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リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

イスタンブール空港での出来事。乗り継ぎ時間15時間!

2015年08月09日 | 旅行

今回イスタンブール空港では乗り継ぎ時間が何と!15時間もある。
ターキッシュエアラインではイスタンブールでのフライトの乗り継ぎ時間が10時間
以上(ビジネスクラスは7時間)あると、無料ホテルを手配して貰えるとの事なので、
本当に出来るかどうかトライしてきた。

トライするにはトルコに入国しなければいけないので、



えらく長い列に並んでパスポートコントロールへ。




トルコ入国の際にVISAが必要な国の一覧が表示されていたが、



何と!、イギリス、アメリカなどもVISAの相互免除をしていないようなので、妻を連れてくる際はパスポートコントロール前のカウンターでお金を払ってVISAを入手しなければならない。

極めて怖い顔の入国管理官に、”Just Tranist”と申告。後で調べてみると実際には正確な意味のTransitだと入国は出来ないようなので、ちょっとぞっとするが、管理官は何も言葉を発しないまま、パスポートにスタンプを叩きつける様に押印。

そして、税関を過ぎて到着ロビーを右方向に行き突き当たるちょっと手前に”HotelDesk”のカウンターがある。
さて、大いに期待して窓口に行ったところ、”待ち時間が10時間以内のフライトもあるので、無料ホテルはあげられません!!!”と、何の笑顔も無く高飛車にそして無慈悲に”お客に対して何という態度だ?”と思う様な感じで、とりつく島もない様子。

実際に4時間で接続するフライトはあったものの、私が予約した時にはそのフライトは満席だったためか、選択肢には出て来なかったので、当初は部屋を断られたらその事を説明して交渉しようと思っていたが、その交渉意欲を木っ端微塵に打ち砕く様な、そして”まるで犬、虫けらを扱う様な”女性担当者の応対だった。
日本での顧客対応と真逆の出来事にしばし呆然(呆然としている間に同じことを2度言われた。さらに語気を強めて・・・)とし、そこで思い浮かんだのが、日本の窓口の様に低姿勢に出ていると、お客が増長してどんどんクレーマーが増えてくるのでは?最初からこんな対応だったら、もう一度ねじ込もうなどと言う気も失せてしまい、そもそもクレーマーにならないのでは無いかと言うことで、何やら日本の問題点、そしてその解決策さえ想起させるような出来事だった。

この規定(4時間以内の接続便・・・)はターキッシュエアラインのHPにも記載されていることで、まあ断られるのは想定内(断られ方は想定外!)だったので、その後は予定通り?空港外の探索に出かけ、



地下鉄、



国内線ターミナル(写真は国際線だった・・・)などを2時間ほど見てきたあと、




国際線のターミナルの空いているシートで横になって3、4時間ほど仮眠などしたが、さすがに15時間の乗り継ぎ時間は長かった。




1時間もしないうちに座る場所を替えて、離陸や着陸などの様子を見学していたが、



ここの空港、えらく離発着回数は多いのに、そのほとんどはターキッシュエアラインなので、変化に乏しい。



さて、イスタンブール空港にはパスポートコントロール前にも、後にも冷水機の様なものは全く存在しない。トイレには水道はあるが、それを飲むのは少々危ないものがあるので、仕方なく水を買うはめになってしまった。

(エディンバラ空港にも冷水機は無いので、家から空のペットボトルを持参して手洗いで水道水を入れようと思っていたのだが、水ではなく全て”お湯”だったので、そのプランも実行する気が失せてしまった。)



こんな事もあろうかと念のため20ユーロを持参してきたので、それを両替。

コミッションとか、B.M.V?とかいろいろと取られて



57.45トルコリラだが、実際に受け取ったのは57トルコリラ。
0.45分の補助通貨くらいありそうなものだが、これは普通なのだろうか?




搭乗は沖止めのエアバス。



このフライトもかなりの搭乗率で、空いていた席は後ろの方に5,6席ほど。

私が乗った最後列はそれぞれ1席づつ空いており、私の隣も空席だったので、また快適に過ごすことが出来た。



離陸後のボスフォラス橋1




ボスフォラス橋2




ターキッシュエアライン、エコノミークラスの料理。



夕食は、チキンにしてみた。
前回日本から乗った時に食べた時は今までにこんな堅いチキンは食べたことが無いと言うくらいの堅さだったが、今回のはとても柔らかく美味しかった。

前回は日本のケータリング会社の責任なのだろうと思う。



到着直前の朝食もビールで美味しくいただいた。


さて、上手く写真は撮れなかったが、 北京上空を飛んだ時にスモッグ、霧?に霞んだ夜景を見ることが出来たのには感動した。モンゴル上空での満点の星もすごかった。



日本アルプス上空も通過。



富士山、南アルプス、八ヶ岳も雲の上に浮かんでいた。



多分、穂高、槍、辺りだと思う。



草津白根山のお釜。



前回のイスタンブールから、そしてイスタンブールへのフライトでは乱気流がひどく、生きた心地がしないほどだったが、今回は乱気流はほとんど無く、天気も良く、非常に快適なフライトだった。 イスタンブールのホテルデスクの信じられないような応対も受けたが、航空運賃も安いので、ターキッシュエアラインには今後もお世話になろうと思う。

最後に成田からは毎日?2便がイスタンブールに飛んでいるため、乗り継ぎ便の待ち時間が10時間(ビジネスは7時間)を超え、無料ホテルの特典を受けることは非常に難しそうだ。

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