昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

我が家のテッセン

2013-07-19 16:05:37 | じゃこしか爺さんの想い出話
       手入れする 妻亡き後の 荒れ庭に
          妻が愛した テッセンが咲き

 
 今年の春先、市のシルバー人材センターに裏庭の草取りを依頼したのですが、木の剪定まで出来なかったものですから、木々の枝は伸び放題で我が家の庭は無残な荒れようです。
 しかし今年は春先に人手を雇ったばかりでは、更に手を加えるほどの余裕はとうてい無理と言うもの、かといって自分にはそんな技量もまた体力的にも無理なことですから、ただただ諦めるしか手はありませんでした。
 それがもう枯れ果てたのだろうと思っていたテッセンが、たったの一つだけでしたが蕾を付けているのに見付けたのです。
 このテッセンの花は、以前亡妻が好きだった花でしたから、支えの竹などを買って来て日頃から良く手入れをしていた花でした。
 そして一つだけだった蕾は、日を追って暖かくなるにつれてその数を増してゆき、この度ついに花を咲かせたのでした。
 さっそく写真に撮って仏前に飾りました。きっと亡妻も喜んでいることでしょう。







妻がまだ元気だった頃のテッセン