うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

Silent Nameが頑張っている

2013-06-20 21:00:14 | 競馬日記
ロイヤルアスコット真っ最中で、これについて何か書こうかと思っていたのですが、書きたい優先順位の高いネタに遭遇してしまいました。
Adena SpringsがSilent Nameを“Canada's #1 Sire in 2013”と書いていて(Silent Nameスクリーンショット)、ほんまかいなとBloodhorseの2013 Canada Leading Siresスクリーンショット)を見たら、確かに現在1位でした。

確かに昨年、Silent Nameが頑張ってるらしいというブログを書いた記憶がありましたが(ブログ)、そんなに頑張っていたとは。
ヴェルテメールの自家生産馬として白老ファームで生まれ、アメリカで2つのGIIを勝ちました。結局、日本ではGI馬が出なかった父サンデーサイレンス×母父Danehillの組み合わせですが、海外ではSunday JoyがAJCオーストラリアンオークスを勝っていますし、日本国内における唯一の重賞勝ち馬シックスセンスは香港ヴァーズでも2着と好走しました。海外向きだったんでしょうね。

現在、北米でそれなりの待遇で繋養されているサンデーサイレンス産駒種牡馬はGaineswayハットトリックとSilent Nameだけ。母父Danehillでは今年からWintergreen Stallion Stationで供用され始めたFrankel半兄Bullet TrainとSilent Nameだけ。名種牡馬同士の配合なのですが、血統的希少性があります(Bullet Trainもそうですね)。問題はダート競馬に合うのかという点で、実際、産駒の実績は芝、AWに偏っていそうです(Silent Name - Top Runners)。

Canada's #1 Sireといっても、重賞勝ち馬はまだSilentioくらいです。早くGI馬、もしくはカナダのクラシック勝ち馬を見たいです。