旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

2015年01月29日 20時55分48秒 | Weblog

今夜半から明日未明にかけて雪になるそうだ。「積もる」と報じられているので、朝は厚めのコートをまとって、JRの駅まで降りていくことになりそうだ。わが家から駅まではずーっと下り坂だから、よく滑る。雪の日に足をとられて転倒したことが数度あるし、滑ってよろけたことは数えきれない。できるだけ小幅で歩くと足をとられにくいことを最近になって知った。

                                        フォイエルバッハ

キルケゴールの「反復」は、しつこくてくどくて読むほどに去勢されてゆくような錯覚を覚える。わたしの肌に合わない。「賢くなったような気分になる」ことと「賢い」こととが同義でないことは承知だ。それでも、フォイエルバッハの「キリスト教の本質 上・下」や「唯物論と唯心論」(いずれも岩波文庫)の方が「反復」よりは「賢くなったような気分」を味あうことができる。わたしの精進が不足しているのか・・・?。