリザベス女王杯で上手くいけばGI7勝に到達しますのでこれでいいんじゃないでしょうか。でも今年のエリザベス女王杯で強い勝ち方を見せたら牡馬への挑戦や海外遠征なんかが視野に入るかもしれませんね。ただしスティルインラブのこともありますし、余力がどれだけ残っているかはやはり気になるところです。