畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

まず 自分の事から

2024-10-01 11:35:20 | 暮らし

10月1日(火) ☔ 降ったりやんだり 台風の遠い影響?

昨、30日、消化器外科の定期検診。上半身臓器の画像診断。結論は、膵臓の再発はなかった。肺切除後の状態も、顕著な変化はない。リンパや腹膜、胸膜への転移も見られない。少なくとも、半年以内の余命からは解放される。抱える癌が直接的原因で、半年以内に死ぬであろうことはなくなったといってよいだろう。

両目の白内障手術、そして、これから受ける脊柱管狭窄症の手術も無駄にはならないで済むようだ。すっきりと見える快感は、当面、満喫できるだろう。足、腰の方はこれからだが、手術がうまくいけば、以前のようにとはいかないまでも、苦痛なく、快適に歩くことができるだろう。日常的に、動き活動することが、より楽になれば、生活の幅はぐんと広くなる。やれることができるなら、やりたいことはたくさんある。まだまだ、楽しみたい。

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別れ

2024-09-28 18:46:18 | 暮らし

9月28日(土) ☁ いちじ ☔

今日は、アカシとの別れの日となった。目覚めて、早朝、横たわっているところに行く。アカシ! と呼びかけると、弱々しく顔を上げようとする。いいよ、無理をしなくともと、勝手に云いながら、首をさすってやる。小さく口を開けて、小さく、かすれるような声を出し、答えてくれた。私にとって、これが、最後の別れだった。

昼過ぎ、出荷作業も終えてのゆっくりとした昼休み。そろそろ動こうかと、連れ合いがそばに行くと、もう息は止まり、ピクリとも動かなかった。「アカシが死んだ!」と聞き、脇に行く。まだ、暖かく柔らかい毛並みのままだった。

食べることもできず、水すら思うままに飲めず、動くこともできず、かすかに動くにも力を使う。そんな症状だったのだろうから、これでやっと苦痛から解き放されたのだから、とは思うが、やっぱり、きつい。悲しい。苦痛だ。

アカシ! 楽しかったよ、うれしきこともいっぱい、ありがとう。

 

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2024年の米つくり

2024-09-27 16:51:30 | 暮らし

最後の米つくりを 終えて       2024年9月

最後になるだろうとの今年の米つくりは、2月の肺手術、3月からの術後抗がん剤治療の影響で、一月近く遅れて、4月16日に種籾を播種。田んぼの準備は、草刈りは畔だけで、モアを走らせることで済ませ、トラクター作業で、代掻きまで終わらせた。田植えは、5月23,24日。以後は、除草剤散布を済ませて、空任せだった。その後数回ほど、ドライブスルーで見回りをやっただろうか。台風予報で、田んぼを回り、からからに干上がった田んぼに、バルブから水が出るところに水を入れたのは、8月13,14日。そして、水の出ない田んぼの水は16日の台風の雨。その後は、うまい具合に天の助けで、枯れてしまうことなく、どうにかこうにか穂をつけ、実になってくれた。9月5日―モチ米、6日からコシヒカリの収穫。15日、籾摺り作業。猛暑と雨不足で、干害で収穫ゼロでもしょうがないと思ってはいたのだが、どうにか年間必要量の主食米は、充分に貯蔵できた。

しかし、正直なものだ。水やりがひと月ほど遅れた、やらずぶったくりの米作りの結果だった。稲は穂が出て、花が咲き実を結ぶとき、適度な水を必要とするし、適度な温度が必要だ(他の野菜類も同様だ)。この時期に極度の低温が続くと、冷害で実りも悪く収量も少なくなる。逆に高温すぎると高温障害が起き、米の質も落ちるし、収量も少なくなる。(収量皆無を覚悟していたのに、採れたことには感謝!)

今年の結果は、まさしく、もろに高温障害と水分不足の害を受けてしまった。

まず、外観から、米粒が白くなる乳白米の割合が多く、未熟米の青米の比率も多い。米粒も十分大きくならず全体に粒が小さい。籾摺り時の選別で、くず米となる小粒米が多く出て、玄米収量がかなり少なくなった。選別された玄米も全体に小さなものが多く、見た目もよくない。また、登熟障害による同割れ米(米粒にひびが入り割れる米粒)もかなりの比率で発生している。

今年のコメは、まさに、こんな状態の米です。例年と比べ、選別された玄米は三割減ぐらいでした。コメ袋に収まった玄米も見た目が悪く、玄米出荷が憚れるものです。精米機にかけ白米にすると糠として落ちる量は(極小粒の同割れ米も含まれ)三割近くなります。残った白米の中にも同割れ米の割合が多くなっています。出荷には白米選別機を通して、小粒の同割れ米は、ふるい落としています。一般的には8~9割の精米歩合が、7割かそれ以下になってしまい、30Kgの玄米は21Kgほどになっています。それでも、同割れ粒の混入は避けられません。

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脱! メガネ

2024-09-27 11:20:26 | 暮らし

9月26日、左目の眼帯を外してもらう。視力表のCマークが裸眼でもはっきり見える。どこまで見えるのかなと、待ってはいたが、今日は視力検査は素通りだった。医師の診察で、昨日の手術はうまくいき、経過も順調とのこと。視力が安定するには、2~3ヶ月かかるが、それまで不自由だったら、仮の眼鏡をつくて下さい。とのこと。日常的には、このまま裸眼で、充分のようだが、問題は、車の運転時。今までの眼鏡では、裸眼以上にぼやけてしまう。思案。

10月には整形外科の入院手術。体調から言っても、車の運転をしてあちこち動き回れるとは、考えられない。様子を見て、注意して運転したり、二人のドライバーの助けを借りて、数か月は過ごそうかということになった。

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アカシが

2024-09-27 10:57:21 | 猫、犬

9月27日 ☔

この夏の猛暑の影響もあったのか、アカシの具合がよくなかった。この数週間は、食欲もなく、水すらちゃんと飲めない状態で、何度かペット病院で、点滴を受けたりしていた。この数日、急にぐったりして、ほとんど動けず、時折立ち上がっても、よろけて転がってしまうほどになった。

明石市での保護猫だったアカシが、我が家に来てから、7年半近く。老夫婦の安らぎとして、たくさんの喜びと慰めをくれたが、もらいすぎたのだろうか。最近の部屋猫にしては、あまりに短い九歳になるかならないかの年齢で、尽きようとしている。今朝起きて、横たわっているところに行って、声をかけたが、答える声は小さく、指先にかける前足の力はほとんどなかった。

ソラの最後のころを思い出し、今日、明日なのだろうなと、悲しくなった。

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【復活】とはいっても

2024-09-23 11:41:38 | 暮らし

9月23日(月)

復活とちょっと開いたら、早速に、励ましいただき、ありがとうございます。復活とはいっても、実のところは、何やかやとボロボロで、当地の基幹産業である病院への定期券保持者といえるほど、予約スケジュール満載。

身体のてっぺんから下まで、不具合だらけ。ガン手術を優先して延期していた白内障の手術を、18日に受けた。簡単だと聞いてはいたが(術医にとっては?だが)、一時間後には、おかえりくださいだった。そして、眼帯をされる間のほんの数分の事だろうが、あまりの明るさと、輪郭がくっきりする感覚に驚いた。翌19日には、眼帯が取れ、小学三年生以来の裸眼での風景の違和感に少々酔っている。25日にはもう片方の手術。26日からは両眼で、裸眼での周囲を見渡すことになる。視力的には、免許条件にも満たないほどなのだが、見えることのありがたさを、かみしめることになるだろう。

30日には、消化器外科の定期検診。肺手術後の半年の抗がん剤治療の結果を、CT撮影で、確認する。10月に入ると、10日には、脊椎間狭窄症の手術。また、しばらくの入院となる。生活して行ける限りは、病院とは縁は切れそうもない。

この連休を利用して、ジュンペイが来てくれた。そして、ちょっとした言葉の行き違いでの笑い話になった。

肺の手術と、その後の抗がん剤治療の途中での、整形外科受診となり、脊椎管狭窄症の診断と、治療は手術の方向となったが、膵がんのステージがⅣとなったことで、トータルに考えて手術を選択するか否かを判断しようと決めた。整形外科から、消化器外科への問い合わせで、私の症状がどうかということで、主治医からの見立てが示された。肺切除、抗がん剤治療の経過後、再発ないし転移がなければよいが、再発等があった場合は、半年ほどではないかという見立てが報告され、結果がはっきりしてから、整形の方針を決めることとなった。8月半ばに、抗がん剤は終わり、腫瘍マーカー等では、再発、転移は見られないが、正式にはCT画像診断を待ってという状況だ。

そんな話を、連れ合いが、Kさんとの電話のやり取りで、したのが、夏の前あたりだったという。

それで、K家では、後半の、(余命半年ほど)との情報が独り歩き。元気なうちにと、お彼岸連休での、来鴨となったのだと!

 

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9月16日 五か月ぶりに

2024-09-16 11:23:12 | 暮らし

田んぼの準備を始めて、五か月。稲刈りが終わり、籾摺りももう少しで終わる。

ここで、何度目かの、ブログ再開をお知らせしておこうと、長期休止のための、煩わしい、再出発の手続きを終わらせた。

 

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休薬延長

2024-04-18 17:10:13 | 暮らし

4月18日(木)

体調が回復しないまま、二週間が過ぎ、15日。消化器外科の外来。血液検査の結果は、ほとんど変わらず。

主治医と相談し、休薬をもう一週間延ばし、23日から、2クール目の服薬を80㎜に減薬してやることにした。服薬を再開した後で、体調が悪くなり、日常生活に支障をきたすようなら、服薬を休むことにもした。

さすがに、2週間以上、薬を飲まないでいるおかげか、この数日は、なんとなくすっきりしているようだ。

この1週間ほどは、極力体を動かすようにして、16日には水稲の種まきをして、ハウス内に苗箱を並べて、育苗を開始した。例年よりほぼ1か月遅れての、米作りの開始だ。トラクターも花畑から回送してもらい、これから、田んぼの準備に入る。

昨日、今日と家の周りや、裏の畑の草刈り。モアと刈払機を使い、かなりしんどさを感じながらの作業だった。これから約半年、水田の畔や大土手の草刈り作業、どうなることやら、前途多難の様子だ。

でも、とにかく、最後の米つくり。やれるところまで、やってみよう。そして、畑と鶏を含め、二人の農業生活もどうするかも。

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休薬期に入っても

2024-04-07 14:50:35 | 暮らし

4月7日(日)

二日から、抗がん剤の休薬期に入った。ずっと待った休薬期。新年度でもあるしと、喜び迎えたが。五日間薬を断っているのに、体調は変わらない。というか、体のバランスがくるってしまったような症状が、現れることもある。昨日は、午前中出荷作業で、作業場仕事だったが、昼上がり前、急に、体の芯からの寒気を感じ、部屋に入りストーブの前にしゃがみこんで毛布をかぶったが、体の震えが止まらず、寒気にぶるぶる、ほんとうに、体が震えてどうにもならなかった。放熱を受けている表面は暖かいが、芯の寒さは一向に温まる気配がない。小一時間たち、少し楽になり、ベットに潜り込み、休養。

服薬期とほとんど変わらない5日間を過ごし、一週間たってしまう。畑は少し手を付けたが、田んぼはゼロ。そろそろ、本気の焦りも感じ始めている。

連れ合いに言わせると、薬を休んですぐに体調がよくなるなんてこと、あるわけないじゃない。休薬期間は、それだけかけて体調を戻し、また、飲み始めるということ。考えが、甘いんだよ!

ほんと、どうしよう?

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不順

2024-03-25 15:44:48 | 暮らし

3月25日(月)

またまた無為に一週間が過ぎた。天候の不順と体の不調で、何もせずに、ベットに横になっている時間ばかりが増える。そして、その時間がいくらあっても、困るということはなく、よく眠れる。連れ合いにも呆れられるほどに、眠っているようだ。

18日には、消化器外科の前倒し診察で、血液検査を受けるが、検査の数値的には、問題はなかった。薬の副作用による、赤、白血球等の数値もほどほどの範囲で、その影響による体調不良ではない。術後の体力の弱まりと薬の副作用により、食欲不振、全身疲労、胃腸不調、吐き気、むかつき等々で、身体が言うことを聞いてくれない。同時に、気力もわかず、倦怠を助長させる。そんな悪循環に陥っているようだ。

診察で、抗がん剤の量を減らすこともできるといわれたが、とりあえず、ワンクルーはこのままやってゆくことにした。4週間の服薬だから、あと一週間だ。3月いっぱいは、こんな状態が続くことを覚悟する。4月2日からは2週間の休薬に入る。ここで、どこまで体力が回復するか。果たして、がん細胞にはどれだけの効果があったのか、あるいはあるのだろうか。客観的データはわかるかどうか。そんなことを検討して、続行、薬量を減らすか、中止するか、考えようと思っている。

田んぼや畑には、ほとんど手を付けていないが、3月いっぱいは、あきらめた。すべて、4月からだと。関東地方では、桜の開花も、予想よりはどんどん遅れているようだ。そんな天候不順なのだから、4月に入っての用意ドンでも、それほどの遅れにはならないだろう。

3月は集落の各集団の総会の月。体調を理由に出たりでなかったり。自身、役員が終わったり、新規役員についたり。構成員の減少により、役員の順番も早くなる。そして、でも、最後のお役目となるのだろうが。

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