梅雨入りの頃になると山に咲くいろいろな花の様子が気懸かりとなります。その一つが恐羅漢山のサラサドウダン(ツツジ科ドウダンツツジ属)。決して珍しい花ではありませんが、恐羅漢山から旧羅漢山への稜線上に鈴なりとなって咲く姿に魅力を感じます。気にしているばかりではどうにもなりませんので偵察がてら出掛けました。〔6月4日(木)〕
↓ 恐羅漢の稜線を淡紅色に彩ってサラサドウダンは咲いていました。今年は全般に不作のようで、花の数が少なく、殆ど花を付けていない木もありました。
↓ まずは恐羅漢山(1,346.4m)に登り、旧羅漢山へと続く稜線を辿ります。
↓ 稜線の登山道沿いにサラサドウダンの木が点在しています。例年はその木が満身花で覆われるのですが、今年は疎らな状態でした。
↓ 房をなして咲く花ですが、ひとつひとつの房に付く花の数も少なめのようです!
↓ 木によって花の色合いが微妙に異なることもこの花の魅力です。これは花の付き具合が比較的良い状態でした。
↓ まだ梅雨入りに至らない広島です。稜線上の空は雲が取れてきて夏空という感じになってきました。
↓ 旧羅漢山々頂(1,334m)まで足を伸ばしました。
↓ 旧羅漢山ではオオヤマレンゲ(モクレン科モクレン属)の状態をチェックしました。花の芽は沢山付いており期待が持てます。まだ固い蕾の状態で、見頃を迎えるのはまだ2週間程先ではといった感じでした。