リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

水際対策強化に係る新たな措置(9月27日発表)が理解できない!

2021年09月29日 | 旅行

各種ニュースで、水際対策の緩和:ワクチン接種者は入国後14日間の自宅隔離が10日になり、宿泊施設待機3日間対象者は待機の必要が無くなったと報道していたのだが、実際には少々異なっているようで、正確に紹介していたニュースの方が少なかった。

こちらは近日中に帰国するので、しっかりと確認しなければならないのだが、この省令?政令?か何か知らないが、何度読んでもなかなか理解できないのは私だけだろうか?

まずは、”要旨”なるものだけを読むと、



待機6,10日の対象者は自宅待機14日が10日になるとの事だが、待機3日の対象者に関しては何の記載も無いので、自宅待機そのものが無くなった様な錯覚を受ける。(後述するが、実際には待機、6、10日対象者は存在しない!)

”詳細は(18)を読め”とのことなので、読んでみると、




これを理解するには措置(17)を読まなければならないのだが、



それを見ると、(17)の1.(1)の全文の対象、(17)の1.(1)の前段の対象、(17)の1.(2)の全文の対象、(17)の1.(2)の前段の対象、などと”わざわざ難しく記述している対象国”の欄は空白なのでこれについて記載する必要は無いような気がするが・・・・・(注1)


結局、この



待機3日対象者についてのみ説明すれば理解する方が簡単になるような気がするが。

ところで、ワクチン接種者の待機が14日→10日になる条件が、何と!”自主的に受けたPCRテストまたは抗原定量検査の陰性結果を厚生労働省に届け出た場合”とあるが、この詳細についての記載が全く無い。
PCR検査をまた20000円も払って受けなければならないと言うことなのだろうか?
抗原検査は市販のものでも良いのだろうか?
検査結果の届け出はどの様に行うのか?
医者のサイン入りの陰性証明書が必要なのだろうか?
自主隔離10日後に数万円払ってPCR検査を受け、送付して結果を受けるのに足掛け2日は掛かるので、そんな事をするくらいならばあと4日待つ方が良いような気もする。
この辺りの説明は空港到着時の検疫時に行われるのだろうと思うが、何かまたトラブりそうな気もする。

日本人でも理解できないこの変更後(変更前もおかしかったが・・・)のシステムを外国人にどうやって説明するのだろう。


私としては、3日間のホテル缶詰、無料PCR検査、そして11日間の自宅待機の方がよほど嬉しいのだが。

 

後記:抗原定量検査は、やはり市販の抗原検査キットでは無く、検査施設にある機器を使わなくてはならないようで、費用も8,000円となっていたので、私は受けようとは思わない。


注1:”6日間の待機”で検索してみたところ、9/27付で以下の国が対象になっていたのだが、どうなっているのだろう?


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