ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

3756     スロージューサーと馬と常夜灯

2014-01-21 20:00:09 | Weblog


体調(逆流性)もうひとつで、なかなかブログを書く気になれなかった。



1月24日(金)

と言いつつ、この日は新春賞以来、久々の園田へ。
キンキ(新聞)のおじさんにアイサツしようと思ったら、体調が悪いらしくお休みだった。
地方競馬の関係者は年配の人も多いので、寒い季節は特に大変だろう。
しかし、園田名物ナンバーワンと言えば、なんたって、あの数百メートル先からでも聞こえてくる 「ハイ! キンキ~!!」 
おじさん、早く良くなって戻ってきてね。

場内へ入り、約3週間ぶりに馬を見たとたん、感激の涙があふれる。
自分でも、(ちょっと大げさじゃん?) と思ったが
それだけ馬はカワイイ、そして一生けん命なのだ。
久しぶりの園田屋さんでは、愛情いっぱいの卵とじうどん。
syuちゃんヤキトリも丸々1本食べたいところだが
胃の調子が治まるまでは、Nにひと切れ分けてもらうだけでガマン。
それでも満足だった。
ごちそうさま

この日も、期待の川原騎手がやってくれて(この場合の「やってくれる」は「裏切ってくれる」という意味)
おかげで2000円近くのワイドにありつき、ヘヘヘとほくそ笑んでいると
Nが9千円台の3連複でちょっとガッカリ。
しかもこの日は、いつも会う、園田通い30年という先輩女性が、目の前で単勝4千円台の3連単を当てていてビックリ!!(こういう人は絶対に大声で自慢したり踊り狂ったりしない。 あくまでクール)
一体どうやったらそんな馬券が取れるんですかと尋ねると
「新聞新聞!」 「とにかく新聞をよ~~く読むこと」 「それから、やっぱり点数はらないとね」

やはり大事なのは、「基本」「度胸」「センス」「投資」だろうか。

私なんて、まだ卵のカラも出きらずにピーピー鳴いているヒヨッコである(ピヨピヨ)
そういえば、この日の金曜は特別開催(ナイター期間以外は、基本、火・水・木の3日開催)だったので
新人さん(と思う)のパドック解説を聞いたのだが
シャベリかたが、伊丹将棋センターの村山くんにソックリだったので、密かに 「中村山」 と名付ける。
中村山さん、きょうはちょっと惜しかったけど、次回、期待しております。


夕方から用事なので、最終レースまでの馬券を買い、7R後に引き上げる。
さあ!  来週も繰りだすぞ~~(神様、インフルにだけはかかりませんように)


この日は、ネットで注文していたヒュー●ムのスロージューサーが届く日なのだが
クルマを降りてすぐ、いつもの宅急便さんがいるのに気づき
「あ、もしかしてウチのじゃないですか!?」 と声をかける(もし間違ってたら恥ずかしい行為なのだが)
するとドンピシャだった

家へ入り、早速荷解きをし、流しの上へ置く(6キロあるのでけっこう重いのだ)
組み立てが難しそうだったのでNにやってもらう。
そーじゃないよ、こーじゃないよと言いながら、なんとか完成。
慣れるまではちょっと時間が要りそうだが、うれしいなったらうれしいな!
これで毎朝ニンジンジュースをゴクゴク飲んで健康になるのだ


ちょっとお着替えして、5時過ぎに家を出る。
電車で宝塚から西北へ。

早く着きすぎて、約束の時間まで30分近くあったので
構内の本屋さんへ入る。
神社の参り方の本が目についたので、手に取ってパラパラ見ていると
ちょっとオモシロいことが書いてあったので、何気なくNを呼び
「ホラ、こんなことが書いてあるよ」 と言いながら見せると
なぜか、ものすごく不愉快そうな顔をして

「そんなん、どうでもいーやん」
「なんでそんな、いちいちメンドくさいこと言うん」

と、思いもよらぬ冷たい言葉を吐かれ背を向けられた。





「なんでそんな言い方すんの?」
「こういうのが正式なんだって、っていうだけの話しじゃん」


すると


「ちょっと最近、うるさ過ぎるで」
「もう、僕、ヘンになりそうや」








「うるさ過ぎって、こんなことぐらいで??」
「今まで言わないようにしてたけどさ、私だって、アナタと一緒の電車の時はいっつも楽しくないんだよ」
「スマホばっかり触っててさ、何を言っても返事しなくて・・・それがやっと済んだと思ったら今度は寝てばっかりいて」


「電車の中では、ふつう、しゃべらんやろ」


「え? なんで??」


「乗り物の中は、しゃべる場所やないやろ」


「??? 夫婦でも??」



「夫婦でシャベるなんて・・・・そんな夫婦、ないやろ」









「わかった!!!」
「私、もう帰るから」
「ひとりで行ってね。 Sさんによろしく言っといて」


と言い放ち、怒りに震えながら(というより、その無茶苦茶な理屈に呆れ返って)背を向け
本屋を出てトットコ歩く。


すると予想通り

「あー、もう分かった分かった」 と腕をつかまれる。


「何が分かったのよ!」

「ボクが悪かった。 でも、眠かったんやからしょうがないやろ?」

「じゃ、スマホは眠くてもやるんだね」

「あれは、眠いのをガマンしてやっとったんや(確かに将棋の棋譜を見ていた)」

「じゃあ、夫婦で喋るのは??」



「夫婦でしゃべってる人なんて、見たことない」






(あー、もしかして、これが俗に言う「倦怠期」 なのか・・・) と思いつつ
悲しさと情けなさで、開きかけた心の扉が、また音を立てて閉まってゆく・・・・



「やっぱり帰る・・・・じゃーね」




と、短時間のすったもんだがあったのだが
なんとか鎮火(でも、このあとS家との用事が無ければ、本気で帰っていたかもな)


でも、あとでよくよく考えてみると、最近のNの忙しさは心身共に尋常でなかった。
もしこれが自分だったら、こんな程度で済んでるはずがない。
こういうところにまで考えが及ばないのは、やはり妻として失格なのであろう。
ゴメンヨ、N



ということで、なんとか気を取り直して、約束の時計台へ。
そこで丁度Sさんと落ち合う。(まさか、今の一部始終、見られてなかっただろうな)


駅を出て案内されたお店は、歩いて1分もかからぬ最高の立地。
入口から店内まではシャキッと美しい野菜が並べられ
素材の良さをアピールしている。
「けっこう女性客が多いんですよ」 と言われていたとおり
店へ入ると、6、7割が2、30代の女性。
(これはオイシイ店に違いない!)
予約テーブルに座って辺りを見回すと、居酒屋というよりは
ちょっとオシャレな居酒風ダイニングという趣き。
空間をほどよく取ってあるので、人数のわりには混み合ってる感じがない。
キッシュとかチーズなど、洋物が細々と混じったオードブルも良かったが
私は、澄んだだし汁と共に頂くオデンの大根がサイコーだった。
とても大きくて、お箸をちょっと入れただけでホロリと崩れるやわらかさ。
カウンターにみごとな聖護院大根が置いてあり、これで作ってますとのこと。
あと、お造りやフグのフライ、カキや鯛の釜飯など次々戴きながら
話題は子ども達や動物の話し、「犬も鳥も人間も、みんな一緒ですねえ」 と実感するひと時だった。


結局3時間近くいたのだが、その間もお客さんはひっきりなしで
あきらめて出て行く人たちに申し訳ないほどだった。

S家の皆さま、次回はぜひ、金太郎を見にいらして下さい。
お待ちしております。


きょう行ったお店はコチラ。
阪急西宮北口(北出口)から1分もかからずアクセスは最高。
むかし、マルコ・ポーロ(知ってる人、いないだろうなあ・・・)があったところの、すぐそばです。


   常夜灯



心身共に、久しぶりにアクティブな1日でした。
Nも焼酎をかなり頂いたようで、帰宅後は早めの就寝。
この勢いで、風邪に負けずガンバりましょう。



おわり

コメント (10)
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