畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

被害

2012-12-10 18:01:57 | 農作業

12月10日(月)   いちじ 

 午前中は、母を送りだし、洗濯やら、部屋の掃除やらで終わる。畑に出かける用意をしておく。来早春ように、ホウレンソウを蒔いておきたい、という連れ合いの要望で、穴あきマルチの畝を作る予定だった。

午後、エンドウの支柱は、不織布カーテンをやったため、強風で、どうなったのかと、いくらか不安に思いながら、車を走らせた。到着してびっくり。こんなことは初めて。あまりのすごさに、圧倒されて、笑いがこみあげてくるほどだった。

アーチを組み、ネットを張り、不織布を蒔きつけたそっくりが、引っこ抜け、吹き飛び、畝の脇にそっくりひっくり返っている。

    

畝立は後回しで、こちらの修理、というか、一からのやり直しが先だ。物語の世界のように、身体が大きくなって、組まれているものそっくりを、よいしょと持ち上げ、ひっくり返して、どっこいしょと差し込めば元通りになる。それほどきれいに引っこ抜けたのだが、そうはいかない。全部ばらして、一からやり直さなければならない。

予定していた作業は、棒に振り、夕方までかかって修復する。強風は、この冬多そうだ。不織布を巻きつける高さを半分位に低くする。どの道、冬の間は、エンドウが伸びることはない。防風対策なら、エンドウの高さよりある程度高ければよいのだ。前回は、欲を出して、1mほどの高さにしたが、50㎝ほどに抑えた。

  

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反省

2012-12-09 18:17:05 | 暮らし

12月9日(日)  

強風が続く。夜にはいくらか治まってはいたが、陽が昇るにつれ、再び強まり、終日続く。

外作業をやる気にならず、昨日に引き続き、だらだら過ごしてしまった。何をやると云うことなく、夕方になり、今日の日記を綴るにあたり、後悔し、反省しきり。こんな日にでも、草刈などはやれないことはない。やっておけば、後後、焦ったり、あわてたり、無理をせずに済むものを。こんな反省や、後悔をするようになったのも、中途半端な歳のせいか。

天気予報は、まだ当分冬型が強い。天気図でも、風の強い日が続くようだ。少し気を引き締めて、今年最後の一月、やらなければ。もう、三分の一が過ぎる中旬になる。

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だらだら

2012-12-08 18:03:18 | 暮らし

12月8日(土)  

晴れるには晴れるが、一日中、強風が吹きやまない。今も強い風。風速10m近いようだ。薪釜で、風呂を沸かすのはあきらめて、ガスで沸かしている。それほどの風ということ。

土曜日なので、出荷作業。軒数も多いし、こんな強風なので、他の作業をする気になれず。一日作業となる。夕方は早めにしまいにして、葉物など、野菜の下処理をする。母が在宅なので、今、夕食を運び、PCの前に座った所だ。さて、こんな日は、どうしようと思うが、だらだら疲れが出てしまうと、気持ち的にもしゃきっとしない。あまり考える気もしないので、このまま、風呂に入り、アルコールに浸ることにする。

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豌豆支柱

2012-12-07 19:01:19 | 農作業

12月7日(金)  

今日は、大雪。畑も冬対策を急がなければならない。

秀畑。エンドウの支柱立て。今年も、アーチパイプを組み立て、キュウリネットを張って、蔓を這わすことにする。去年は、防寒用に、不織布トンネルをして、支柱は、あとで立てたが、エンドウが伸びすぎていて、苦労した。その反省から、支柱は最初から作ることにした。そして、防寒対策は、不織布カーテンをやってみることにした。初めてのことだ。アーチネットをエンドウの外側に張り巡らせる。そのアーチに直管を横に取り付けて、そこに不織布をパッカーで取り付けて、カーテンのように垂らす、地面に接するようにして、そこを土で押さえる。ぐるりと一周すると、エンドウは、不織布でぐるりと囲まれる状態になる。よほどの強風でもない限り、飛ばされることはないだろうから、防寒、防風対策となるだろう。

午前中に、アーチを組み、ネットを張る。午後、一時間ちょっとかけて、不織布で覆う。天井はないが、風よけになるから、防寒として、十分な対策と思う。ただ、やるのが少し遅すぎた。この間の、雨風で、かなりの部分、根元から吹き飛ばされたり、地際がダメージを受けてるものがある。いくらかでも、回復してほしい。

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鶏舎

2012-12-06 18:29:25 | 農作業

12月6日(木)   ときどき  いちじ 

明け方近く、屋根をたたく音がするほどの雨が降る。しかし、陽が昇る頃には上がっていて、晴れ間も出る。洗濯物を、もう、外に干そうかという連れ合いに、まだ雨雲が流れてくるような感じだと、云って、とりあえず、中干しにしておいた。しばらくして、急に曇り、雨音を立てるほど降ってきた。時間的には短く、30分も続かない雨だったが、相変わらず、雨には祟られている。

そんな訳で、朝は比較的のんびり。昨日引き揚げてきた、アーチパイプなどを片付け、鶏舎の修理。鶏舎の西側は金網などは使わず、すべて、ビニール波板を張ってある。その波板は、ほとんど、リサイクル品を使った。我が家の隣は、ブリキ屋さんの作業場だ。隣から、張り替えで、撤去してきたものをもらってあり、それを使用した。その波板があちこちひび割れてきていた。そして今朝、直径20㎝ほどの穴が開いてしまった。鶏が喧嘩でもしてぶつかって割れたのだろうが、そのままにはしておけない。外敵にやられるとか、もしかして、鶏が外に出てしまうかもしれない。応急修理をする。

鶏舎の完成から、まる9年たっている。中古を使用したので、ビニールの劣化が進み、今後もこんなことが続きそうだ。応急修理続きは大変だし、鶏に万一のことがあっては困る。西側を全面修理をしようかということになった。どの様にやれば最も良いかを検討する。ニワトリが中にいる状態で、やらなければならないし、予算も極力少なくしたい。手間もかからず、耐久性も考えたい。大まかに補修法を想定して、資材の見積もりをする。

午後は、花畑。昨日の続きで、片づけ。パイプ類を引き上げてくる。

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×10プロジェクト

2012-12-05 18:46:33 | 食、農への思い

12月5日(水)   ときどき 

晴天だったが、寒い一日だった。午前中は、出荷作業で、作業場で腰かけての作業なので、なおさら身に浸みる。午後は、花畑。夏秋野菜の片付け。アーチ、ネットを撤去して片づける。

所で、gooニュースに江川紹子が、今回の総選挙について、寄稿していた。ちょっと興味が湧いて、読んでみた。前半は、衆院選についてであり、まあ、そんなものだろうと思うような内容だった。で、2ページめを開くと。

 最高裁裁判官の国民審査についてであった。「×10プロジェクト」に参加しませんかとあった。最高裁裁判官10人に「×」をつけるからだと云う。これには全く同感だ。

私自身、今まで、投票所に出かけた時は、この投票用紙には、すべて、無条件で、「×」を付けて、投票箱に入れてきた。国民による審査と言いながら、×印以外は、信任とすると云うやり方が気に入らなかったからだ。

しかし、それ以前に、最高裁の裁判官は、司法という分野での、国家権力機構で、今の体制を支えているにすぎないと思うからだ。三権分立だの、司法の独立性だのと、きれいごとを言ってはいるが、現実は、政治行政の補完物としての機能しか果たしていない。

今までの歴史を見れば明らかだ。原発裁判においても、ことごとく、住民側敗訴。住民訴訟において、住民の主張を認めたことがどれほどあるか。早い段階で、住民の主張を認めていれば、防げたことがどれほどあるか。どうにもならなくなってから、行政の敗訴を判断しても、すでに多くの住民は犠牲になってしまってからだ。多くの冤罪事件もそうだ。一票の格差についても、政治の責任でもあるが、最高裁判断が甘いから、政治の場でなめられているとしか思えない。

3.11の原発事故の責任のかなりの部分は、司法の側にもある。

「×10プロジェクト」  大賛成。その指止まる。

皆さんはどう思いますか。

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裸のフクシマ

2012-12-04 18:35:53 | 食、農への思い

11月4日(火)   のち  いちじ 

午前中はほぼ雨。一時、明るくなり、このまま上がるのかと思うが、再び降ってきた。そして、夕方暗くなってからも、一雨。風呂を沸かす薪のコンテナを、あわてて薪小屋に片付ける始末。

午前中は、歯医者の予約が入ってもいたので、何もしない。午後は、サトイモの整理に2時間ぐらい。

福島の、川内村で、3.11以後の福島を綴った、「裸のフクシマ」の著者「たくき よしみつ」氏のブログを読む。この所なにやかやで、半年ぶり位だ。考えさせられることが多い。

12月16日に向けて、何か出来るのか、何かやるのか、16日にどうすればよいのかもわからない。少しはヒントをもらえるかと、開いては見たのだが、さてどうなのだろう。

「裸のフクシマ」  昨年10月、講談社から出版されています。読んでみる価値は、十分あると思います。

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真冬の寒さ

2012-12-03 17:28:04 | 農作業

12月3日(月)  

真冬の寒さ。昨夜の雨はあがってはいるが、一日、ほぼ曇り空。午前中こそ、一時の陽射しもあるが、霧雨も感ずるような、寒い一日。作業場で、サトイモの整理などもするが、2時間もじっとしてはいられない。冷えた体を温めようと、薪割りをやったり、まとまりのない一日だった。

畑を一回りしてくるが、宮畑。夏野菜が寒さに震えながらも、小さな実をつるしていた(ピーマンやナスなど)。大豆もあらかた葉を落とし、晴天が何日か続くと、収穫適期となるようだ。初冬の畑なのに、乾くことなく、冬草なども、青々としている。

夕方は、早めに家に入り、ストーブに火を付ける。

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薪割り

2012-12-02 17:42:35 | 暮らし

12月2日(日)   ときどき 

寒い日が続く。午前中は、陽射しも長く、日向では暖かさも感じたが、午後からは雲も厚くなり、うす暗くなる。夕方には、雨粒もポツリポツリ。今夜はまた、雨になるようだ。

サトイモの防寒を終わらせる。

午後は、風呂の薪作り。枝打ちした雑木を、古い鶏舎の屋根下に置いておいたが、この秋の台風対策で、トタンをすべて撤去してしまった。今や露天に積まれた状態なので、雨の多い昨今で、少々お湿りを吸った状態になってしまった。それでも、釜に入るように切りそろえ、薪小屋の屋根下に入れば、すぐに乾いてしまう。朝のうちに日向に出しておいたから、半日で、だいぶ乾いていた。チェーンソーで玉切りにして、コンテナに入れて、屋根の下に入れる。太いものは、斧で、割るが、雑木で節のあるものや、曲がったようなものは、なかなか割れてくれない。寒い曇天化では、身体がポカポカしてくる。冬の好い運動だ。

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師走

2012-12-01 18:24:06 | 農作業

12月1日(土)   ときどき  いちじ 

師走突入だ。寒い。今年も後一月。一月は一月だが、やはり、ちょっと違う感じがしてしまう。

午前中は、出荷作業。すっかり冬の野菜便となっている。連れ合いが、収穫に行っている間に、ヤマイモ、サツマイモ、サトイモ、知人の作のレンコンなどを、量り、包んでおく。ダイコン、ニンジン、カブと根菜類が多い。葉物は、チョウホウナとホウレンソウに半結球レタス。この間、カリフラワーも取れ始めている。しばらくは、こんな感じの野菜便となるだろう。

午後は、サトイモの収穫と、防寒対策をやろうと準備する。この辺りでは、サトイモは、畑に置いたまま、たっぷりの籾殻を掛けておくことで、越冬させることができる。それほど位は暖かいと云うことだ。北総の方では、掘り上げて、 深めに地中貯蔵するのだが。それで、籾殻を運ぶため、袋に詰めてトラックの荷台に積み、鶏舎脇の畑に行く。我が家の最西端にある(そういうほどに広いわけではないが)。なんとなくうす暗いと思っていたのだが、ソラの西側半分ほどは、真っ黒の雲に覆われてきていた。変な天気と思いながら、サトイモの株を掘っていると、パラパラとサトイモの葉をたたく雨音。髪の毛も濡れてくる。中断。屋根の下に入るが、止みそうでもないので、サツマイモの整理に切り替える。

コンクリートの床は冷える。ぐんぐん気温のさがってくるのが感じられる。明日は、氷が張ってもおかしくないほどに冷えそうだ。整理を終え、外に出ると、雨は上がり、陽も射している。籾殻袋には雨粒。陽射しももう低くなっている。軍手も濡れて冷たく、手も凍え、衣類も濡れて冷たいが、運んだ籾殻だけは、サトイモにかけ終える。濡れたサトイモも大雑把に土を落とし、コンテナで引き上げる。

師走の一日目も、雨にたたられながら、こうして日没となった。

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