昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

スズランの花

2015-06-16 15:51:36 | じゃこしか爺さんの想い出話
   このスズランの花は、亡妻も私も共に元気だった頃に、遠く離れた郊外の
  浜辺で摘んできて、我が家の裏庭に植えた花でした。
   亡妻がまだ元気だった頃には、亡妻の手入れが良かった頃には毎年の
  ように咲いて居たのでしたが、亡妻の具合が悪くなるにつれて庭も荒れ始め
  てからは、咲かなくなっていたのでした。
   ところが今年は如何したことか、荒れ庭の雑草の中に混じって咲いて居た
  スズランを見付けた娘が見付けたのです。
   そして亡妻に供えようと話し合って摘んで来ました。

   色々な亡妻との想い出がよみがえって来ました。人づてに聞いて来た場所
  だけに、砂丘に足を取られれて苦労したしたことなど想い出されました。
   僅かに数本のスズランですが、亡妻も満足して喜んで呉れるでしょう。