変わり易いは秋の空と言うけれども、春なのに、またもう四月も終わろうとする近頃の天気の変わりようにも、なかなか激しいものがあります。
予報欄に雪ダルマのマークが付いたと思ったら、突然晴れて暖かくなってホットするのも束の間で、もうその翌日には氷点下、その上冷たい雨が降ったり強風が吹き荒れたりで、面食らうばかりの今日この頃の天気です。
ところが今日は朝から快晴で、風こそ10メートルを超えていましたが、午後の人時には10度を超えるほどにもなりました。
強風のもとでの外歩きはとうてい無理でしたが、ガラス越しの暖かいお陽さんを身体いっぱいに浴びての体力づくりは、下着一枚になってもじわりと汗ばむほどです。
ところで近頃ツグミは一向に現れません。新しく置いたリンゴは唯の一度も啄ばまれることも無く、小雪混じりの冷たい雨に叩かれたり陽に晒されたりで、色も褪せ少し傷んでいるようです。
もう小鳥たちはみんな南へ帰って仕舞ったのだろうと、殆ど諦めリンゴの後始末に日々滅入っていた或る日、小鳥が来ていることを老妻から知らされました。
今頃になってまさかと思いながらも、取りあえずカメラを持って窓際に寄ると、老妻の云うとおりにヒヨドリが居ました。しかし肝心のリンゴがすっかり色褪せているものですから、さすがに野生の鳥でも戸惑っているようでした。
いつものヒヨドリなのかと、良く見るとそれは体の大きさなどは同じなのですが、色合いが違うことに気付きました。
やがて諦めて飛んでいってしまいましたので、さっそくPSで調べたところ、それはツグミだと知りました。
家の餌箱にツグミが来るなんてことは、未だ無かったことなんです。これも今春の貴重な収穫でした
初めて飛んで来たツグミ!
同 上
以前家に来たヒヨドリです
パソコンから借りたツグミです