ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

2244     綴り方教室は永遠に

2011-02-14 00:06:43 | Weblog

豊田正子が去年の12月9日、入院先の病院で亡くなっていたらしい(新聞やネットで発表されたのは2月7日)
享年88歳。
「葬儀は近親者で行なった」 とあるが、日記でも度々登場する1番下の妹、ヨシコさんの事だろう。
寂しいニュースだが、今頃は、とーちゃんかーちゃん、それに戦争中に死んだ二人の弟達と天国で再会しているのかも知れない。
長い人生、お疲れさまでした。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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1 コメント

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ルンルン氏も映画「綴り方教室」が忘れられないみたいですね (Yozakura)
2011-02-22 19:40:01
ルンルン様
 どなたからも投稿が無い模様なので、一言。

 綴り方教室の原作者が死去していたとの記事、全く気付きませんでした。何しろ「綴り方教室」と云えば、私の小学生の時代に、学校の講堂で上映された巡回映画で観賞した記憶があるだけです。
 その映画も、小学校の講堂の床に敷かれた御座の上で胡坐を掻いて、上映回数の多さから画面全体にビシビシと雨が降り止まぬ老朽化したフィルムを眺めると云う観賞態勢でした。

 しかし、あの映画の筋書きは殆ど記憶していないにも拘わらず、生活難と悪戦苦闘する子供の率直な生活記録には、甚く胸を撃たれたものです。文教的な映画として、良心的な制作方針が執られたのでしょう。

 確か、ルンルン氏が若い頃に読んで感激した「にあんちゃんの故郷」も、モリノブ氏と共に訪問し、往時の炭鉱長屋の跡地や炭鉱の入り口などを撮影し、ブログに掲示されていましたですね。
 我々は、そうした生活記録の綴り方作文集に感激した最後の世代なのでしょう。

 別段、生活苦を作文に纏めて発表したところで、問題が解決される筈もなく、著者・安本さんの「にあんちゃん」も、エネルギー革命を理由に、中小規模の炭鉱から整理解雇されて仕舞いました。
 ですが、それでも、事実を文章化し、これを外部に公表・発表すれば、執筆者の精神衛生上は良好な効果が表れるのやも知れません。
 また、高度経済成長が始まる以前の、日本の一地方の生活状況の記録にはなっています。炭鉱で働けるだけ、まだしもマシだったのやも知れません。

 その様な文脈から推せば、豊田正子さんは、日本が豊かになる以前に、「人々が相互に想い遣れる『古き善き時代』が存在していた象徴」でもあった訳です。
 また一つ、昭和が遠のいて往きました。お元気で。
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