ユキワリイチゲ咲く安田の里を後してそこから約9㎞離れた広島県庄原市総領町のセツブンソウの自生地を訪ねました。スプリングエフェメラルのホッピングとは嬉しくも楽しいものです!総領町ではNPO法人節分草保存会の活動により7か所のセツブンソウ自生地が公開され、県の内外から多くの愛好家の人々を集めています。例年はこれから見頃を迎える頃合ですが、暖冬の今年はもう開き切った花がピークアウトしそうでした。ちょっと遅めの訪問となってしまったようです。〔2月24日(月)〕
↓ 見事に花開いたセツブンソウ(キンポウゲ科セツブンソウ属)の群落です。
↓ セツブンソウは旧暦の節分の頃に花開く、春告げ花として多くの人々に愛好されています。
↓ 開き切ったセツブンソウの花の蜜を求めて小さなミツバチが花のと間を転々と飛び回っていました。
↓ 凛として咲く二輪! 5枚の花弁のように見えるのは、この花もまた咢片とのこと!
↓ 開き切った群落を後方から眺めました。
↓ 今シーズンは早くから開花して訪れる人々を楽しませてくれているようです。今年の自生地の公開期間は2月15日(土)~3月8日(日)で、最終日の3月8日(日)には節分草祭が開催されるとのことです。
↓ セツブンソウには変わり花もあります。これは斑入りの花です。
↓ こちらは斑入りというより、ピンクの花がほかの花々に交じって咲いていました。
↓ 八重のセツブンソウです。沢山の群落の中から変わり花を探すのも楽しいものです!
↓ セツブンソウの自生地を訪ねながら、その道筋でその他の早春の花々に会うのも楽しいものです。これはフクジュソウ(キンポウゲ科フクジュソウ属)です。
↓ ミツマタ(ジンチョウゲ科ミツマタ属)の花が開き始めていました。
↓ ここにもセリバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)が咲いていました。
↓ 総領町を流れる田総川の土手にキズイセン(ヒガンバナ科スイセン属)が花開いていました