うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

川崎記念

2006-01-26 23:01:05 | 競馬日記
アジュディミツオーが川崎記念を勝ち、東京大賞典から連勝しました(記事)。

BCクラシックへの遠征の予定がありますが、スピードに対応できるでしょうか。
アジュディミツオーのレース(GI勝利とその他少し)の平均速度(秒/200m)を調べました。

2006年川崎記念(2100m)1着:12.65
2005年東京大賞典(2000m)1着:12.31
2005年JCダート(2100m)10着:12.43
2005年武蔵野S(1600m)4着:11.99
2005年ドバイWC(2000m)6着:12.47
2004年東京大賞典(2000m)1着:12.26

ドバイWCとBCクラシックの勝ちタイムの平均速度も調べました。
2005年ドバイWC(2000m):12.22(1着Roses in May)
2005年BCクラシック(2000m):12.15(1着Saint Liam)
2004年BCクラシック(2000m):11.90(1着Ghostzapper)

アジュディミツオーはやはりスピードの面で不安です。
これはスピード能力の面以外に、日本のダートがアメリカよりスピードが出ないことも影響しています。
日本にもスピードの出るダートを持った競馬場があれば練習ができるのですが。

ちなみに、クロフネが2001年JCダート(2100m)を勝ったときは平均速度11.99であり、2001年武蔵野S(1600m)を勝ったときは平均速度11.66でした。
BCを勝てたかは走ってみないと分かりませんが、間違いなくアメリカで走ってもトップクラスの馬でした。
(クロフネのレイティングは125でディープインパクトより高く、日本調教馬としては過去5年間で最高の値です。リドバレス(8着)に騎乗したベイリーの"No competition, no excuse"と言うコメントから推測しても、十分にアメリカで通用する実力があったと見ていいでしょう。)
カネヒキリが2005年JCダートを勝ったときは平均速度12.19でした。
クロフネには及ばないものの、これもかなりいい線行っています。