リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

高校受験

2007年02月18日 | Weblog
旅行中以外で土日とも自転車に乗らなかったのは何年振りでしょうか。
今日は雨ですので、仕方がないとしても、昨日は午前中天気も良かったので
問題なかったのですが、娘の高校受験勉強のアシストをしていたため外に
出る時間がありませんでした。

高校は公立一本で、受からないと大変な事になるのですが、模擬試験
の結果などを見ていると、少々危なっかしい位置にいるようですので、
指導する事にしたのですが・・・数学などでまだまだ理解していない部分
がたくさんあることが判り、急遽私も昔の事を思い出しながら教えている
ところです。
そして、教えているうちにいろいろとおかしな事が判って来ました。
まあ、ほとんどが最近よく言われているゆとり教育のせいなのでしょうか、
まず、他の中学校はどうか判りませんが、数学などでもまだ習っていない
重要な部分が有るとの事・・・他の生徒は塾などに行っているようですので、
そこで習っているのでしょうけれど、行っていない生徒は大幅に出遅れて
いる様です。学校教育は塾での勉強が前提になっているのでしょうか。
ひどいものです。
次に順列・組み合わせ(場合の数?)の問題を解かせると、何やら樹形図と
か言う、全ての組み合わせを書き始めるので、“何をばかな事をやっているのか“
と怒ったところ、“計算で出す方法は習っていない“との事・・・
本当かと思って教科書を見てみると、何やら本当の様でした。
仕方なく、組み合わせ順列を階乗とかを使って解く方法を解説しまして、
何とか理解したようです。他にも昔よりレベルを下げている部分がたくさん
あるようです。
あと、公立高校と私立高校のテスト問題のレベル差に唖然としました。
公立高校のテストは30年以上ブランクのある私でもまあ問題なく解ける
ものが多かったですが、一流私立高校などになると、私でも1問解くのに
1時間以上掛かる問題がほとんどで、中には大学の試験問題にしても良いような
ものもありました。
塾に行っている生徒達は日々このような難問の解法を伝授されているのかと
思うと、“塾に行かせておけば良かったか?”等とも思いますが、経済的な
問題もありますので、仕方のないところです。
入学試験はあと4日後に迫りましたが、最後の追い込みのため、面白い
問題を探して、自分で解いて理解した後、娘に解法のテクニックを教えている
ところです。
娘はもう一人いますので、3年後の受験の際に手遅れにならない様にいまのうち
から教えたいと思います。


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