世界陸上モスクワ大会が終わってかなり経ってしまいました。
日本選手の入賞者です。
男子
20km競歩・決勝
西塔拓己 1時間22分09秒50秒 6位入賞
棒高跳・決勝
山本聖途 5m75 6位入賞
ハンマー投・決勝
室伏広治 78m03 6位入賞
マラソン・決勝
中本健太郎 2時間10分50秒 5位入賞
4×100mリレー・決勝
日本チーム(桐生-藤光-高瀬-飯塚) 38秒39 6位入賞
女子
マラソン・決勝
福士加代子 2時間27分45秒 銅メダル
木崎良子 2時間31分28秒 4位入賞
10000m・決勝
新谷仁美 30分56秒70 5位入賞 PB
(正しくは高瀬の高はハシゴ高、木崎の先は立崎。)
メダルは取れなかったものの短距離、長距離、競歩、投擲、跳躍とまんべんなく入賞者を出した男子と長距離に特化してマラソンで銅メダルを取った女子という感じです。
マラソンはモスクワにしては暑かったこともあって、男女ともに遅いタイムの決着になりました。しかし、優勝者は男子はロンドンオリンピックの覇者キプロティチ、女子は前回大会の覇者キプラガトで、どちらも実力者が勝ちました。その中でようやく福士がマラソン選手らしい走りを見せて銅メダル。もう少し早くマラソン選手らしいところを見せてくれていたら他の大会でももっと成績を残せたように思いますし、今大会でも色のいいメダルを狙えたんじゃないかと思います。体が重かったようですが、それが自制心を生んで最後まで走ることができました。長距離選手にとって体が軽く感じるのって良し悪しですね。調子よく走れることもありますが、距離が長いので調子よく走りすぎたら後半に失速します。男子は中本が5位入賞。こちらも新境地と言った走りでした。
野口は残念ながら途中棄権。まだ走ってくれると思っています。期待された男子の川内は再び夏のマラソンへの対応力のなさを見せて前回大会と同じ18位。弱点がはっきりしているだけに、もっと頭を使って経験を積んでいくようなことを当然本人は考えているでしょう。
他の種目では女子10000mの新谷が自己新で5位入賞。世界大会での自己新、入賞は大きく評価していいと思います。過去には千葉がメダルを取った種目ですが、世界的なレベル向上から日本人にとっては非常に厳しい種目になっています。ただし、勝負の場ですからハイペースでガンガン行くようなレースにはあまりならず、ラストスパート勝負が多くなります。そのラストスパート勝負もスピード不足の日本人には相当に厳しいです。それでどう走るのが正解かと言えば千葉や新谷がやったように、単純なスパート勝負に持ち込ませないということになりますね。本人はメダルが欲しかったようですが、いいレースだったと思います。
日本選手の入賞者です。
男子
20km競歩・決勝
西塔拓己 1時間22分09秒50秒 6位入賞
棒高跳・決勝
山本聖途 5m75 6位入賞
ハンマー投・決勝
室伏広治 78m03 6位入賞
マラソン・決勝
中本健太郎 2時間10分50秒 5位入賞
4×100mリレー・決勝
日本チーム(桐生-藤光-高瀬-飯塚) 38秒39 6位入賞
女子
マラソン・決勝
福士加代子 2時間27分45秒 銅メダル
木崎良子 2時間31分28秒 4位入賞
10000m・決勝
新谷仁美 30分56秒70 5位入賞 PB
(正しくは高瀬の高はハシゴ高、木崎の先は立崎。)
メダルは取れなかったものの短距離、長距離、競歩、投擲、跳躍とまんべんなく入賞者を出した男子と長距離に特化してマラソンで銅メダルを取った女子という感じです。
マラソンはモスクワにしては暑かったこともあって、男女ともに遅いタイムの決着になりました。しかし、優勝者は男子はロンドンオリンピックの覇者キプロティチ、女子は前回大会の覇者キプラガトで、どちらも実力者が勝ちました。その中でようやく福士がマラソン選手らしい走りを見せて銅メダル。もう少し早くマラソン選手らしいところを見せてくれていたら他の大会でももっと成績を残せたように思いますし、今大会でも色のいいメダルを狙えたんじゃないかと思います。体が重かったようですが、それが自制心を生んで最後まで走ることができました。長距離選手にとって体が軽く感じるのって良し悪しですね。調子よく走れることもありますが、距離が長いので調子よく走りすぎたら後半に失速します。男子は中本が5位入賞。こちらも新境地と言った走りでした。
野口は残念ながら途中棄権。まだ走ってくれると思っています。期待された男子の川内は再び夏のマラソンへの対応力のなさを見せて前回大会と同じ18位。弱点がはっきりしているだけに、もっと頭を使って経験を積んでいくようなことを当然本人は考えているでしょう。
他の種目では女子10000mの新谷が自己新で5位入賞。世界大会での自己新、入賞は大きく評価していいと思います。過去には千葉がメダルを取った種目ですが、世界的なレベル向上から日本人にとっては非常に厳しい種目になっています。ただし、勝負の場ですからハイペースでガンガン行くようなレースにはあまりならず、ラストスパート勝負が多くなります。そのラストスパート勝負もスピード不足の日本人には相当に厳しいです。それでどう走るのが正解かと言えば千葉や新谷がやったように、単純なスパート勝負に持ち込ませないということになりますね。本人はメダルが欲しかったようですが、いいレースだったと思います。
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