昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

ある日のはなはな広場 

2010-09-10 16:36:05 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 街中の公園の一番端にあって、家からもけっこう遠い<はなはな広場>に行ったきっかけは、たまたま老妻を総合病院へ送った日のことです。
 その診療科は日によって患者が少ないので、いつもは老妻の診察の終わるのを待合室で待っていたのですが、その日は何故か患者が多くて待合室がごった返していました。
 かなり待たされることははっきりしていましたから、混み合って窮屈なところに居るよりも、車の中で時間を潰そうかと思って車に向かいました。
 しかし広い駐車場で陽に晒されていた車内は、もう既に限界を超した暑さで、まさにムシ風呂状態でした。
 そんな車内でじっとしているよりも、いっそのこと公園通りの街路樹の日陰を選んで走った方が、気持ちが良いだろうしまた時間潰しにもなるだろうと判断した。
 何よりもその病院の近くには、札幌の大通り公園に匹敵する市内一の公園があったから、それに運良く駐車場が空いていたら園内で風に吹かれて歩くのも気晴らしに持って来いでしょう。
 直ぐに車を出して向かったのですが、病院から一番近い公園の駐車場はパークゴルフの人たちの車で一杯でした。
 走り出す前にふとよぎった不安は、見事に中ったのです。やむなく次の駐車場に行きましたが、第一駐車場の倍ほどもある此処もいっぱいでした。
 この公園は子どもの遊び場が主体ですが、その子どもたちの姿は無いばかりか、歩いている人たちも少ないのです。
 ただ園内の一画に地区会館がありますから、そこでの会合か催しに来ている人たちの車かとも思いましたが、停めてある車種からいってどうやら近くの工事現場で働く人たちが停めているのでしょう。
 時間はあまり経っていないので、今さら病院に戻る気がしないままに行き着いたのが、今度は公園の一番端っこの公園まで行くことにしました。
 結局は、<はなはな広場>の花壇まで来てしまったのです。
広場の花々は、前回よりはそれぞれ大分大きくなっており、さらに前には何も無かった空き地の広場には、色とりどりのコスモスがいっぱいでした。
 中には蕾状態のもたくさん混じっておりましたから、満開になったらさぞかし見事だろうと思われました。
 
 花々の近くで写真を撮ったり、また離れて眺めたりして心ゆくまで楽しんで、そろそろ戻ろうかと思った時に、ちょうど良く老妻からのメールが来て公園を後にしました。

偶々足を延ばした<はなはな広場>!それぞれ大きく成長・・・


空き地いっぱいに咲いていたコスモス・・・満開になったら見事でしょう!