昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

初ツグミ

2014-12-13 16:10:24 | 日々の雑記
    昨夜からの冷たい大風が止んで、陽射しも射して来てとても穏やかな
  昼さがり事でしいた。
   買い物にも出掛けず居間でのんびりとテレビを見ながら、何気なく庭の
  木々に眼を向けた時、飛び交う小鳥を眼にしたのです。
   ちょっと見でしたが、時々飛んで来るいつものスズメとは違うようでした
  ので、静かに立って窓に近づいて見るとまだ、それはツグミだったのです。
   今までの経験で年前にツグミが姿を見せることは有りませんでしたから、
  庭木に括り付けてある餌箱には何も置いて有りません。
   空っぽの餌箱の周りを飛び交っていたツグミは、気の所為かガッカリした
  ふうに名残惜しげに飛んで行ってしまいました。

早速く翌日亡妻に供えていたリンゴを餌箱に置きました。仏壇から下ろした
  供物はただ捨てるだけよりは、小鳥たちに上げるのが何よりも供養になるの
  ですと、毎月読経に来てくれている家の菩提寺の住職が、以前教えて呉れ
  たのでした。
   それ以来我が家では、仏壇から下げた物は出来るだけ家族で食べるか、又
  は小鳥たちに上げることにしております。