リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

東京公共交通機関1日券についての考察

2014年12月07日 | 旅行

昨日、都電荒川線、日暮里舎人ライナー、都営地下鉄、都バスなどに乗りに行った際に購入したのが、



この都営まるごときっぷ、700円也!
今回の目的に関してはこのプランが一番適していたと確信しているが、東京エリアの一日乗車券はこの他にもいろいろとあることが分かり少々驚いた。



前述の都営交通全てOKのもの、地下鉄全部OKのもの、都営交通、JR、東京メトロ全てOKのもの、その他、上の写真にあるように、相当の数が載せられている。
この一覧表は外国人向けの”TokyoHandyGuide”に載っていたのだが、外国人旅行者がこれを見てどれを選んだら良いかを判断するのは簡単では無いだろう。
実際にはこの他に東急、京王、京急、京成、等々私鉄も路線も考慮しなければならないし、それぞれの私鉄が発行しているお得切符もあるので、首都圏居住者で結構詳しい人でもどれを使えば良いか決めるのはかなり難しい。

一方、ロンドンではオイスターカードがJR、地下鉄、OG、DRL、バス、などが共通で使え、かつ、チャージされる運賃の上限があり、利用するゾーンにも依るが7ポンドとか、9ポンドであとは料金を心配すること無く一日乗り放題と言うのは有名だ。
エディンバラでも”トラムとバス一日乗り放題で3.5ポンド”が最近導入されたので、旅行者の使い勝手が非常に良くなった。

現在の東京交通機関システムは地下鉄に2つのシステムが存在したり、私鉄、JR、が各地下鉄に乗り入れたり、改札が共通だったり、プラットフォームが共通だったり、日本人でも戸惑うような状況は例の”お・も・て・な・し”とは程遠い状態なので、2020年の東京オリンピックまでには、JR、私鉄、都営交通、バス、その他全てを網羅した1日乗車券の導入が”不可欠”だ。

もう既にスイカ、パスモなど、共通で使えるICカードが存在するので、スキームさえ決まればあとはシステム開発に1ヶ月もあれば実現可能。

後記:
実際の料金はゾーン制にして
山手線内が1000円
武蔵野線内が1500円
横浜線、高崎線(一部)川越線内が1800円
この程度になるかと思う。


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