旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

クラウン

2009年02月01日 01時16分09秒 | Weblog
ブレーキパットの寿命が風前の灯状態である。タイヤは摩耗が著しくたまにスリップをしてわたしを驚かせてくれる。エンジン音が最近高くなりつつあるし、たまに妙な噴射音がする。1度の軽い自損のさいの傷は放置してある。後部座席のフィルムに目立つ破損がある。電装関係に故障が起きやすくなるほどの年数もじゅうぶんに経過した。あれこれなおすと車検を含めて50万円の出費になってしまう。「いつかはクラウン」ともいう。わが愛車の走行距離は21万キロに近い。本日、5年余りのお付き合いに終止符を打った。

知り合いの某女史がいうようにクラウンはほんとうによくできた車だ。次の車もやはりクラウンにした。同じ3000ccのロイヤルサルーンで車体の色も似通ってはいるが微妙に違うらしい。現在1300ccのやはりトヨタの代車に乗っている。エンジン音が高いというよりもうるさいし、今どきの車で久しぶりにノッキングの経験までさせていただいた。走行距離に目をやると100000キロと少々だ。中古とはいえ小型車ならば新車が買えるほどの価格であった。それでもやはりクラウンを選んでおいてよかったと胸をなでおろしている。原油が枯渇しない限りこのクラウンが終いの車両になるのであろうと妙な感慨にふけった。