うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

Hansenまで引退の危機

2012-08-23 23:21:03 | 競馬日記
昨年のBCジュヴェナイルの勝ち馬HansenはトラヴァーズSに出走予定だったのですが、屈腱炎を発症して、このレースを回避、このまま引退の可能性が高くなりました(記事1記事2記事3)。

米クラシック路線の有力馬がどんどんいなくなります(ブログ)。A.P. Indyの系統でもあまりPulpitの系統は好きではないので、終始辛い評価だったのですが、引退するとなると残念ですね。

Frankel圧勝

2012-08-23 20:40:04 | 競馬日記
強かった。初めて10Fのレースに出たFrankelですが、ラストだけ軽く仕掛けて7馬身差でした。距離が伸びた分、力の差がはっきりと出たような感じです。2着にはGodolphinのFarhhが頑張り、BallydoyleのSt Nicholas Abbeyはハナ差3着でした。

この勝利を受けて、凱旋門賞の前売りの圧倒的1番人気になりました(記事)。楽々と7馬身差。性能が違いすぎます。あと2Fでこれを逆転できるのかと言えば、ここに出てきた馬レベルでは不可能かもしれません。12FのGIを3勝しているSt Nicholas Abbeyとも12Fでの順位付けが終了した感じです。St Nicholas Abbeyもそこそこ強い馬だったはずなのですが、本職の12Fでの対決を見る前に順位付けが終了してしまいました。

後は3冠を目指しているCamelot、連覇を目指すDanedream、インターナショナルSを回避したNathaniel、そして日本から遠征するオルフェーヴルくらいしか、可能性は残されていないように思います。例えばDanedreamは昨年の凱旋門賞でSt Nicholas Abbeyに5馬身半以上差を付けました。単純にSt Nicholas Abbeyを物差しにすればそこそこいい勝負になります。NathanielはそのDanedreamとKジョージでいい勝負をしました。Camelot、オルフェーヴルは未知の魅力があります。

問題はロンシャンの雰囲気でしょう。Authorizedが呑まれた独特の雰囲気(記事)を受け流すことができれば死角はほぼなくなるように思います。
そもそも凱旋門賞に出ると決まったわけではないのですが、出てくると大いに盛り上がるでしょう。