畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

新畑

2015-05-11 18:36:08 | 農作業

5月11日(月)  

まずは、田回だ。晴天続きで、水の減りが早い。水を入れれるところは、バルブを開いておく。すべての田んぼを回ってくると、1時間30分もかかっている。実際に作業開始は、10時近くからになる。11時半ころには、再度の田回。水の入ったところは、バルブを閉める。午後も、田回から始まる。ほとんどの田んぼに水が入る。しかし、こんな状態に終止符を打つためにも、台風6号の雨に期待するのだが、どうも信用できない。また、肩透かしを食うのではないかと。関東地方だけは、太平洋高気圧の縁がかかっている影響で、雨雲の本体は避けて通るのではないか、そんな気圧配置のようだ。

我が家の隣は、旧家だ。屋敷も広く、屋敷脇に畑もある。この畑が結構広いが、私たちが移住したころにも作られていなかったし、その後もずっと耕されていない。草が茂ると草を刈る。いろいろと庭木を周囲に植えたり、水仙などが咲いていたり。母親ぐらいの世代の一人暮らしのおばあさんがなくなり、その後は空き家になっている。同じ市内に住む人が、時々来て管理している。

私たちも齢を取ってきたこともあり、畑があちこち遠くにあるのも不自由だし、家の近くにある畑だと、ちょっとした管理作業を手の空いているときにできる。それほど広くなくても、こまめに見てやれることで、育てやすいだろう。そんなわけで、畑として、借りれないかと申し出たら、快く貸してもらえた。

ところどころに雑木が生えていたり、倒木があったり、30年以上耕していないので、シノベ竹が生えていたりと、すぐに畑になるわけではない。片づけたり、木を伐り、根を掘り上げたりも必要だ。周囲を生垣や、庭木で囲ってあるので、機械を入れる個所も作らなければならない。ちょっとした、開墾作業が必要だ。で、今日は、生垣の枯れているところの木を伐り、土を運び、車が入れるほどの進入路を作ったり、草刈りをしたり、倒木を寄せ集めたり、そんな作業をした。しばらくは、こんな開墾作業をしながら、畑にできるところは、作付けをするということで、始めてゆこう。

コメント
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