ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

3572   性病科・肛門科

2012-09-24 11:35:41 | Weblog
9月24日(月)

涼しくなったといっても、日中はまだまだ暑い。


午前中、ひとりでボーッとしている時、なぜか突然 「性病科」 という文字が思い浮かんだ。
理由は特にない。

以前に書いたかも知れないが、高校生の頃住んでいた家の裏に、大きな神社(けっこう有名な神社)があった。
そこへ引っ越してきてまだ間もない頃。
ひとりで神社をブラブラするうち、知らない間に境内の外へはずれてしまった。
そこは舗装されていない土の道で、両脇にはペンペン草などの雑草が生い茂っている。
人の往来のない寂しい小道で、神社の赤い柵沿いに曲がりくねりながら奥へ延びているようだ。
こういう雰囲気はわりと好きなので、その時もちょっとワクワクしていたと思う。
年じゅう日の当たらないような湿っぽい小道を進むと、間もなく神社の赤い柵からはずれ、道はいちだんと細くなった。

と間もなく、前方の小さな電柱に、「肛門科・性病科」 と書かれた看板が揚がっているのに気づく。
ドキッとすると同時に、すぐ右手に、白い小さな建物が現れた。
それは古めかしい年季の入った病院で、こっそりと、いかにも人目につきにくいという風に存在していた。
入口の壁には 「肛門科・性病科」 と書かれた看板が貼り付けられ、人の出入りする気配は無い。
辺りも人っ子ひとり見当たらず、シンと静まり返っているだけだ。
今一生けん命思い出してみると、時刻は、まだ明るい夕方頃だったと思う。
興味はあったが、さすがにひとり延々と立ちつくすわけにはいかず、結局少し立ち止まっただけでそのまま通り過ぎた。
それからあっという間に家の前の大通りへ出たのだが、ホッとしたような物足りないような、不完全燃焼に終わった気分だった。

あの界隈は今でもそのままだろうか。
神社の赤い柵沿いに延びるわびしい細道、電柱の看板、ひっそりと佇む古めかしい病院


そんなことをボンヤリと思い出しながら、「性病、肛門科」 を検索してみると
ある病院の宣伝で、来院の心得・マナーとしてこんな文が載っていた。


「性病科を受診する際に恥ずかしい、怖いと思うためか、パートナーではない友達を連れてくるひとがいます。時にはご一家みなさまでこられることがありま す。ほかの患者様はあまり多くのひとと会いたくないと考えていらっしゃることもありますので、できるだけ患者様とパートナーの方だけにして、待合室で大き な声で談笑したり、飲食されたりなさらないでください。診療に支障をきたしたり、ほかの患者様にご迷惑となる場合は退去していただくことがあります。ま た、酒に酔ってのご来院もお断りいたします。」


ちょっと想像がつきにくいが・・・こんなものなのだろうか。


それにしても、先日、洗たく機でダメにしてしまい再びネット注文した怪談徒然草がまったく届かない。
もう2週間近く経つのになあ。
やっぱりフシギな本だ。



おわり
コメント (6)
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