日本の自宅ではガスも電気も東京ガスと契約している。
今回のスコットランド滞在は5ヶ月で、その間ガスは全く使う予定は無いので、こちらに来る前にガスのみストップすべく電話連絡した。ついでに支払い方法を銀行引き落としからクレジット払いに変更してこれでバッチリ!と思っていたのだが・・・・・(クレジット払いへの変更はWeb上で行い、クレジット会社の承認も即時完了している)
久しぶりにMyTOKYOGASにアクセスして見ると、何と!6月以降の電気使用量が表示されていない!!!!!
もしかすると、ガスのみ停止を依頼したのに、電気も止められ(冷蔵庫の食材は全滅!?!?)たのかと思い、早速東京ガスのお客様センターに電話したところ、
1.ガスをストップすると電気のみのお客様番号に変更され、MyTOKYOGASのIDも変更されるので、以前のIDは使えなくなる。
2.7月以降のクレジット支払いは済んでいるが、6月分は別途振込用紙での支払いが必要で、既に何度か督促状が送られており、10月11日までに支払わないと契約解除になり電気がストップします。とのこと。
3.支払いは振込用紙のみで、銀行振込も、クレジット払いも、PayBの様なスマホでのアプリ支払い、その他の電子マネー決済も不可能とのこと。(電気料金の様な極めて基本的な支払いでこれでは、日本本当に先進国?)
と言う事で仕方なく、日本に住んでいる娘宛に振込用紙を送ってもらう事にした。そして振込期限も10月15日までに変更してもらったので、何とかなりそうではある。
ところで、このデジタル社会において、まだ”最初の支払いは振込用紙で”などという、何十年も前のシステムを踏襲しているこの日本有数の大会社!一体何を考えているのだろうか? 全ての処理をオンライン処理、決済で完了するようにしろよ!と言いたい!(電話で言ったところ、”お客様の意見として承りました”との事、多分何万回も同じ回答を繰り返したのだろう。)
後記:早速この最初の支払いは振込用紙のみについて調べてみたところ、
回答; 口座振替のお届けをいただいてから、金融機関等のお手続きが終わるまでには、約1か月から2か月程度かかります。このお手続きが終わるまでは、お手数ですが請求書(支払書)でのお支払いをお願いします。
とのこと。
いまだに”金融機関での手続きが約1ヶ月から2ヶ月かかる”としたら、日本の金融機関も終わっている。
前述のように、クレジット決済依頼用紙で無く、Webシステムで登録しクレジット会社の承認も済んでいるのだ!
この手の手続がリアルタイムで完了しない先進国の金融機関が存在するのだろうか?
ネット上でクレジット決済で商品を購入すると最短で当日届く世の中ですよ!
日本の金融機関と競争相手のいない独占企業の様なインフラ巨大企業の旧態依然としたシステムを見ていると、日本の将来は暗いと言わざるを得ない。
後記2:北陸電力はスマホアプリ決済が可能との事。