ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

3680   大石六段、一発逆転ファイナルレース!!!

2013-08-02 09:41:08 | Weblog
というわけで実家のお風呂が数日使えなくなったため
いつ父が入りに来るか分からない。
「いつ来てもいいよ!」 と誘った手前、汚れ風呂では具合が悪いだろう。

ということで、きょう(8月2日)は朝から重労働(ちょっと大げさ)
まず洗濯物を干し(ふだんなら、せんたく機の、ピーピー、終わりましたよアナウンスが鳴ってから2、3時間後くらいに、あ~シンド、ドッコラショという感じで干し始める)
続いて浴槽とタイル磨き、蛇腹のフタにカビ●ラーをかけ、あとは汗ダラダラでダウン。
その間に、実家の給湯器の写真(業者に送る用)をNに撮ってきてもらう。
それから朝食だが、食パンが無かったのでNのバゲットを食べる。
ちょっと古くて固くなっていたせいか、口中の粘膜に刺さって痛かった。

あと、トビオが今朝、ごはんを食べなかったらしい。
クロもエアコンをつけないとゼエゼエあえぐ。
人にも動物にも、この蒸し暑さは堪える(平気なのは子ども達と金太郎ぐらいだろう)

そのあとR院へ。
ダ●エーのドーナツ店で、アイスコーヒーを飲みながら吉田戦車を読む。

昼食後、急に体調悪くなりダウン。
理由はカンタン、いつも自堕落な私が朝からよく働いたせいだろう。
きょうは大石六段と3人でその金ナイターへ行く日だが、こんな状態ではムリかも知れない。
Nに、「もしかして、私が行けなかったら二人で行ってきてね」 とソファーに寝っ転がりながら悲しくつぶやくと
「いや、そんなに慌てることないから」
「まだ時間たっぷりあるし、ゆっくりしてたらいい」
ありがたいお言葉をいただき、そのままジッと動かず体力の回復を待つ(動物のようだ)


養生の甲斐あって、なんとか一緒に行けることになった。
夏休みのせいか、普段よりちょっと混んでいて1Rギリギリに到着。
早速パドックへ行くが、この日差しでは5分と立っていられない。
騎手にとっても馬にとっても、これからしばらくが1番大変な時期だ。

この日も5時半過ぎに園田屋さんへ。
大石六段はオデン定食(山崎八段絶賛みそ汁付き)
Nは親子ドンブリ、私は久々の卵とじうどん。
それに忘れちゃならないsyuちゃんヤキトリ。
途中、第6レースの実況を見るため、中座して外のモニターを見に行く。
私のこの日の勝負馬券、人気薄のシュンサチ(鞍上川原)を応援するためだ。
川原JKが絶妙の乗り回しで4角から先頭へ躍り出ると、思わず胸が高鳴る。
しかし、そのまま決まってしまうほど勝負は甘くない。
このレースの1番人気馬(平原騎乗、なんという馬かは忘れた)と、直線から並んだまま激しい叩き合い。
手に汗にぎりつつ、となりで別の馬を応援するオッサンを無視して、「シュンサチー! 川原ー!」 と小さく叫ぶ。
ゴール手前、(あー、差されたか~~) とガックリ肩を落としかけた瞬間
ギリギリしのいで先着したシュンサチが目に入る(ヨッシャー!!!)

はやる気持ちを抑えつつ園田屋さんへ駆け戻り、ちょっとぬるくなったウドンをすする。

(ああ、サイコーだ、サイコーだ!)
(ありがとう川原、ありがとうシュンサチ、そして、ありがとう卵とじうどん!!)

辺りの景色もなんだか違って見える。
これこそルンルンだ。
単勝の勝負馬券が当たるって、ほんと気持ちのいいものなのだ。

オッズは多少下がっていたものの、これだけつけば充分だと自己満足しながら払い戻し機へ駆け寄り
ポケットに手を突っ込むと・・・・


ない。


アレ?

反対側のポケットも探るが、こっちにも無い。


(あ、バッグの中だっけ!) と思いつつ、まさぐるが、ここにも無い。


やや不安がよぎる・・・


(あ、そっか、部屋の中へ置いて来たんだ!!)


ふだんは買った馬券をテーブルへ置いておくことが多いので
ひとり駆け足で部屋へ戻り、机の上を見る。
前半のハズレ馬券や、後半の馬券(そのたんや予想会とかぶる時刻の馬券)も、すべてかき集めチェックするが、
なぜか6レースの馬券だけが無い。


徐々に暗雲立ち込める我が胸中。


辺りの視線も無視して、バッグを逆さにし中身を全部ぶちまける。
飴、薬入りのポーチ、100円玉、ケータイ、メガネ、ハンカチにティッシュ、赤ペン、先週と先々週のハズレ馬券などなど


やっぱり無い。
泣きたい気持ちで、上着のポケット、ズボンのポケットを、ムダだと知りつつ何度も何度もまさぐる。




わけがわからないが、払い戻しが受けられないのはもう確実だろう。


(馬券を買ってポケットに入れる時に落とした?)
(トイレの時、うっかりポケットから落ちて流してしまった?)
(部屋で誰かに盗られた?(人間、窮地に陥るとトンデモないことを考える))

ボーゼンとしつつ手元の無関係馬券を眺めるうち
不意に、「単勝9番」 の文字が目にはいる。


単勝9番、まぎれもない、シュンサチの馬券だ。


一瞬、心の中に虹色の光が差し込む。




が、なぜかそこには見知らぬ馬の名前が・・
しかも、川原でなく、下原JKの名前が・・


イヤ~な気持ちで馬券の左上を見ると、「9レース」 と印刷されている。






マークカードの記入ミスである。
6レースのつもりが、9レースにチェックを入れていた。





泣いても笑っても、もう取り返しはつかない。
ふと、いつかマンガで見た
「オバハン、オレはさっき6レースって言ったはずだぞ! 替えてくれ、替えてくれ!!」 と
馬券売り場の窓口で無理難題ふっかけるオッサンを思いだすが
私の場合は窓口でなく発見器で買っているので、この手は使えないだろう(←アホ)


あの、手に汗にぎる攻防の末勝ちきったシュンサチと川原
それを見てサイコーの気分に酔いしれていた自分


なんかもう、すべてがイヤになってしまった・・・・・・


買えば来ない
買わなきゃ来る
買って勝っても、マークカードの記入ミスでオジャン。


ふだんから相性の悪い川原騎手であるが、もうここまでくれば、永遠に「自分とは縁のない騎手」なのかも知れない。
かつては笠松でアンカツとリーディング争いをしていた超ベテラン騎手川原。
ここ園田でも最高齢ながら、木村や田中をおびやかす、私にとって憧れの騎手。
毎週こんな近くにいながら、最も遠い人なのかも知れない


まあ、そんなショックも、せっかく来てくれた大石六段の手前、なんとか振り切って明るく過ごさなければいけない。
(Nと二人だったら、腹いせのあまり殴っていただろう)

先週、園田デビューしたばかりの誘導馬アイスバーグも、ひとりでがんばってお仕事してるし(メイショウシャークは、ずいぶん長いことマコーリーの付き添いがないとダメだったが)
今週も無事そのたんと星タッチも出来たし
大スポ予想会も相変わらず楽しかったし(ノリは中途半端だが、そこがなんとも言えない味なのだ)
時間と共に、少しづつ少しづつ癒えてゆく傷口。


が、その後の馬券が当たらない。
おかしいなあ・・・そのたんと星タッチのあとは必ず取れるはずやのにと思いつつ、早くも迎える最終レース。
Nも負け越し、大石六段も第1レースのみ当てただけで、これでは来た甲斐がないだろう。
と思いつつ、ここは皆で一発逆転ファイナルレース!


しかし現実は甘くない。
Nは撃沈。
資金が底をついていた私も、大穴のクロト狙いで大ハズレ。


ところが、大石六段必殺の勝負手がまんまと決まったようだ。


「どうだった?」
「取りました」
「わー、よかったね」
「3連複?」
「いや、3連単です」

「ええっ、プクじゃなくて単?!」
「わ~、万馬券やん!!」

「ええ、500円買ってました」






というわけで、ふだんは温厚な大石六段の勝負師魂を見せつけられた一瞬だった。
聞けば、そのたんとの星タッチを2回やったとのこと。
そっかー、これからのその金は、そのたんとのダブル星タッチで決まりじゃ!!


というわけで、きょうも悲喜交々のその金ナイターでありました。
満足げにファンバス乗り場へ向かう大石六段の背中を見送ったあと、我々もクルマであれこれシャベりながら帰宅。
大石六段のおかげで、私の傷口も8割はふさがった(完全復帰にはもうしばらくかかるだろうが)

でも、なかなかオモシロい1日となりました。
おめでとう、そして



追記

たまたま見つけた動画、2分40秒あたりから園田が出ます。

走れ走れ! 地方競馬



おわり


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