ライブドア

ライブドアについて記事を書くのが最近のトレンドのようなので、流行に乗ってみます。

今回のライブドア強制捜査に関して、何か別の力が働いていると見る向きもあります（記事）。

耐震偽装問題から目をそらすためとの説もありますが（堀江のブログに多数擁護コメントあり）、耐震偽装問題も自民党絡み、ライブドアも自民党絡みなので、自民党の仲間割れということでしょうか。
損する人と得する人を書き出してみないと陰謀説を支持するのは難しいです。
野党に特捜を動かす力はないですしね。
でも、このまま立件されれば（立件されそうですが（記事））、堀江を強力にプッシュしていた小泉、武部、竹中ら自民党幹部や経団連の奥田の立場はどうなるのでしょう。
耐震偽装問題では安倍や森派に火がつきそうですが（記事１、記事2）。
自民党の幹部は軒並み火だるまですね（奥田も自民党幹部のようなもの）。
これだけ自民党が議会の圧倒的多数である状況下で自民党にとって不利な材料がよく出てくるなあとも思いますが、次の衆議院選まで時間があるから大丈夫と見ているのでしょうか。
民主党が先の衆議院選で堀江の取込みを諦めたのは（記事）正解でした。堀江一人を取り込んだところで民主党の負けは変わらなかったでしょうし。

ライブドアは法律の黒ではない部分を使っていく企業ですので、当然特捜はどこかで一線を越えてくれないかと期待していたでしょう。
目立ちすぎで明らかに狙われやすいにもかかわらず、あっけなく尻尾を出してしまったなあと拍子抜けです。
もっとコントロールしていると思っていました。

今回の件が株式市場に波及し日経平均が下がるかもしれませんが、今の市場は個人投資家の短期的な売り買いによるバブルであり、経済の実状を反映しているとは思えないので、バブルが膨らんだ分は下がっても仕方がないと思います。膨らみ過ぎて破裂した訳ではないのが救いです。

堀江が表舞台に出てきた当初は面白いやつが出てきたなあと好意的に評価しライブドアでブログを書いていたのですが、途中で見切りを付けてブログを移動しました。