畑のつぶやき

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防御システム

2011-12-13 19:29:54 | 暮らし

12月13日(火)   いちじ 

午後になり、ときどき陽がかくれるほどに雲が通るが、ほぼ快晴の一日。弱い風だが、吹かれると空気は冷たく感じる。昨日の続きで、ヤマイモの貯蔵。埋め戻しを終わらせ、ヤマイモの支柱に使ったアーチパイプを、整理して引き上げてくる。空気が冷たいので、3時過ぎには、畑を後にする。

この間の風邪でのダウンで、人の体の防御システムを実感した。細菌やウィルスに感染して、その影響で正常な状態を維持できなくなった状況が、風邪をひくと云うことだろう。細菌やウィルスは、当たり前に存在しているのだろうから、日常的には、人は、それらと共存しているわけだ。何らかのバランスの崩れが起きる。人の体調が悪くなるとか、ウィルスや最近の活動が以上に活発になるとか、なのだろう。当たり前の呼吸などにより鼻や口から体内に入り込む、それらは、鼻やのどの粘膜に付着する。それらを侵入させまいと、せきやくしゃみを起こし、体外に排出させようとする。さらに、たんや、鼻水、鼻汁は、網に絡め取って、強制的に、体外に放出させる作業なのだろう。

これらの防御網を破って、体内に侵入したウィルスや細菌には、血液やリンパ液の中の戦士たちが死闘を繰り返す。その戦いのエネルギーが、熱という現象になり、汗などで、放熱することで、戦いやすい環境を作り出す。

そんな風に想像すると、人の体の防御システムという、素晴らしい構成に、感心させられてしまう。そんなことを想像しながら、この何日か、長い夜を過ごしていた。

おかげで、今日は、かなり体調は良くなった。ほぼ、日常に帰ったと云ってよいんじゃないか。今夜は、せっかくのおいしいお酒はと、体調の回復を待っていた、頂き物のお酒を、グイッと。

 

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