うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

2011 Keeneland September sales終わり

2011-09-27 00:55:17 | セリ
2011 Keeneland September saleのSession 6-13の日本人(と思われる人の)落札馬です。見落としはあると思います。

Hip No.1351 Afleet Alex×Diablo's Bobett:株式会社レックス、25,000ドル
Hip No.1584 Lawyer Ron×Salty Beach:有限会社ビッグレッドファーム、120,000ドル
Hip No.2113 Successful Appeal×Yanquee Reign:株式会社レックス、47,000ドル
Hip No.2317 Langfuhr×Latte:有限会社ムラヤマ・ブラッドストック、26,000ドル
Hip No.2391 Tiz Wonderful×Proof Positive:株式会社レックス、15,000ドル
Hip No.2417 Tiz Wonderful×Run Withthe Spirit:有限会社ムラヤマ・ブラッドストック、30,000ドル
Hip No.2421 English Channel×Sankara:有限会社ビッグレッドファーム、30,000ドル
Hip No.3582 Macho Uno×Legs O'Neal:大谷正嗣、14,000ドル

ちょっと落札者の顔ぶれが変わりましたね。レックス、BRF、ムラヤマ・ブラッドストック(村山卓也氏)が買われています。
ずいぶん癖のある配合も見られます。

Hip No.1351はアフリートの系統をアメリカで伸ばしてくれているAfleet Alex産駒。少しすっきりしないところがありますがまずまずだと思います。
Hip No.1584はなかなか目にしないGrey Dawnのクロスを持ちます。さすがBRF。
Hip No.2113はアメリカでMan o'War系を伸ばしているSuccessful Appealの仔。母内にLucky Debonairというこれまた滅多に見ないクロスを持ちます。そこそこいいと思います。
Hip No.2317はNearcticの主導が明確。値段も手頃でいいと思います。
Hip No.2391は父の母と母父が呼応しています。ダート向きでしょうね。
Hip No.2417の母はブライアンズタイムの妹。母内のRibotの位置がかなりずれています。
Hip No.2421の牝系はアガカーンスタッド出身。それに父English Channelで芝向きの可能性が高いです。Sheshoonの6 x 4というのはどうなんでしょうね。
Hip No.3582はMr.Prospectorの系列ぐるみの主導が明確。母内のBoldnesianクロスというのもちょっと珍しいです。

この中で気になるのは価格まで込みでHip No.2317です。
全体ではAdorationの仔Hip No.27、English Channel全妹Hip No.39、Wonder Againの仔Hip No.137、Mr.Prospector主導が明確なHip No.496です。中でも1回目に取り上げたHip No.27、Hip No.39、Hip No.137の3頭は血統的価値が高いですね。そして安い(日本に持ってくるに当たっての諸経費なんかがどれくらいかかるのか知りませんが)。例えばEnglish Channel全妹が社台からセレクトセールに上場されていたら3000万円で買えるとは考えにくいです。


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