愛媛に滞在中は何かと多忙で、このところなかなか山歩きも出来ていません。しかし、山野草の宝庫である皿ヶ嶺で咲き始めているであろう花々が気になって仕方がなかったので、夕刻に時間を取って2時間程登山沿いのお花畑を歩きました。季節の進行が早い今春ですので、皿ゖ嶺の花々も随分と咲き進んでいるだろうと思っていましたが、思ったほどには咲き進んではおらず初夏の貴重な花々がやっと咲き始めた頃合という感じでした。〔4月28日(金)〕
↓ 上林森林公園の駐車場に車をおいて、新緑が美しい皿ヶ嶺の森の中のお花畑を周遊しました。
↓ 最も気になっていたクマガイソウ(ラン科アツモリソウ属)は、登山口近くの見本畑で蕾が膨らみ始めていました。5月上旬には開花しそうです。
↓ 山上の群落は、まだ芽が出て間がない頃合のようで、開花時期は例年とあまり大差がないかも知れません。
↓ 上林森林公園の風穴付近にはまだミツバツツジ(ツツジ科ツツジ属)が咲き誇っていました。
↓ 新緑に包まれた春の風穴の佇まいです!
↓ 風穴の脇にワチガイソウ(ナデシコ科ワチガイソウ属)が咲いていました。
↓ お花畑ではイチリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)が咲き始めていました。別名の「ウラベニイチゲ」の通りに咢の裏側にはほんのりと紅が差しています。
↓ ヤマブキソウ(ケシ科ヤマブキソウ属)もポツリポツリと咲き始めていました。
↓ 大木の節穴にもヤマブキソウが根を張って咲いていました!
↓ ヤマルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)が開花して、瑠璃色に輝いていました。
↓ 春のお花畑を占拠していたハシリドコロ(ナス科ハシリドコロ属)の花がまだ残っていました。
↓ シコクカッコウソウ(サクラソウ科サクラソウ属)も咲き始めて、登山道沿いを明るくしていました。
↓ シコクスミレ(スミレ科スミレ属)も群落をなして咲き始めていました。