修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

梅雨の中休み、雲月山を歩く

2020-06-23 08:29:06 | 山歩き

 例年通りに妻のチャコと梅雨の中休みの雲月山(911.2m)を歩きました。広島県北広島町にある島根県境の笹原が広がる山です。周回路に咲くササユリ(ユリ科ユリ属)を楽しみにしての山行ですが、最近はその数がめっきりと少なくなってきていますが、さて今年はどうだったでしょうか。〔6月22日(月)〕

↓ 広島、島根県境の雲月峠に近い登山口から登山のスタートです。3日続きの晴天、昼前の気温はもう30℃近くでした。

↓ この時期の雲月山を飾る花の代表格はウツボグサ(シソ科ウツボグサ属)です。

↓ なかなか現れなかったササユリでしたが、岩座山ピークへの上りの笹原で先ず一株見付けました。

↓ 一つ目のピークの岩座山です。木のベンチが設置されていますが、笹に包まれており利用を断念!

↓ 岩座山のピーク付近から見た雲月山々頂(911.2m)へと続く稜線部の眺望です。

↓ 岩座山のピークから一旦鞍部に下り、2つ目のピークの高山へと上り返します。急傾斜のちょっときつめの上りです。

↓ 高山のピークへの上り斜面に張り付いていたヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属)越しに雲月山々頂が望めました。

↓ 高山のピーク直下の草原にピンクのササユリが一輪咲いていました。

↓ 高山のピークから島根県東部の山並みを眺めました。伯耆大山は微かに見えるが見えないかと言ったところでした。

↓ 日本二百名山の三瓶山のシルエットは捉えることが出来ました。

↓ 高山のピークから雲月山々頂へと続く稜線部です。

↓ 高山のピーク周辺では数輪のササユリが咲いていました。

↓ ウツボグサと共にこの時期の稜線部を彩るのがノアザミ(キク科アザミ属)です。花の盛りは過ぎて枯れた花が多くなっていましたが、蝶や蜜蜂はまだ盛んに密を啄んでいました。

↓ 雲月山(911.2m)の山頂です。無人の静かな山頂でした。ここでちょっと遅いランチタイムを取りました。日陰はありませんが、吹く風が涼しく辛抱出来ました。

↓ 雲月山々頂から俯瞰した芸北の樹海と西中国山地の山並み!梅雨中休みの気持ちの良い青空が広がっていました。

↓ 周回路を彩るナツハゼ(ツツジ科スノキ属)です!

↓ 周回路後半の樹間から岩座山のピークを見上げました。

↓ 周回路の後半部では従来多くのササユリを見ることが出来ましたが、この日はこの一輪と小さな蕾を一つ見ることが出来ただけでした。花のない株が散見出来たで来年以降はまた楽しみですが、今年の不作の原因の一つは登山道の草刈りにあるかも!?

↓ 周回路から見た岩座山と高山のピークです。梅雨中休みの青空と笹原の緑が見事に調和していました。

↓ 周回路沿いに咲くコアジサイ(アジサイ科アジサイ属)はもう花期の終盤近しといった感じでした。

↓ この日の最終局面の仲の谷から東屋下の駐車場への上りで出会った白いササユリです。

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